はとさんのあゆみ
今日は微妙にお天気がすぐれなかったのですが、まあ、それなりに温度はあったのでヨシとする青鳥(あおどり)なのです。
昨日は鴉さんのお話でしたが、今日はハトさんのお話、なのです。
鳩はどこにでもいる、身近な鳥さんです。が、東京のハトさんは、ひと味違うよう、なのです。
びびらない。
どんなに近くに寄っても、平気で地上をおさんぽするのです。
東京の生息地域のハトさんたちは、見事に堂々としているのです。
駅前の広場でも、堂々と二本足で歩くのです。
駅のホームでも、その態度は変わらないのです。
ちょこちょこ歩き回るのです。
電車の発着があろうと、人が激しく歩き回っていても、お構い無しなのです。
ホームの主か! と、ひとりツッコミを心のなかでしてしまうのです。
そんなハトさんですから、おちゃめな姿も見せてくれるのです。
日中の人の少ない時間帯だったのですが、ハトさん、ホームをテクテク歩いていたのです。
すると、反対方向に電車が滑り込んで、出入り口の扉が開いたのです。
テクテクしているハトさん。
なんとなく目で追っていると、てくてく電車の中へ入り込んだのです。
いや、待て。
それ無賃乗車!
なのですが、気に入らなかったのか、扉が閉まる前に軽く羽ばたいてホームに戻ってきたのです。
ハトさん、ナイス判断。
無賃乗車は回避されたのです。
東京のハトさんも賢いなあ、なのです。鳥類として、鼻が高いのです。
まあ、そんなハトさんがいる地域で暮らしている鳥類仲間の青鳥なのです。