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【第5回】Pythonのリスト内包表記で効率的にデータ処理

Pythonでは、「リスト内包表記(List Comprehension)」を使うと、簡潔にリストを作成できる。通常のforループを使ったリストの作成に比べて、コードが短く、可読性も向上します。

この記事では、Ubuntu環境でviを使いながら、リスト内包表記の基本的な使い方を解説します。


1、リスト内包表記の基本

リスト内包表記は、リストを生成する簡潔な方法です。

numbers = [i for i in range(5)]
print(numbers)

例:

[0, 1, 2, 3, 4]

2、条件付きリスト内包表記

if文を組み合わせて、特定の条件を満たす要素だけをリストに追加できます。

even_numbers = [i for i in range(10) if i % 2 == 0]
print(even_numbers)

例:

[0, 2, 4, 6, 8]

3、if-elseを使ったリスト内包表記

if-elseを使うと、条件に応じて異なる値をリストに追加できます。

labels = ["even" if i % 2 == 0 else "odd" for i in range(5)]
print(labels)

例:

['even', 'odd', 'even', 'odd', 'even']

4、ネストしたループのリスト内包表記

リスト内包表記は、ネストしたループにも対応できます。

pairs = [(x, y) for x in range(3) for y in range(2)]
print(pairs)

例:

[(0, 0), (0, 1), (1, 0), (1, 1), (2, 0), (2, 1)]

まとめ

  • リスト内包表記を使うと、forループを簡潔に書ける。

  • if文を組み合わせると、特定の条件を満たす要素のみを抽出できる。

  • if-elseを使うことで、条件に応じた値を設定できる。

  • ネストしたループもリスト内包表記で表現可能。

  • Ubuntu環境ではviエディタを使ってPythonコードを編集し、python3 ファイル名で実行できる。

リスト内包表記を活用して、より簡潔で効率的なコードを書いてみよう!

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