シーリングスタンプ[封蝋]を入手した話
この記事はシーリングスタンプを入手した人が喜んでる記事です。レクチャーとかではなく、ただ楽しそ~にしてる感想です( ᷇࿀ ᷆ )Happy!
シーリングスタンプとは?
手紙や文書の場合は印璽(シール)で刻印することで、中身が手つかずである証明を兼ねる(中略)現代においてはラッピングやグリーティングカードの装飾として使われることも多い(Wikipediaより)
蝋燭を使う、ヨーロッパ発祥の判子ですね。
西洋が舞台のドラマやアニメで見かけるやつ。格好良い!やってみたい!という想いが燻り続けていました。でもどこで購入するの?
それな。
エルバン、ルビナートなど海外製品も豊富な中、踏ん切りがつかない!うろうろサイトを巡った末に私が購入したのはWitch Craft Gardnさんでした。
国内のシーリングスタンプ専門の通販サイトです。今回お迎えしたセットは以下の通り。①ハンドル(柄)②[K]のスタンプ(印璽)③粒状タイプのワックス。送料込みで五千円くらい。
Witch Craft Gardnで買ったスタンプってどうなの?
結論から言うと良き買い物でした。
今年の一月に同店がセール開催中、公式サイトの世界観が凝っていて素敵!専門店なので柄も印璽も種類が豊富!決定!が購入までの経緯です。
とりわけ、混色の封蝋が目新しい。私の探した範疇で取り扱っていたお店は此処だけ。
[The winter sky]曇天、積雪、冬の窓辺、星煌めく夜を表す色を混ぜました。
真冬の一月だからこそ購入すべき品に違いない。現在は売り切れとなっています。再販してほしい……。
ポン!
ほ~らね、この通り。上記三点の他、火とスプーンがあれば良い。専用の炉も存在するけれど、必須では無いです(ただ専用の品を使う方がいい、とも思います)
The winter sky、実践するまでシルバーやゴールドの蝋を購入したほうがよかったかな?と悩んだ瞬間もありました。つやつやに輝く蝋の動画とかいっぱいあるんですよ…それが羨ましくて。だけど沢山の蝋を買ったところで仕舞い込むなら勿体無い。しかし一切は杞憂でした。火に溶け出すとにわかに蝋が煌めきだし、以前までは羨むばかりであった、美しい光沢が現れたのです。この混色に不足はない、完璧にして最高の選択だった!
火を使うわけだけど……
封蝋の特徴として火を使います。グルーガンタイプなど火気の心配がない品もありますが、私は雰囲気を楽しみたいのでクラシカルな手法を選択。火が不安な人はワックス用グルーガン買ってね!
火に翳す様子。蝋は沸騰させると気泡が出来るから早めに垂らすのがコツだそうです。……スプーンの背面は煤で真っ黒になる。軽く拭えば取れるけれど、蝋はすこし冷めると固く張り付いてしまいました。私は再び火に軽く晒し、キッチンペーパーで蝋を拭い取りました。こういう後始末とか煤、使わないと意識しないから面白い。
取り出したランプがウッドウィック仕様なので、火を灯すと暖炉から聞くような音がします。そこへ匙を翳し、蝋の色が混じり合うのを眺める……のんびり音を聞きながらわくわく蝋を垂らす時間、贅沢。これが欲しかった~体験したぞ、実にいい感じだ!
押したあと、メヂョ……と若干の抵抗を感じつつスタンプを離す感覚も好き!印璽部分を保冷剤で軽く冷やすと蝋が入り込んで溝を埋めてしまうアクシデントを回避できるそうです。
The winter skyは組み合わせにより青みの強いものから大理石のような封蝋まで作り出せました。単色もやってみたい!封蝋をお手紙に使用するのが楽しみです。(1/9)
マジックで着色するぞ!
印璽が見えにくい、マーブル模様だと猶更に問題。脱却するのが油性マジックで凹凸の凸部分だけ塗る、という手法。
こちらはシルバーのインクで塗ってみました。Kがはっきり見えるようになった…!驚きの不器用なので塗り込みすぎとかインク出すぎとかありますが、そこは慣れるにつれ改善されると信じて繰り返してみます。ともかくも五千円程度で夢と浪漫を購入できて、年始から楽しかったです!(1/10追記)
お正月くじの当選品が来た
1/1~1/3にかけてWitch Craft Gardnさんではお正月のセールとTwitterRTキャンペーンが行われていました。私は2等/柄&スタンプに当選しました。
組み合わせはランダム、どんなスタンプかな?と楽しみにお待ちしていました。到着したのはこちら。
柄はピンクビジュー。
印璽はダイヤモンドです。
可愛い子が届いて嬉しい!手書きのお手紙も同封して頂けました。キャンペーン中にたまたまWCGさんを見つけたので、参加出来て本当によかった~!素敵なハンドルと印璽、購入した木製&K印璽と共に活躍してもらおうと思います。一気に封蝋コレクションが豪華になりました( ᷇࿀ ᷆ )ヒャッタ~✨
で、ポン!
とりあえず試し押し。下手くそ過ぎないか……?と戸惑っていたら、「イタリアの封蝋ショップの店員さんが、蝋が固まり始めた頃に押せといっていた」という耳寄り情報をフォロワーさんから教わりました。
次からはこれを実行してみます。蝋がぬるぬるの段階で押しすぎていたのかも……!(1/15追記)