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桔梗種取り

ずっと葉が枯れてくるのを待っていた桔梗の種取り。実はまだ桔梗は咲いている。6月頃から咲いているので、10月末近くまで咲いていてとてもお得な桔梗。強い植物なのだなと思う。

種を取ろうと思っていたので、少し汚いけれど、花が咲き終わったあともそのままにしておいてあった。花がしおれたあとはしぼんだ殻がついていたりして少し不気味。実部分がどうなったら種の収穫時なのかわからないので今の時期までずーっと放っておいたのだが、今回取ってみたら、どうもそう言いうものではないらしい。すでに種が外に出てしまっているものが結構合った。だから、茎が青々としている間でも、実がそれなりに乾いたらとってもいいのだろう。けれど、実が完熟というか種が熟しているかどうか、なかなか見分けられない。

実の部分を取ろうとして触ると、種がこぼれていってしまうものが結構あって、なるほど、自然に種がこぼれて増えていくのだから、そういうふうに出ていくようになっているのは当然かと思い直す。

完熟すると傾けるとちゃんと花が咲いていた部分が開いていて、ぱーっと細かい種が落ちていく。かなり細かい種なので、取っている間にもどんどんこぼれてしまう。周りがこぼれた種だらけになってしまった。

そんなわけで収穫できない種がたくさんあったけれど、菓子箱に実をとって後で出してみたら、それでも結構な量の種になった。全部が全部発芽するわけではないだろうけれど、こんなにたくさんは蒔けないなあと思う。

世話する植物はなるべく少なくしたいので、どうしたものかと迷う。種は古くなると発芽しなくなるので、来年蒔いてしまいたい。けれど、これを全部蒔いたら桔梗畑になってしまう。どうしたものか。

来年は種を取るか迷う。

たくさんこぼれた種は虫や鳥が食べてくれると良いなと思う。

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するすみ
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