俳句、川柳、短歌過去作まとめ1

過去に自分が詠んだ作品を紹介します。
基本的にほのかにいやらしい作品が多いです。また、解釈についてはここでは省き、基本的に読者様の解釈に委ねます。

では、どうぞ!

剃り痕に 彼を想いて 赤み撫で
浜辺に駆ける 初心な患い

身を結び 胸に伝ふる 頬の熱
敷布の皺に しみる紅

あわよくば 色の透けたる 白浴衣

縁日の 花を眺むる 待ち人の
横顔にこそ 咲くと笑えり

帯解き 覆いかぶさる 乳飲み子に
啼かされ続け 夜も眠れず

花散らし 絹肌に垂るる 白濁の
熱に褥は 色を変えつつ

風吹かば ガウチョに透ける 桃の実の
艶に見惚れて 足を留めて

薄衣 たわわな実りに 情も揺れ

カフェ帰り 苦み含みの キスの味
共に帰るも 笑みはこわばり

ポンと押し ピュッと飛び出す シャンプーに
かつての若さ ふと思わされ

偽りの 愛と知りつつ 腰を振り
動かぬ妻の 髪をかき撫で

見た目良し 慎み深き 我が妻は
生まれも育ちも オリエント製

インスタに 載せる前に 雪化粧

今回はここまで!
これらの作品の解説等はカクヨムにて随時更新中の拙著、「艶歌集」( https://kakuyomu.jp/works/1177354054886971127 )で語っております。
※一部の作品については語を改めている場合あり。

次回以降も目を通して頂ければ励みになります!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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