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【第4回】Pythonのループ処理(range関数を使った繰り返し)

ループ処理を行うとき、range関数を使うと簡潔に回数を指定できる。特定の回数だけ処理を繰り返したり、数値の範囲を指定したりする場合に便利です。

Pythonでは、for文と組み合わせてrange関数を使うことで、繰り返し処理を効率的に記述できる。この記事では、Ubuntu環境でviを使いながら、range関数を活用したループ処理について解説します。


1、range関数の基本

range関数は、指定した範囲の整数を順番に生成します。

for i in range(5):
    print(i)

このコードを実行すると、0から4までの整数が出力されます。

例:

0
1
2
3
4

2、開始値と終了値を指定する

range関数は、開始値と終了値を指定することもできます。

for i in range(2, 6):
    print(i)

例:

2
3
4
5

3、増分を指定する

デフォルトでは1ずつ増加するが、増分を指定することで、異なるステップでカウントできます。

for i in range(1, 10, 2):
    print(i)

例:

1
3
5
7
9

4、range関数とリストの組み合わせ

リストのインデックスを使ったループ処理にもrange関数を活用できます。

items = ["apple", "banana", "cherry"]

for i in range(len(items)):
    print(f"{i}: {items[i]}")

例:

0: apple
1: banana
2: cherry

まとめ

  • range関数を使うと、指定した範囲の数値を簡単に生成できる。

  • 開始値、終了値、増分を指定することで柔軟なループ処理が可能。

  • リストのインデックスと組み合わせて活用できる。

  • Ubuntu環境ではviエディタを使ってPythonコードを編集し、python3 ファイル名で実行できる。

range関数を使いこなすことで、繰り返し処理をシンプルに記述できる。実際に試して、使い方を覚えよう!


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