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hiilagram
家
この家での普通。
当たり前。
なんだろう。
こんなに大変だなんて、思わなかった。
乗り越えられると思っていた。
他人の家に入っても、愛する人がいれば大丈夫だと思っていた。
甘かった……。
ひとりぼっち。
近いからこそ感じる孤独感。
私の当たり前が当たり前じゃなくて、
相手の普通が私にとって普通じゃなくて。
故郷に、帰りたい。
あの頃に、還りたい。
家を飛び出して、行くとこなくて、
なぜだか分からないけど、コンビニにかけこんで、ホットドッグを買った。
店員さんの「温めますか?」
優しい声……
「はい。お願いします」
涙声になっちゃった。
ホットドッグを買う、半泣きの客。
びっくりしちゃうよね。
店員さんの話のネタくらいにしてくれたら、少しは救われるのかな。
車のなかで、ホットドッグ食べてコーヒー飲んで。
お腹を辛みと甘味で満たして、流す涙でデトックス。
そんな、朝の一コマ。
![](https://assets.st-note.com/img/1654232453775-xvg5l0nfM2.jpg?width=1200)
と、ここまで書いてから、電話がかかってきて家に帰って、ひともんちゃく。
私の生き方に課せられた課題。
でも、負けない。
ちゃんと前を見据えて、歩くんだ。
私の人生は、私のものだもんね。