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50代おひとりさま女性がプチお金持ちになるまでのロードマップ<必要資金算出編>

今さら玉の輿に乗るとか、大富豪になるとか
そんな無謀な夢ではなく、わたしたちが今から目指すべきなのは
プチお金持ち
老後の資金を心配する事なく自由に好きな事をして生きる
そんなプチお金持ちになるには何が必要か
この記事を読むと、あなたも今からプチお金持ちを目指せます。

老後の必要資金の考え方


数年前からの<老後2000万円問題>以降、老後資金に不安を感じるおひとりさま女性が増加している。特に60歳の定年時にまとまった退職金が見込めない、非正規雇用やアルバイト、自営業の方に多いように思う。
確かに、日々の生活に追われながら老後資金を貯蓄で貯めるというのは困難ですよね。でもちょっと待って。まずは2000万円という数字の根拠を確認したほうがいい。そもそも老後に2000万円足りないという発言は、厚労省の算出した夫婦2人が95歳までの必要生活費という統計から成り立っているのだ。そう。おひとりさま女性の家計とはかけ離れた数字と言って良い。
では、おひとりさま女性の必要な老後資金はいくらだろう。
ここでまず考えてほしいのは、<平均>とか<統計>という言葉を鵜呑みにしないということ。食費や日用品、娯楽費などは人によって大きく変わる。食費で考えても、お酒を全く飲まない人と毎日晩酌する人では違ってくるし、趣味にかける娯楽費も読書が好きで図書館に通う人と、海外旅行が好きな人では大きく違ってくる。要は、自分が老後にどんな生活を送りたいかで算出するべきなのだ。

具体的な算出方法

まず、現在の生活費を洗い出してみよう。今まで家計簿など付けたことがない方も、これを機に自分が毎月何にどの位使っているかを直視すべし。
家計簿アプリなどでクレジットカードや銀行口座を紐づけると、自動で取り込んでくれるので便利。ズボラさんにはおすすめだ。
ここで大切なのは、別に偏った使い方をしていても反省せず、自分の好きなように使って良いという視点だ。もちろん借金するほどの無駄使いは改めるべきだが、趣味の推し活動に大枚をはたいていようが、それがあなたの生きる気力になり働く原動力になっているなら、誰にも責められる言われはない。そして今の生活水準と比較して、老後にどんな生活を送りたいかを自分の胸に手を当てて聞いてみよう。今と同じ位の生活水準今よりも質素に今よりも余裕のある生活ざっくりこれ位は考えてみよう。

今と同じという人は現在の月の生活費✖️12✖️(88ー60)
今より質素な方は上記✖️80%
今より余裕の方は上記✖️120_150%
プチお金持ちを目指すなら、ここは✖️200%でも良いところだ。

平均寿命までの必要生活費をざっくり計算する

生活費以外の必要経費


大体の生活費はわかったが、生活費以外にも必要な資金はある。
【住居費】
 現在が持ち家か賃貸か
 持ち家の場合、リフォーム費用やメンテナンス費用
 賃貸の場合は住宅購入の予定の有無
 将来の施設入居の可能性は
【療養費】
 高齢になってくると病気やケガになりがちだ。
 そんな時に、現在の加入保険の保障で賄えるか
【介護費用】
 将来要介護状態になった時に必要となる経費
 自宅介護の場合はヘルパー費用や訪問リハビリ、宅食など
 施設入居の場合はその入居費
【葬儀費用】
 忘れがちなのが自分が死んだ後の費用である。
 どんな見送られ方をしたいかを考え、
 葬儀社の生前契約や専門家との死後事務委任契約も検討しよう。

 また、埋葬に関しても、どのお墓に入るのかを決めておく必要が ある。樹木葬や海洋散骨なども人気だ。

これらの費用を生活費と合わせ全体の費用を把握しておく。

既に準備済みのお金


全体の必要資金が把握できたら、次にそこから準備済みの資金を差し引く。主な準備済み資金の例は下記の通り
・60歳時点での預貯金
・退職金
・年金(年額)✖️(88−受給開始年齢)
・確定拠出年金(企業型。個人型)
・民間金融機関の個人年金
・60歳以降も働く方は、その年収✖️働く年数

それら差し引くことによって老後に足りない金額が洗い出される。
差し引いてマイナスになる人は、今のところ老後資金は足りそうだという事だが、安心できない。なぜなら、インフレ率という怖いものがあるからだ。
現在2%ほどで推移している日本のインフレ率だが、今後上昇すると予測されている。もし今後インフレ率が3%で推移したとしたら、現在銀行に預金している1,000万円は、20年後には553万円の価値しかない。まさに資金が目減りしていくのだ。そうなると、資金を増やしていく必要がある。
その金額をこれからどのように準備するかで老後の生活は変わってくる。次回の<対策編>で詳しく解説するので、乞うご期待!
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