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【第2回】Pythonの複数の条件(elifと論理演算子)
プログラムでは、条件分岐を使ってさまざまな処理を制御することが多い。例えば、数値が特定の範囲にあるかどうかを判定したり、複数の条件を組み合わせたりする場合がある。
Pythonでは、elifを使うことで、複数の条件を順番にチェックできる。また、**論理演算子(and、or、not)**を活用すると、より複雑な条件を扱うことができる。
この記事では、Ubuntu環境でviを使いながら、elifと論理演算子の基本を解説する。
1、elifを使って複数の条件を判定する
if文だけでは、2つの分岐しかできないが、elifを使うことで、複数の条件を順番にチェックできる。
num = 75
if num >= 90:
print("優秀")
elif num >= 70:
print("合格")
elif num >= 50:
print("もう少し")
else:
print("不合格")
このコードでは、numの値に応じて異なるメッセージが表示される。
例:
合格
2、論理演算子(and、or、not)を使う
複数の条件を組み合わせる場合、論理演算子を使う。
and(かつ):両方の条件がTrueのときに実行する。
or(または):どちらかの条件がTrueのときに実行する。
not(否定):条件のTrue/Falseを反転させる。
age = 20
score = 85
if age >= 18 and score >= 80:
print("条件を満たしました")
例:
条件を満たしました
orを使うと、どちらかの条件を満たせば処理が実行される。
is_member = True
spend = 3000
if is_member or spend >= 5000:
print("割引適用")
例:
割引適用
notを使うと、条件を反転できる。
is_logged_in = False
if not is_logged_in:
print("ログインが必要です")
例:
ログインが必要です
まとめ
elifを使うと、複数の条件を順番にチェックできる。
and、or、notを使うと、条件を柔軟に組み合わせられる。
Ubuntu環境ではviエディタを使ってPythonコードを編集し、python3 ファイル名で実行できる。
条件分岐を理解すると、より柔軟なプログラムを作成できるようになる。実際に手を動かして試してみよう!