オンオフの切替と、現実非現実の相関
コロナ渦で在宅勤務が増えて以降、「オンオフの切替」というキーワードが出てきました。
自分は在宅勤務OKな仕事なので、家だけでオン(仕事)とオフ(遊び)を切り替えて会社に行かず効率良く時間が使えれば!と理想を追求したこともありました。
しかし、世の中には2種類の人間がいる。
オンオフを混同できる人間と、できない人間だ。
自分は圧倒的に後者でした。オンオフを完全に切り分けないと無理。
仕事の時はちゃんと着替えて出社して仕事モードにならないと集中できないし、遊ぶ時は仕事のことは絶対に考えたくないし職場から離れたい。公私混同が苦手。
特に、家=自分の巣という認識が変えられない。家は仕事する場所じゃないという感覚が普通の人以上に強いと思う。なので自営業とかも無理で、サラリーマン向きだったと常々。
逆に、「理想の仕事スタイル!」みたいな雑誌の特集に出てくるような人って圧倒的に前者ですよね。仕事と趣味が混同できてる。
なんで切り分けられないタイプなんだろう?と少し深堀りしたところ、自分の場合はオン・オフの分け方が、現実・非現実の分け方とほぼ同じというところに思い至りました。
そもそもオンオフの定義が人によって違う
自分は以下の定義になります。
【非現実に生きる人のオンオフ】
オン=現実に関わること
→ 仕事・家庭・対人関係・3次元
オフ=非現実に関わること
→ ゲーム(ひとりで世界に浸れるもの)・ファンタジー小説・2次元
極端だな! こうやって文字にまとめると、完全に非現実に生きてて草。
そもそも人に関わることが全てオン。ゲームですら2人プレイになった瞬間に気を使いすぎてオンになって楽しめなかったり。
性格診断しても必ず内向的になるし、物心付いたときから”非現実に没頭するためだけに現実を耐えてきた”ので、生まれつきそういうタイプなんだと思ってますが。
そりゃオンオフ完全に分けないとダメだわ、と腑に落ちた。
こういうタイプの人でも、例えば仕事のデスクに推しや趣味のグッズを置いたほうがやる気出る場合は、オンオフをちょっと混同できるタイプかもしれませんね。
普通の人はこんな定義?
そもそもオンもオフも現実であることが前提で、こんな感じじゃないでしょうか。…知らんけどな!適当!
【現実に生きる人のオンオフ】
オン=仕事、苦手な相手との対人関係、自己研鑽
オフ=現実での遊び・交友・家族団らん・旅行など
かつ、オフでも仕事に関することが多かれ少なかれ
こっち寄りの人であればそもそもオンオフの混同や、工夫次第でうまい切り替えをしやすいんじゃないでしょうか。
こんな生活できたらなー(遠い目)
仮に部屋を分けても耐え切れずスマホ持ち込んでXとweb小説見始めて非日常に飛んでしまう。終わりだ…
まとめ:自分の性質を振り返ると、オンオフのうまい切り替え方が見つかるかも
というわけで人それぞれ、特に現実非現実への没頭レベルに応じて、オンオフの切替も違ってくるのかなと。
このへん悟ってからは、コロナ禍前と同じように普通に出社して(通勤中に頭が仕事モードに変わる感じ)、一目の付く職場で仕事に集中、帰宅中になろう小説読みながら非現実=オフにうまく切り替えできてたりするので、ストレスも減った気がする。
自分の中ではいったん結論が出たとはいえ、まだまだ試行錯誤してなるべく多くの切り替え方を見つけたいものです。