お人好しさんはヤバイ/舐められないために
あなたはお人好しさんですか?
この記事をクリックしたくらいですから、多分そうでしょうね。
はっきり言わせてもらいますが、お人好し=小心者、臆病者です。そして小心者、臆病者=善人です。気が弱くて、恥ずかしがり屋で、優柔不断で、打たれ弱くて、人に気を使ってばかりいます。
とにかく、かつての私もそうでしたが、人前に弱く、自己主張が苦手なのが小心者の特徴です。
でも、私はそんなお人好しさんが大好きです。私生活的には。
なぜなら、謙虚で遠慮深くて悪さをしない人が多いからです。
つまり安心してつき合っていられるということです。
しかし、お人好しは、次の3点で非常に不利になります。
多分、あなたもそうだと思いますが、お人好しさんって、人から頼みごとをされると「嫌だ」と言えなくて、つい引き受けてしまいますよね。
もちろん、正当な理由があって、本人が納得した場合はそれでも構わないのですが、お人好しさんは生来の「優しい性格」から、
正当も不当も、納得してもしなくても、十把ひとからげで引き受けてしまうようなところがあります。
そこが問題なのです。
確かに頼み事を引き受けると、相手から感謝されます。
でも、それは最初のうちだけです。
何度も応じていると段々ありがた味が薄れてきて「当たり前」となり、最後には「都合のいいヤツ」となって、相手からいいように扱われてしまいます。
ここが厄介なところなのです。
人はフラストレーションが溜まってイライラした時あるいは何かに失敗して落ち込んだ時、腹が立った時、凶暴になります。
凶暴はちょっと言い過ぎかもしれませんが、誰かに八つ当たりしたくなることはよくあることです。その際ターゲットになるのは、決して強い人ではありません。
決まって弱い人にほこ先が向けられます。
会社でも学校でも虐めはほとんどこのパターンです。弱い人を虐めても反撃される恐れがないからです。
お人好しさんは気性が温厚なだけに、どうしても弱者(反撃力がない)とみなされて、虐め、八つ当たり、不当な頼みごとの対象になりやすいのです。
そんなわけで“お人好しさん”は喜ばれる反面、とても損することが多いのです。もしかしたらあなたも、薄々そのことに気づいているかも知れませんね?
よくよく注意しましょうね。
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