
【第7回】文字列の操作(長さ・切り取り・置換)
こんにちは!
Pythonでは、文字列の「長さを調べる」「一部を取り出す(切り取り)」「別の文字に置き換える(置換)」といった操作ができます。今回は、それらの方法をやさしく解説します!
1、文字列の長さを調べる
文字列の長さ(何文字あるか)を調べるには、len() を使います。
例:文字列の長さを調べる
まず、viでPythonスクリプトを作りましょう。
vi string_length.py
i を押して編集モードにし、次のコードを入力します。
text = "Pythonプログラミング"
length = len(text) # 文字列の長さを取得
print("文字列:", text)
print("文字数:", length)
編集が終わったら Esc を押し、:wq で保存・終了します。
ターミナルで実行してみましょう。
python3 string_length.py
実行結果
文字列: Pythonプログラミング
文字数: 13
※ 全角文字(日本語)は1文字としてカウントされます!
2、文字列の一部を取り出す(切り取り)
文字列の一部を取り出すには、スライス([]を使う)を使います。

例:スライスで文字を切り取る
vi string_slice.py
text = "Pythonプログラミング"
print("最初の6文字:", text[:6])
print("7文字目から最後まで:", text[6:])
print("後ろから3文字:", text[-3:])
実行すると、次のような結果になります。
最初の6文字: Python
7文字目から最後まで: プログラミング
後ろから3文字: ミング
3、文字列の置き換え(置換)
文字列の中の特定の部分を別の文字に変えるには、replace() を使います。
例:「Python」を「Java」に置き換える
vi string_replace.py
text = "私はPythonが好きです。"
new_text = text.replace("Python", "Java") # "Python" を "Java" に置き換える
print("元の文字列:", text)
print("置き換え後:", new_text)
実行すると、次のようになります。
元の文字列: 私はPythonが好きです。
置き換え後: 私はJavaが好きです。
まとめ
len(文字列) で文字数を調べられる
text[開始:終了] で文字列の一部を取り出せる(スライス)
replace("変えたい文字", "新しい文字") で置き換えできる
次回は、「リストの基本(複数のデータを扱う)」について解説します!