手持ちにジョーカーはなくても、お花は持っている

今日は「開運館 上野マルイ」にて鑑定してきた青鳥(あおどり)なのです。
特に何もなく、上野に着くのです。
アクシデントを待っている訳ではないのです。というか、そんなことは無いほうがいいのです。

大抵の人は、日々をつつがなく過ごせることに喜びがあるのです。たぶん。
大抵の人には、自分の手元に配られたカードに、ジョーカーなんて無いのです。
だから、身の丈にあった生活をしていくのです。
それでも、気持ちとしては「ジョーカー欲しいなあ」という願いはあるのです。

真っ白いカードを手に入れてジョーカーと描いても、それはジョーカーではないのです。
悲しいほど似ていないし、他人に見せても認知されないのです。
それどころか「かわいそうなヤツ」という烙印を押されてしまうのです。

ジョーカーの代わりに人は「技能」を持つのです。
それでもしんどいのなら、いっそのこと「なにも持たない」という技もあるのです。
何を選んで、何を選ばないのかはその人次第。

けれども、と思うのです。
鳥類はなにも持ってはいないけれども、お花は持つことできたな、なのです。
おうちに飾ってあるし。
なにもないなら、お花を愛でる、そんな気の逸らしかたでもいいか、なんて逃避をする術は持っていたな、なんて気がついた青鳥なのです。

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