身の回りから去っていくモノ

今日は買い出し、なので赤いショッピングカートを引いて、重いものを買いに行くのです、青鳥(あおどり)なのです。

米にみりんに大根に・・他にも色々買うと、カートがないと持ち帰れないのです。
カートにいれてもそれなりの重量になるので、重いのです。

食べれば食材は無くなるし、日用品だって減っていく、のは当たり前、なのです。
その方法とは別に、違う形で身の回りから無くなっていくものもあるのです。

その一つにアクセサリーがあるのです。
いつも身に付けているもの、なのですが何処かで体から離れてしまうこと、良くあるのです。
イヤリングは、結構落としたのです。
その度に片方が残り、途方に暮れるのです。
今回は、ブレスレット、なのです。
以前記事にした、ハウライトのブレスレット、気がついたら腕から消えていたのです。
何処で落としたのか、腕から離れていったのかわからない、そんなお別れでした。

頂き物だったので、大切に右腕にしていたのですが、どこぞに旅だってしまったのです。
大切なものが身の回りから消えるとき、いつも思うことがあるのです。

その物体は、今の自分にはもう合わなくなっている、ということ。
そして、何らかの厄災を持っていったのかな? ということ。

そう考えるようにして、鳥類から卒業してしまったブレスレットにありがとう、とお別れをしたのです。
まあ、自分が不注意だったから何処かで落としたのですが、それは棚の上に置くのです。

右腕には自分で買った青翡翠のブレスレットだけが残ったのです。
いつもセットで腕にしていたのに、なんだか、スースーするような、軽くなったような、そんな妙な感覚にまとわりつかれている青鳥、なのです。


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