魔界都市へ行く

困惑した皆様、失礼したのです、青鳥(あおどり)なのです。

菊地秀行著「魔界都市シリーズ」なんていう作品群があるのです。青鳥の好きなシリーズだったのですが、そのなかで新宿がでてくるのです。
つまり「魔界都市〈新宿〉」なのです。

昨日行ってきたのですが、桜餅のインパクトにやられてしまい、本日記事にするのです。
青鳥の生息地域からは少し遠くて、どうしようかなあ、なんて思ったのですが、気になるから GO! なのです。
降り立ったとき思ったのは、ホームが大きい。なんか線路がたくさんある。
これは、ウカツに動いたら迷うのでは?
なのです。
一応前日にグーグル先生に相談してルート確認をしたのです。
とりあえず、東口、なのです。東口に行けたら、おそとへ行けるのです。
と、ビクビクしながら案内板とスマホを握り締めていたのですが、案外そこは簡単でした。

問題はおそとに出てから、なのです。全く方向がわからないのです。当然なのです、初めて来たのですから。
それでもなんとか歩き出すのです。
目的は「花園神社」なのです。スマホ片手にちょっと迷いながら、辿り着いたのです。
朱色と白がキレイな社殿なのです。
以外だったのが、こんな都会の中にあって結構敷地が広いこと。お手入れが行き届いていること、なのです。
新宿にこんなお社があるとはびっくり、なのです。
勿論、ご挨拶はきちんと済ませるのです。結構時間をかけてお参りをしたのです。
敷地にお稲荷さんと、隅の方に小さいお社が祀られているのですね。そちらはいかなかったのですが、まあヨシとしましょう。

次はゴールデン街なのです。メディアに取り上げられているし、興味があったのです。行ったのは午後の時間なので、お店は閉まっているのですが、その片鱗は感じ取ってきたのです。
すごいですね、あんな狭いところに小さなお店が肩を並べているのです。けれど建物が老朽化しているのを見て、いつまであの風情があそこにあるのかなぁ、なんて心配してみたり。
あれを見ると、キレイなビルの中で営業するのは、なんか違う感じ、なのです。
初めて行ったけれども、あの猥雑な空間は本当に面白い、と思ったのです。夜は人があふれるのでしょうね。パワフルな空間、なのです。秩序が無さそうで有るあの空間は、異空間、なのだな、と思う青鳥なのです。
午後の光のなかでさえそう思うのだから、夜になると本当にそうなるのでしょうね。
ゴールデン街という異空間で迷子になったら、どこに辿り着くのだろう、という興味が沸いてくるのです。
戻って来れるのかなぁ・・色々なイミで。

サクッと道路を歩いただけですが、強烈でした。きっと生き字引みたいな方も、あの中にはいらっしゃるはず。うーん、お話を聞いてみたいところです。

お隣のいやに立派な新宿区役所を横目に、また東口へ戻るのです。

なんだかさりげなく観光気分もとい聖地巡礼、なのです。東京に住んでいるのだから、行こうと思えば行けるんだ、ということを改めて感じた青鳥の一日、なのです。

あ、歌舞伎町、忘れた。
ま、いつでもいっか、なのです。


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