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筋トレみたいな石橋

少し前から練習を始めた石橋。
自分の録音を聴くという、地獄の(聴かないとどこがダメだったか、どんな出来だったのか確認できない)時間を過ごしつつ、反省点とまず改善を目指す点を頭に入れる。

頭に入れたとて、なかなかできないから困るのだけれど。其々の躰で出る音、声などは変わってくる。それでもなんとか、自分なりにより良いものを出さなければと思う。それには練習しかないのだけれど、そらもなかなかうまくいかない。

せっかく演奏してよいという機会をもらったのだから、ある程度の形に仕上げたいという一心で、引き続き練習している。

石橋は前半の石の橋野ところに来た僧とそれを迎える人の問答と後半は文殊菩薩のお使いの獅子の舞いでできている。
前半は僧が橋に来て、橋のところで出会った人と、橋の話、この石橋はどんなものなのか、渡るのがいかに難しいかというはなしをする。

後半は前半に「ここで待っていれば奇瑞をみるであろう」という言葉のままに、橋の向こうの文殊菩薩の世界にいる使いの獅子が舞いまくる様子が展開されるのだ。

後半に色々あるとはいえ、前半だって雰囲気を出せと言われれば難しい。もちろん後半の盛り上がりの獅子ところも気合がいるし、事故が起こりそうなポイントがある。

でも、とにかく、私の場合は普通のところでも、うまくやれない。間違えてはいないけれどできてないのだ。
困ったなあ。
とにかく練習して仕上げられるところまで精一杯頑張ろうと思う。

で、とにかく。勢いが必要な曲なので、自分にない勢いというものをなんとか出さねばーと練習中。早いところとか、勢いや気合がいるところとかは、筋トレのように何回も重ねるとことでなんとかならないかと思っている。
トレーニングだと思ってとにかく回数をこなすことにしようっと。

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するすみ
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