梅村議員の言うウィシュマさんのハンガーストライキや詐病は本当にあったのか?
1:答えとして
出入国在留管理庁の公式資料を見る限りではハンガーストライキに関する記述はありませんでした。
また詐病の疑いは医師の書類には記載されているもののあくまで疑いであり、詐病を証拠づける書類はなく、診断日は死亡日の数日前な上、診断をした医師が初診の医師なので正確性は低いように思えます。
2:病気の可能性の話
診察した医師が全員専門外で病気自体を見抜けなかった可能性。
診察した医師は資料で確認した限りでは庁内内科・消化器内科・精神科の3名になりますが、医者は必ずしも病気を見抜けるわけではないので、専門外の病気だったためもしくは検査不足・経験不足だったため見抜けなかった可能性が考えられます。
例えば私の知り合いの話ですが、おなかが痛いと訴えて個人の病院に行ったけども原因がわからなく、地元の総合病院に2回、他の地元の総合病院に2回行ってやっと病気が判明したというケースがあります。
それも5回目は本当に偶然が重なって、本来診察する医師が昼休みをとってしまって、待合室をたまたま通りがかった面識のあるベテラン医師が診察してくれて病気を発見したという状態だったので、もし医師が同じだったならば発見は出来なかったと思われます。
ウィシュマさんの話に戻りますが、資料を見ていくと徐々に悪化していく様子がわかるのですが、数値や行動を見ると以下の病気か考えられるのではないでしょうか。
私は医師の資格は持っておりませんので、あくまで素人の推測の範囲、可能性の問題と考えてください。
1:資料内の医師が疑いもしくは確定していた病気
統合失調症・睡眠障害・逆流性食道炎・摂食障害(過食・拒食など)
2:資料内の医師が死亡までに指摘なし・疑っていなかった病気
糖尿病それに関連しての高血圧
肝臓病
3:上記の病気疑いの理由(私見)
糖尿病および高血圧は、おそらく資料の一番最初1月の時点でなっていたものと思われます。
資料を見ると死亡年の1月の時点で最高血圧は通常値の範囲ですが、最低血圧が100前後で推移していてかなり高く、死亡月前後は逆に低血圧方向になるのですが、全体として高血圧に該当してもよいと思われます。
糖尿病においては平均体重を大きく超えていることに加え、
手足のしびれ・手足末端の冷え・吐き気・頭痛・口の渇きなど糖尿病の症状とみられるものが幅広い期間であり、1月および2月の尿検査でもそれぞれ蛋白質が+30㎎・+300㎎の数字を出しているため、医師が糖尿病を疑う必要はあったと思います。
また、ウィシュマさんは資料によると入管の食事をあまりとらない一方、袋の砂糖をそのまま食べていたり、砂糖の多い清涼飲料水を飲んでいるという記述が多々あり、元々の糖尿病を本人も周りも気づかず悪化させた可能性が考えられます。
またその過程で内臓全体にダメージが与えられ肝臓病になり、肝不全で亡くなったものと考えれば、流れ的に不自然な部分はなくなるのではないでしょうか。
少なくとも資料を見る限りはハンガーストライキや詐病の可能性よりかはこちらの可能性の方が高いかと思われます。
以上となります。
わかりやすいようにまとめたつもりですが、資料内容が多いため抜け落ちてる部分もあるかもしれません。
その場合は自分で確認して保管してくださるようお願いいたします。
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