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クールキャラのRPの仕方考えようぜ!!
こちらはアド"定期ゲ"ベントカレンダー2024 Advent Calendar 2024の
12/10枠に寄稿した記事です。
■対戦よろしくおねがいします
定期・AP制ゲーム界隈って色んなキャラが居るよね。
クール属性のキャラもっと増えてほしくない?
でもクールな奴ってRP難しくない?
ということでクールキャラRPのコツのようなものを書いていきます。
コツなんか知らんけど。
あと余談で少し触れてますが、この記事で書いたことを全部1人のキャラに詰め込む必要は無いと私自身思っています。
とりあえず暇つぶしに読んでもらえたら幸い。
もしもクールキャラのRPに興味を持っていただけたら更に幸いです。
(ちなみに)
マナー守ろう系の話は大前提すぎるのでほぼ省略してます。
■クールキャラRPはこんな人におすすめ
態度や性格が冷淡・冷徹なキャラ、いわゆるクールキャラが好き
クールキャラが色んなキャラと関わった時に生まれるシナジーが好き
かっこいいシーンや台詞を描きたい
狭く深く交流するのが好き
場合によって遊びの誘いを断ったりすることが(比較的)苦ではない
クールキャラは好きだが、「お前そんなことしてたら友達いなくなるぞ!!」等とツッコミを入れたい気持ちもある(=好きなものでも客観視しようとする性質)
■クールキャラのここが良い
-かっこいい
クール属性はかっこいいキャラの定番と言っても良い要素。
かっこいいRPはバカ楽しい。
クール属性が好きな人が真剣に苦悩しつつ研ぎ澄まして生まれたクールキャラはPL当人だけでなく周りも楽しませる。
-シリアスとの相性抜群
物語の一員として見てもかっこいいムーブのできるキャラは重宝する。
昔から色んな作品にクールキャラ枠が採用されてるのはそれだけスパイスとして、また場の空気の引き締め役として優秀だからなんすよね。
-ギャグとも意外と相性悪くないぞ
一般論としてクールキャラはギャグ・コメディと相性が悪い方だとされています。されている気がする。実際その通りだとも思います。
でもね普段ビシッとしたかっこいい奴がギャグに乗って来た瞬間の切れ味も他では中々味わえないものがあるんだよね。
次の項目で詳細と言うほどでもない詳細を語ります。
■クールキャラでもコメディがしたい!
普段クールな奴が不意にボケたりツッコミ入れた時のギャップを孕んだ独特のおもしろさについて皆さまはご存知でしょうか。
これはキャラ崩壊させるという意味ではありません。
本人は至ってまじめに自分の性格、常識、信念を軸に行動しているだけでも、その軸自体が常識からちょっとズレていた場合は傍から見ると変に見える。そういった隙間の笑いを狙おうという話です。
考えてもみてくれ。
朗らかなコミュ強ムーブの方が絶対的に有利なこの世の中であえてクールを貫き通してんだぞ。その時点でめちゃくちゃおもしろい人なのは明らか。
(※筆者は客観性を重視しますが時には勢い余って偏った発言もします)
クールになったのには過去の悲しい事情がある?
それはギャグシーンではあえて匂わせないようにするといいよ。
あとあとシリアスシーンで「こんな辛い経験のせいで冷たい性格になっちゃった」って明かした時に日常とのギャップで瞬間火力が上がるから。
とは言いつつ筆者も別段笑いに明るくはないので、具体的にどうボケれば(ツッコミを入れれば)良いのかと訊かれたら答えに窮してしまうところがあります。
ただ、無軌道に何でも変なことを言うのではなく「キャラの個性や事情ゆえに自然と出てしまう風変わりな部分」を突き詰めてボケに変換する方が良いのだろうなとは思っています。
「そんなことを言うのは普通に考えて変。でもこのキャラなら言いかねない」という狭間の部分に笑いが生まれる気がするので。
また同時に「どんなギャグシーンでもこれだけはしないというライン」をしっかり固めておくことで、キャラブレの防止に繋がるかと思います。
■デレまでの助走は長く取ろう
クールキャラの魅力を表現するにあたって、(普段は無表情だったりムスっとしているのに)何かの拍子に笑ったり照れるといったギャップを出すのは常套手段です。いわゆるデレシーンと呼ばれる奴ですね。
振るっとけばとりあえず何らかの爪痕は残せる伝家の宝刀。
エモいからとデレを連発したくなりますが、普段からしょっちゅう笑ったり照れたりしたらそれはもはや普通の人。
デレに至るまでの助走は長め、デレの回数少なめを意識しましょう。
たとえば、よその子たちとお祭りに行くイベント発生!
楽しい金魚すくい! おいしい焼きそば!
クライマックスで上がるでかい花火!
こんな日には~~~~~~!?
流石のクールキャラも~~~~~~~!?
特別に~~~~~~~~!!?!!??!
真顔で居ましょう。
皆が楽しそうにしてる中で自分のキャラだけスーンとしてるのはつらいよね、申し訳ないよね、わかるよ。
でも場の空気に流されて(もっと言うと“キャラではなくPLが場の空気に流されて”)デレてるようじゃクール属性はやっていけないんだ。悔しいだろうがしかたないんだ。
何なら娯楽系イベントに参加すること自体がもう一種のデレとも言えるので、性格・設定如何によってはイベントに参加しないことも選択肢の一つになるでしょう。キャライメージを維持したいという自分の都合を差し引いても、「この場に自分のキャラが居たらどうしても場の空気が壊れる」と判断して遠慮することもあります。
かと言って楽しい空気を形成すべき場でただ素っ気ない態度を取り続けるのも限界があります。
だからせめて会話には乗りたい。
でも自分のキャラが自発的に話題を出してくれなくてツライ。
そういう時は相手の発言や行動を拾って話題を広げるようにしましょう。「物好きだな」「ガキっぽい奴だ」等の冷淡なコメントだとしても何も取っ掛かりが無いよりは基本的にマシです。(ラインを超えないよう気を付ける必要はあるにせよ)
また、クールキャラの台詞は短くなりがちなので地の文で感情や仕草を表現して情報量を補うようにするのも良いと思います。
正直書いている内に段々なんてめんどくせぇんだと思い始めてきましたが、そこは取っ付き辛い性格のキャラを動かす上での宿命です。
むしろこの手のかかる所こそが魅力なのだから、PLは前向きに手間を引き受けていきましょう。
もちろん、デレるだけの理由が揃った時には遠慮は無用です。
お祭りでもなんでもエモいシチュエーションを引っ提げて全力でデレシーンを演出しましょう。
メリハリ大事。クールキャラってのはメリハリで飯食ってんだよ。
しっかりしたキャラ描写と納得できる経緯があれば相手に刺さるから。たぶん。思いを刃に乗せろ。
(追記)
ちなみにデレシーンが多くても総合的にはクールキャラが成立しているケースも中にはあります。両立させられる人も居るんだよね、すごいよねあれ。
でもあれっていわゆる型を知ってるからこその型破り、努力かセンスに裏打ちされた精密なバランス芸の類だと思うんですよね。クール(冷たい、淡白)と気さくな対応という矛盾する要素をどっちも殺さずに運用するんだからバランス感覚は必須なんだ。難しいんだ。
そして尖りめのクールキャラが性癖の筆者には、気さくなクールキャラのノウハウが無いんだ。なのでその辺の言及は控えました。
■でもやっぱり終始ツンツンしてるのはつらいので…
デレないからと言って、必ずしも常に攻撃的で他人を拒絶している必要はありません。「付き合いの良いムーブもできる条件設定を最初から盛り込んでおく」という手段によって他者との摩擦をいくらか減らすことができます。
基本的に冷淡だけど「子供には優しい人である」とか、寡黙だけど「好意や誉め言葉は率直に伝えるタイプだ」とかは王道ですね。
場当たり的にデレると「この人ほんとにクールなの?」という疑問を生みかねませんが、特定条件でのみ発揮される優しさならどちらの側面もセットで「そういう人なんだな」と納得してもらえます。
なお個人的には終始ツンツンしたキャラも悪いとは思いません。動かし続けるのは大変だろうなとは思いますが、応援しています。
色んなキャラが居るから創作はおもしろいのだし、そういうキャラが好きな人も間違いなく居ます。ソースは筆者。
この場合は対応が優しくなる設定ではなく「相手を傷つけずに済む、傷つけたら必ず報いを受けるセーフティ的な設定を付与しておく」という方向で練ると良いのかも。
極端な例で言えば「呪いをかけられており、他者に不親切な態度を取ると不幸な目に遭う」とか。
■クールキャラは常に余裕綽々たれ
クール属性に欠かせない要素の一つが「冷静さ」です。
冷静な人という印象を一番阻害してしまうものは何でしょうか?
そう、キャラクター自身の感情の発露ですね。
感情を出すことが悪い訳ではありませんが、比較的頻度は少なめ起伏も小さめでなければ、冷静な人であるという設定に説得力を持たせられません。(キャラにとって本当に心を揺さぶられるシーンでのみ感情の起伏が激しくなる場合は例外とします)
冷静なキャラクターを動かす際は以下の点に気を付けてみましょう。
感情に振り回されない。合理性や信念のフィルターを通してから行動する
安い挑発はまともに相手しない。皮肉を言う時も大人びた言い回しを!
他人に共感しすぎない。思いやりを持っても感情移入はしない
-1.感情に振り回されない
感情を理由に行動することと、感情に振り回されることは別物です。
たとえば強大な権力者の手で大切な人が奪われそうになり、それを阻止する時に「リスクを考慮した上で最良の作戦で動く」のが前者。「リスクを深く考える前に一番手っ取り早い手段に出る(目の前の相手をぶん殴るとか)」のが後者です。
最終的に奪還するという結果は同じでも、思考のプロセスが違えば展開に差異が出ます。すなわちキャラクターの印象に差異が出るということです。
そしてたとえ展開も同じだったとしても、周囲の状況を考慮に入れて動くのか、脇目もふらずに行動するかで細やかな描写は変わっていきます。
怒りに満ちた顔で相手だけを真っ直ぐ睨むのか、真剣な眼差しで護衛の陣形や周囲の地形を探るのか。
怒声を上げて相手を非難するのか、時間を稼ごうと軽口を叩くのか。
感情のまま力いっぱい殴りつけるのか、命を奪わない程度に(あるいは確実に一撃で仕留めるように)力加減をするのか。
キャラクターの思考は展開、行動、表情、台詞回しなど大小さまざまな差異として至るところに滲み出ていき、そしてこの小さな違いの積み重ねが最終的にはキャラのイメージの根底を担ってくれます。
要するに、体より先に頭を動かそうということです。
まあ大切な人の為にキレるのはエモいからやりたくなっちゃうけどな!
-2.安い挑発はまともに相手しない!
こちらがクール属性という取っ付き辛いキャラを繰り出すなら、相手のPLもまた取っ付き辛いキャラを繰り出す権利を持っています。
ここでは安い挑発を受けた時のリアクションを考えてみましょう。
みましょうっていうか誰でもわかると思いますが、挑発に対してまともに怒っちゃうとクールな人というイメージが崩れることに繋がります。
感情に振り回されてはいけないという点では前項の説明と同じなのですが、挑発を食らうシーンは比較的感情の制御が狂いやすいんですよね。
何故なら内容によってはPLも多少イラっとしてしまうことがあるから。
そして「冷静なキャラクター」という枷をつけた状態では反撃が難しくて、一方的に我慢することになりがちだからだと思います。
とは言え冷静さを表現するのに一番簡単な方法は挑発を無視することでしょう。地の文でのみ“挑発を受けても○○はどこ吹く風だった”とでも書いておけばより確実にイメージが伝わるかと思います。それにこういうタイミングで簡素な返信をすると相手PLは「レスを一部見落としたのか? もしくは本気で怒らせてしまったのか?」と不安になるかもしれないので……。
もしくは冷静なイメージを保ちつつも何か切り返したいなら、子供っぽい煽り方にならないよう気を付けましょう。
(例文)
お題:「どうした? 何か言い返してみろよ! ヒヒッ何も言えねぇのかァ負け犬がよぉ!」
子供っぽく聞こえる返答:「お前の方が負け犬だろ~?」
考察:相手が作り出した不必要な議題(負け犬か否か)に素直に乗ってしまっている。語尾を伸ばしたりハテナをつけると挑発的&感情を込めているように聞こえる。安易な鸚鵡返しは語彙に欠ける印象を与え、幼さや知性の低さというイメージ結び付く。
意趣返ししつつも少し大人びた返答:「キャンキャン吠えるな」or「お前の飼い主を呼んで来い」
考察:暗に相手を犬扱いしている。直球で返すのではなく、軽いジョークとしても成立するような間接的な表現にすればそれだけで余裕があるように見える。
冷静そうに聞こえる返答:「お前と遊んでいる暇は無い。さっさと本題に入れ」
考察:相手の出した議題を無視し、必要な話だけしようとしている。攻撃性が低い返答に見えるが、相手を同じ土俵に立っていないものとして扱う上、平然と自分がしたい話だけ進める辺り恐らくかなり図々しいタイプ。高慢系や俺様系のクールキャラと相性が良いかもしれない。
状況に応じて様々な返しがあると思いますが、何にせよ反論は最小限にとどめた方がいいと思われます。長くなるとそれだけムキになっているような印象を与えてしまうので。
(元々長台詞を話すタイプのキャラで、その性格を表現するために長々と喋る……といった特殊なケースは除きます)
-3.他人に共感し過ぎない
説明が難しいので、とりあえず以下のお題と返答を見てください。
(例文)
お題:「ねぇ聞いて? この前彼氏が女と腕組んで歩いてやがった。問い詰めてもすっとぼけんの。絶対妹とかじゃねぇし好きだったからマジつらー」
共感しすぎている返答1:「酷いな。殴ってやろうか?」
考察:先走り過ぎている。当事者より先に話を進めてしまうと、単なる思いやりではなく自分自身が怒りを感じているように見える。
共感しすぎている返答2:「それは辛いな……。大丈夫か? 相談に乗れることがあれば言ってくれ」
考察:やさしい。人としては正しいがクールキャラとしてはやさしすぎる。一歩引いた姿勢を意識した方がよりクールな性格っぽく見える。少なくとももっと言葉を減らして淡白な印象にした方が良い。
お分かりいただけたでしょうか。
台詞だけ見れば激しく激昂している訳でもないものの、感情が揺さぶられている人に強く共感を示すとそれだけで自分も感情豊かに見えてしまうんですね。
たとえ心根が優しいタイプだとしても、淡白な態度や言葉遣いが習慣として染み付いている人が発する優しい言葉は、愛想のいい普通の人が発する言葉とは異なっているのではないでしょうか。
そして内面も冷淡なタイプなら猶更のことです。
(例文)
お題:「ねぇ聞いて~? この前彼氏が女と腕組んで歩いてやがった。訊いてもすっとぼけんだよ。絶対妹とかじゃねぇし。好きだったからマジつらいわー」
クールだけど心配はしている返答:「そうか。……。大丈夫か?」
考察:無関心にも思える簡素な返しでまずは冷淡な印象を作る。その後「大丈夫か?」と訊ねることで優しさを表現。一つの台詞の中でツンとデレの構図を作る。真ん中の沈黙はツンとデレの仕切りとして、またキャラが何かを思慮している表現として機能する。
本当に無関心な返答(倫理観欠如):「知らねぇよ。殴っとけ」
考察:「知らねぇよ」と真っ先に口にすることでその後過激な言葉が続いても単なる投げやりな反応だと分かる。
話題に乗らない返答:「愚痴を言う相手を間違えてるんじゃないか?」
考察:そもそも相手がこの話を自分に振ったこと自体に疑問を呈する。共感はしないものの話を広げやすいのでオススメ。
■かっこいいシリアスシーン(バトル/修羅場想定)やろうぜ
これは正直筆者の好みによるところが大きい話ですが、クールキャラ最大のうまみはシリアスシーンに詰まっていると思っています。
日頃「ウワッ皆でキャンプのお誘い!? 行きてぇ~~~!!」等のPL感情を押し殺しながら「フン、お前たちと馴れ合うつもりはない……」とか言い続けてきたのは他でもない、この時のかっこよさのためです。
普段からデレ控えてシリアス寄りの態度を取ってると、シリアスシーンでの気障な登場、重ための語り口、キメキメの挑発台詞などが似合う似合う。
こういうケレン味の部分にさえ「こいつなら言いそう」な説得力が生まれてくれます。日々の積み重ねが効いてくる。最高~~~~~。
-シリアスRPをする機会が無いなら作ろう
誰かが主催したイベント・レイドに参加するのも良いですが、もしそれが難しいなら自分が主催になりましょう。ソロールで完結するのも手です。
普段の交流では出せないような辛辣な台詞・態度も、自分で用意したNPC相手なら遠慮せず出していけます。
ソロールに至っては他の参加キャラの見せ場に配慮する必要もありません。(よその子と難題に挑むのもかけがえのない楽しさはありますが…!)
-かっこいい台詞こそ手短に!
個人的に気を付けたいのは(キャラの性格や演出の好みにもよりますが)、かっこいい台詞ほど端的にまとめるという点。
特にバトルなどの緊迫したシーンではテンポが大切です。何レスにも及ぶような長台詞はテンポを損ないますし、理由もなくお喋りになるとクールさを損なう可能性すらあります。
台詞が長くなってしまう理由としてはたとえば以下が考えられます。
詩的・装飾的な言葉を使い過ぎている
説明が多すぎる
思ったことを全部口に出している
繰り返しになりますが、緊迫したシーンはテンポが大切です。
多少説明不足になろうが、かっこいい台詞をたくさん思いついていようが、構わず削って一番かっこいいワンフレーズ、一番伝えたい気持ちだけを口にしましょう。必要な説明だとしても、修羅場の真っ最中に口頭で説明する必要はないかもしれません。後であれはこういうことだったんだよと語ってもいいし、地の文で処理してしまえるケースもあるはずです。
それでもやっぱり長台詞を仕込みたい?
しょうがないなのび太君は。
うそです私にドラえもん水準の解決能力はないです。
書き始めちゃったので無いなりに絞り出すと、長台詞をぶち込みたい時はせめて場の空気自体を変える努力をすると良いかもしれません。
まあどうやれば空気を支配できるのかは分かりませんが。
でもなんかこの……長台詞が浮いちゃうのって「今にも戦闘が始まりそうな時にだらだら喋る」「一番の当事者を差し置いて自分の感情を喋りまくる」等、状況に台詞量が見合ってないのも一因じゃないかなとは思ってて……。
逆に言うと「今は俺が喋るターン!!」という空気を作ったタイミングなら長台詞を言っても多少の違和感は打ち消されるかもしれません。
空気は演出や描写の積み重ねで作るものだと思いますが、いっそのこと「今からちょっと喋ってもいい?」と台詞にしてしまっても良いかも。
「二言三言、言いたいことがある。聞くか?」のように、クールキャラらしい言葉(※淡々と用件を伝えつつ先走らない言い方)で訊ねてみましょう。
リアルで時間が押している等の状況でないなら相手も聞いてくれるはず。
そしてもし断られても慌てず騒がず「せっかちな奴だ」とか「そうか」などのクールな返しを決めときましょう。頭の中で考えた最高にかっこいいシーンが上手く成立しないことはよくあります。ソロールの時でさえ何故かそうなるので、相手が居る時は猶更です。
■何がクールなのかは最後は自分で決めるしかないからみんな頑張ろうね
どんな属性・どんなキャラについても言えることだと思いますが、結局最後の匙加減においては自分の感性だけが頼りです。
このnoteも含めて、他人の好みを参考にしつつも真に受けすぎることなく、ご自分が良いと思うものを作っていっていただけたら幸いです。
それでは、良いRPライフを~!
(以下余談)
■余談
手前味噌ですが以前書いた類似記事をこっそり紹介しておきます。
クールキャラとは直接関係ないものの、「かっこよさを追求する」「親しみを抱かせ過ぎないようにする」という点で通じる部分もあるので、もしかしたら互いに応用できる所があるかもしれないな~と思いました。
また上記の記事には「属性に沿った要素とそれに逆行する要素の比重が最終的に前者側に傾いていれば、属性に沿ったイメージは成立する(意訳)」と述べている個所があります。
これは悪役に限らずあらゆる属性に通底する考え方だと私は思っていますので、良かったらこの記事に書いたことも部分的に無視してみてください。
参考になればとても嬉しいです。
今読むと説明不足や見落としが気になったりもしますけどね…!