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【第7回】Pythonの引数と戻り値(関数の柔軟な使い方)

Pythonでは、関数に引数を渡したり、関数から戻り値を受け取ったりすることで、より柔軟なプログラムを作成できます。この記事では、Ubuntu環境でviを使いながら、関数の引数と戻り値について解説します。


1、引数を使った関数

関数に引数を渡すことで、異なるデータを処理することができます。

def greet(name):
    print(f"Hello, {name}!")

greet("Alice")

実行結果:

Hello, Alice!

2、複数の引数を持つ関数

複数の引数を渡すことも可能です。

def add(a, b):
    return a + b

result = add(3, 5)
print(result)

実行結果:

8

3、デフォルト引数

デフォルト引数を設定すると、引数を省略した場合にデフォルトの値が適用されます。

def greet(name="Guest"):
    print(f"Hello, {name}!")

greet()
greet("Bob")

実行結果:

Hello, Guest!
Hello, Bob!

4、キーワード引数

関数を呼び出す際に、引数の順番を指定せずに渡すことができます。

def introduce(name, age):
    print(f"My name is {name} and I am {age} years old.")

introduce(age=25, name="Alice")

実行結果:

My name is Alice and I am 25 years old.

5、可変長引数

可変長引数を使うと、不特定多数の引数を受け取ることができます。

def sum_numbers(*args):
    return sum(args)

print(sum_numbers(1, 2, 3, 4, 5))

実行結果:

15

まとめ

  • 引数を使うと、関数の柔軟性が向上します。

  • デフォルト引数を設定すると、引数の省略が可能になります。

  • キーワード引数を使うと、順番を気にせずに引数を指定できます。

  • 可変長引数を使うと、複数の値を受け取ることができます。

  • Ubuntu環境ではviエディタを使ってPythonコードを編集し、python3 ファイル名で実行できます。

関数の引数と戻り値を活用し、効率的なプログラムを作成しましょう!

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