雨が降ると色が変わる

今日は雨が優勢な一日で、生息地域で巣籠もりしていた青鳥(あおどり)なのです。
そんな雨の中、食材は買いに行くのです。

鳥類が外に出たときは、雨は一休み中で、細かな霧雨状になっていたのです。
大きな傘を手にしたはいいものの、きつく閉じたままお店に向かうのです。
桜はとうに散ってしまっているけれども、葉桜も良いもの、なのです。

葉桜にも、他の植物にも、等しく雨は注がれて、樹の表面が黒っぽくなるのです。
沈んだ色合いが、一気に涼やかさを演出するのですが、今日はそんなに寒くはない。
だから視覚で楽しむ沈んだ色合い、なのです。
花びらに点々と載っている水玉は、軽やかで、夏のキラキラ光るきれいな水で出来たお菓子のよう。

そんな道をお店に行って、両手に重いエコバックに、開かない傘を手に歩くのです。
一応踝長靴も履いているので、雨対策はばっちり、なのですが雨に濡れずに帰宅。
おうちでまったりしていると、窓に、隣の屋根に飛沫をあげる雨粒が。

タイミングよく買い物に行けて、ほっこりラッキーな鳥類。
このくらいの雨の量なら、愛でることができるのになあー。なんて鳥類に都合の良いことを考えていた青鳥、なのです。

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