東北大学生、留学した人!したい人!
学生時代にやっておいた方が良いことの一つに、「海外留学」を挙げる人も多いと思います。この記事では、これから留学したい人向けに、留学経験がある先輩にインタビューしました!
ちなみに、中の人は留学は二つのタイプがあると考えていて、一つは語学や現地の文化を習得することを目的とした留学、もう一つは自身の専門分野について、海外から見てみることを目的とした留学です。
中の人は大学1年生の時にタイに、大学2年生の時はフィンランドを訪れましたが、どちらも自分の専門分野に関連していました。海外の文化に触れる留学もしてみたくて、第二外国語でスペイン語の授業をとっていたため、スペインに行きたかったのですが、大学3年生になった時にコロナ禍に入ってしまいました(泣)
現在はコロナ禍もだいぶ落ち着いてきて、海外にも行きやすくなりましたね!ということで、東北大が行なっている留学についてご紹介します。といっても、https://www.insc.tohoku.ac.jp/japanese/studyabroad/ に詳しく書いてあるので、のぞいてみてください!
また同じくnoteで情報を発信しているGCS東北大学グローバルキャンパスサポーターの記事がすごく豊富なので、そちらものぞいてみてくださいね。
実際に留学を経験した先輩3名にインタビューしました!
まずは東北大学の短期(2週間)プログラムで留学に行った方にインタビューしました!
私は、FL現地派遣プログラムでスペインに2週間滞在しました。
実は留学に行く1年前に同じプログラムでオンライン版を受けていて(コロナ禍のため)、そこで語学の勉強を重点的にしていました。そのおかげで、現地では意外と話せて、スペイン語が通じました!
なぜスぺインを選んだかというと、私はもともと英語に自信がなかったので、「できなくて当たり前」と思われる英語以外の言語の方が良かったからです。また、私が高校生の時に地理の先生が「スペイン語は話している人口が多いし、英語と似ているから勉強しやすい」と言っていたからです。
このプログラムは、スペインの文化を学んだり、現地で日本語を学習している学生と交流したりするものでした。プログラムの中で、スペインの学生に日本語や、かるたやおりがみなど日本の遊びを教えたり、お互いの国のお菓子を持ち寄ったりしました。
あと、スペインの街を歩くと、公園に半野生の孔雀がいたり、道が細いので町中を警察官が馬に乗って歩いているところを見かけました笑
スペインは水不足で、シャワーは水圧が弱く、トイレも流せなくて何度か困りました。
あと、私はもともと花粉症なのですが、スペインでも花粉に悩まされました。スペインの薬局で薬を購入する前に、日本にいる両親に連絡し、かかりつけ医にその薬が大丈夫かどうかを聞いてもらいました。
スペインは歴史上、色々な民族が侵略しあったので、色々な宗教が混じっています。スペインは、もとからあった宗教に関するものを破壊して自らの宗教のものを構築するのではなく、もとからあったものにつけたす文化だそうです。なので教会などの建築物も、カトリックとユダヤ教の融合のような感じでした。
「失敗できる」ことだと思います。
高校生のうちは引率の先生がいるし、大学生は所属する大学のサポートが充実しています。大人になると旅行かビジネスで海外に行きますが、旅行は楽しみたいし、ビジネスは失敗できないですよね。
あとは、学生という身分は特権だと感じます。スペインでも学生というだけで色々な方がフランクに話しかけてくれて、文化を学ぶ機会がたくさんありました。
また、自身の変化として、よりオープンな行動をとるようになったと感じています。人に話しかけるのが苦ではなくなりました。留学時、相手が自分のことを知ろうとしてくれるのが嬉しかったという経験から、自分も積極的に相手を知ろうと思うようになりました。
次は、長期(1年)で留学に行った方にインタビューしました!
私は、大学間交流協定に基づく交換留学のプログラムで、ドイツのパーダーボルン大学に行きました。この大学は東北大経済学部生がよく行くプログラムです。
パーダーボルン大学はすべて英語の授業なので、自分がこれまで学習してきた英語で勉強できると思い、選びました。また、ヨーロッパは電車でいろいろな国に行くことができるので、せっかく留学したから色々な国に行ってみたいと思いました。実際、留学中にフランスやポーランド、イタリアなどにも行きました。
さらに、2011年に東北で震災があった時に、パーダーボルン大学は日本人学生を多く受け入れてくれたことにご恩やご縁を感じました。
特になかったですが、留学生と交流するサークル(IPLANET |課外国際交流 |グローバルなキャンパスで学ぶ |東北大学グローバルラーニングセンター (tohoku.ac.jp))に所属していたので、そこでパーダーボルンから来ている留学生と仲良くなって、色々な情報を聞いていました。
ドイツ語は日常会話くらいは話せます。留学中は「Tandem」といって、例えばドイツ人のパートナーにドイツ語を教えてもらい、自分は日本語を教えるという言語交換をしました。この体験によって「自分も役に立てている」という、自尊心が保たれました。ドイツ語の授業を習っていれば、きれいな文法で話していたかもしれないですが、Tandemで教わったスラングなどの方が今でもよく覚えていると思います笑
また、周りには2つのコミュニティがありました。1つはベトナム系ドイツ人のコミュニティでした。生まれも育ちもドイツの彼らですが、ネイティブでも同じ人種で固まっているのだなぁと思いました。もう1つは交換留学生のコミュニティで、特にスペイン人が優しく、彼らとよく遊んでいました。皆、エラスムス・プラス – 欧州留学フェア|欧州留学フェア2024 (ehef-japan.org)というプログラムで留学していたようです。
でも、留学時は周りの人と共通の話題を作りにくいし、興味を持たれないので、友達になるのが難しかったです。
もともと中高生時代は英語が苦手というコンプレックスがありました。しかし、異文化を知るのが好きで、そのツールとして言語を使うのは良いなと思い、ためらいなく輪に入っていけるようになり、多文化に対する自分の壁が取っ払われたように思います。留学の経験が後々の国際的な仕事のキャリアにつながりました。
留学は「一回立ち止まる良いきっかけ」だと思います。自分と向き合えるというか、見つめなおす機会だったと思います。
留学時に出会った友人は、今でもつながっていて、大学時代に出会った友人は信用できるので貴重なつながりです。
みなさんもぜひ、世界中に友達をつくりに行ってください!
最後に、東北大学のプログラム以外で海外研修に行った学生にもインタビューしました!
私は学部3年生の時に韓国政府が行っているプログラムに参加しました。
このプログラムは主に韓国の文化を体験するものでした。昔の遊びやテコンドー、キンパづくりをしました。
あと、このプログラムは約30か国から40人ほど参加していたので、他の留学生とたくさん交流しました。
もともと、私の親が東方神起のファンだったので、少女時代などのKPOPアイドルが好きで、韓国に興味があり、行ってみたいと思っていました。なので、学部1年生の時から韓国語の授業をとっていました。また、このプログラムは旅費もプログラム側が払ってくださったので、お金の心配がなかったのも大きいです。
4人部屋で、ルームメイトがフランス人とイギリス人でした。夜には皆で飲み、海外の人は酒が強いなと思いました笑
そのルームメイトたちとは、今でも連絡を取っていて、彼らが日本に来た時に観光案内したりなど交流が続いています。
今回、インタビューに快く応じてくださった3人の先輩方、ありがとうございました。
中の人は先日、海外旅行に頻繁に行き慣れている友人から「あなたはコペンハーゲンが合いそう」と言われたので、デンマークに行きたい欲が高まっています!北欧のデザインや文化が大好きなので、行く機会を楽しみにしています。あなたはどこの国に留学したいですか?
皆さんの留学が良い旅になりますように!