適切な距離と命のふんばり

今日は朝から日常の用事に追われていた青鳥(あおどり)なのです。
お天気が良くて、助かるのです。
日中はコートが要らなくて、薄手のカーディガンを羽織ってふよふよ、なのです。

昨日、ふと思い立ったのです。
「なんか、花、買って帰ろう」
なのです。

花を買って帰る、なんてしたことないのです。そもそも飾らないし、花瓶ないし、なのです。
けれども。
なんとなくそんなことを思い立ったので、まずは100均の大きめメイソンジャーを花瓶替わりに購入、そして鑑定帰りの最寄り駅で小さなブーケを持ち帰り、なのです。

おうちできちんとセットしたら、以外にもバランスがいいのです。自画自賛なのです。
白いガーベラと白いカーネーション、元は白であろう染色された青い小さめの花。
一晩たち朝見たら、一本の青く染められた花が萎れているのです。
他は元気なので目立つのです。
茎が力なく、このままでは保たないなあ。
なんて思ったので、茎の長さ5センチのところから切り離し、ジャストサイズのジャムの小瓶があったので、それに水を張り活けたのです。

緊急避難処置、なのですが本当に茎がしおしおで花を支えられなく、葉っぱで立たせて様子を見ることに。
買い出しから帰ってくると、なんだか茎がピーンとしているような。
持ち上げてみると、茎にしっかりとした固さが戻っていたのです。

きっと、萎れてしまった一本にとって、5センチの茎の長さなら水を吸い上げる力が残っていたのだ、そんなことを思うのです。
花は昨日から変わらずにイキイキしていたのだから、生きる力はあったのです。

あのとき見捨てずに切り離した今日の自分グッジョブ、なのです。
ちゃんと処置をしたら、命って頑張るんだなあ、なんて改めて思い返している青鳥なのです。

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