給料が不満だけど続けている理由

今の仕事での唯一の不満は給料だ。安い。ほぼ最低賃金で働いている。
求められる能力はビジネスレベルの英語と日本語、3年以上の業界経験、パワポやエクセルなどの操作、広告やイベント運営に関する諸々の知識など多岐に渡る。にも関わらずマックのアルバイトとほぼ変わらない賃金だ。残業を考慮して時給換算すると最低賃金を下回る月もある。

一方で、仕事内容と人間関係には満足している。
日本の文化や商品をイギリスにPRするというコンセプトの元に展開する広告やイベント運営は楽しいし（しんどいけど）やりがいもある。今後のキャリアアップにも繋がると思う。
一緒に働くメンバーは皆さん雰囲気良い。会社では自分が1番下っ端だけれども雑に扱われることはなく、丁寧かつフレンドリーに接してくれる。

仕事を続ける上で大切な3要素は仕事内容、人間関係、給料と言われている。
これら3つの内2つに不満を持ち始めると転職を考え始めるという。
全てに満足できる職場環境は稀だが、現状2つの要素には満足できているから、まあ良いかなと考えている。前職では3つの要素全てに程度の差はあれど不満を感じていたから、それと比べると大きな進歩だ。

そうは言っても、やはり気になるのが給料。東京で同じような仕事をしている同年代の給料と比較すると圧倒的に低い。やりがい搾取という言葉が頭をよぎる。悔しくなったり虚しくなる時もある。でも今はこの会社をしばらくは続けて、数年後により待遇の良い環境にアプライできる様にスキルを積み上げる修行期間だと捉えている。