左手を怪我した話
今月のこと。仕事のちょっとしたミスが原因で左手を大きく負傷した。
11月11日の出来事。ポッキーの日だった。手をポッキーしてしまった。冗談言ってるひまではないんだけど。
今も右手だけでタイピングしてるが、なかなか時間がかかってしまう・・・。
この怪我について色々思うところがあり、文字にしてスッキリしたいので記事にすることにした。
生々しい表現でリアルに頑張って書きます。グロいのが得意じゃない人は読まない方がいいかも。
僕の仕事は解体作業員。家を壊すお仕事。役割は主に雑用。
主な作業内容は壊す際に出たゴミを拾ったり、重機のパーツを入れ替えたりする。重機作業もあるが免許がないので僕は乗れない。
事故は重機のパーツを入れ替える時に起きた。重機のパーツには岩を挟んで砕くパクラーという器具がある。それを重機に取り付ける際、操縦者との連携でミスがあり、開いた状態のパクラーが閉じた。
パクラーの口が閉じた際、そこにあったのが僕の左手・・・。
一瞬だったので最初何が起きたか自分では理解できてなかった。ちょっと硬いもので叩かれたぐらいの鈍い痛みが・・・っと感じてると、自分の左手につけてた作業用手袋からポタポタと水滴が垂れていた。
水?なんで?と左手を見ると
垂れてた水は全部血だった。
緑色のゴミ手袋が一瞬で赤くなるぐらい血が垂れきた。
そこで初めてでかい怪我をしたんだと理解した。
でも挟んだだけでなんでこんなに血が?という疑問も。
手袋を見ると挟んだ表紙で手の平部分が避けていた。そこから自分の手がうっすらと見えた。見えたのはいつもの手じゃなかった。
肉。真っ赤な肉が見えた。手の平じゃなくて中身だよ確信。それと同時に強烈な痛み。
思い切り叫んだ。人生で確実に一番の痛みだった。急いで従業員に救急車を呼んでもらった。
救急車が来るまでに手袋を脱いだ。
手はなんというか、ゾンビみたいになっていた。
手の平、中心から大きく裂けてぱっくりと割れてた。手の中身がはっきり見えた。骨や白い何かも見えた。
本当に、ぐちゃぐちゃになってしまってた。
その後救急車で運ばれて緊急手術および入院。脱臼と骨折。靭帯損傷、筋肉部分も少し削ぐれた。当初は皮膚が壊死する可能性もあったが今は問題ないらしい。
現在は退院してリハビリに通っている。
指を曲げる伸ばすという簡単な動作しかまだできない。
僕はもともと左利き、元どうりにはいかないらしいけど使える手に戻るよう、リハビリを頑張る。