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【2万字over】ポケカVtuber四天王決定戦を振り返る【カースドリザードン】

割引あり

こんにちは!ポケカ好きVtuberの赤羽アオバです!
6月16日(日)に開催されたポケカVtuber四天王決定戦を勝ち抜き、ポケカVtuber四天王の座に着くことができました。

今回は振り返りとして本大会に臨むまでの準備とデッキ構築、大会でのプレイング解説、BO1仕様へのデッキチューニングについて書いていきます。

書き連ねたら2万字を超える大ボリュームになってしまいましたw

デッキ構築の部分と初戦のプレイング解説は無料で読めるようにしてありますので、そこだけでも読んでいただければと思います。


大会概要

真神晴さん( @Makamihare )主催の自主大会、ポケカVtuber四天王決定戦にプレイヤーとしてご招待をいただきました!

例年行われているポケカ四天王決定戦のフォーマットに則した大会形式となっており、ポケカの動画・配信を中心に活動しているVtuber8名によるBO3形式のダブルエリミネーション型トーナメントが行われました。

勝ち残った4名がポケカVtuber四天王としての称号を獲得する、といったものです。

自分でも名前を知っているような実績のある方、有名な方ばかりの中で対戦配信をさせていただくということで、当日はもう緊張で((((;゚Д゚)))))))ガクブルしてました。

以下、画像拝借します🙇

みやししさん(@miyabsol), 高槻りつさん(@re2_takatsuki), あねのニゴさん(@AnenoNigo)
剣崎雌雄さん(@kartar308), 赤羽アオバ(@AobaAkabane), うにたんさん(@Unitandesuyo)
いぬいぬいさん(@_inui_nui), 寿司いくらさん(@Kotoduka_Ikura), 植木ナオさん(@Nao_Ueki_Ch)
真神晴さん(@Makamihare)
トーナメント表はこちら。ダブルエリミネーションなので、1回は負けても敗者復活があります。

解説にホンモノのポケカ四天王、みやししさん(@miyabsol)をお迎えしておりました。
おもしろく分かりやすく的確な解説、とても勉強になりました!

大会に向けた準備

前提(という名の自分語り)

私、赤羽アオバはポケモン赤緑の頃からリザードンが一番好きなポケモンであり、黒炎の支配者の発売をきっかけにポケモンカードを始め、以降各種大会およびポケカ対戦配信では常々悪テラスタルリザードンexのデッキを使用し続けてきました。

Gレギュレーションのカードが使用不可になるまでリザードンのデッキを使い続けると宣言しており、今大会においてもリザードンデッキで挑むことがまず第一にありました。

自己紹介でもリザードン使う宣言。

ポケカVtuber界のネヅナチさんと称されました。光栄です。

デッキ構築に向けた情報収集

今大会において、BO3という対戦形式以上に意識したのは「対戦相手が事前にわかっている」という点でした。

トーナメントの形式上、

  • 右の山のプレイヤーとしか対戦しないこと

  • 敗者復活戦に回る場合、2回同じプレイヤーとの対戦が起きうること

が特徴です。

右の山の人としか当たらない&第8試合で再戦がありえるトーナメント表

つまり自分が意識すべきは1回戦で当たる寿司いくらさん、2回戦もしくは敗者復活戦で当たりうる高槻りつさん、いぬいぬいさんのデッキに勝つことでした。

各プレイヤーのデッキ予想の前に、ナイトワンダラー発売前の環境において、JCSやNAICのBO3環境で活躍していたのはルギア、ポンデライコ、サーナイトといったデッキであったため、これらの上位入賞デッキをまず強めに意識する必要がありました。

さて、ここである問題が発生します。
それは「自分がリザードンデッキを使うことを公言していること」です。

対戦相手の方々からすると「赤羽アオバ対面はリザードンメタカードを入れれば勝率が上がる」となることが容易に想像できます。

しかしながら、お相手がリザードンメタを意識してデッキを組むと仮にボクから1勝を奪ったあとにメタが刺さらない対面に当たった時に相対的にデッキパワーが落ちる=メタカードを無理やりは採用しにくい、という判断に至りました。

具体的にリザードン対面で有効なメタカードというと「いしずえの面オーガポン」と「デヴォリューション」の採用が予想されるのですが、いしずえオーガポンを採用できるデッキが限られていること、デヴォリューションはこの速い環境下で打ってる暇はなく、結局ふしぎなアメ1枚でピジョットが再び立つので効果が薄いという結論を出しました。

そしてBO3の60分制限と考えると起動が早く1試合の時間が短く終わるデッキを握るプレイヤーが多くなると予想しました。

とするとメタカードを入れずともリザードンに有利で、かつ速いデッキということでルギア対面が多くなると仮説を立てていました。

カビゴンLOもリザードンは苦手ですが、盤面が動きにくく配信・エンタメ観点では向いていないカビゴンLOを持ってくるようなVtuberはおらんやろ、の精神で切りました。

対戦相手の情報を集めていくと、高槻りつさんはルギアでCLを勝ち上がっていたり、いぬいぬいさんもPTCGL配信でルギアやポンデライコを使っていることがわかりました。

高槻りつさんはルギア、いぬいぬいさんはルギアミラーは避けてポンデライコかなぁという予想を立てつつ、初戦の相手の寿司いくらさんのデッキ予想を立てていくのですが情報がまるで見つからず…どんなデッキを使用されるかは未知のままでした。

わからないものを無理やり考えても仕方がないので、少なくともリザードンに不利になりうるポンデライコやサーナイトではないだろう、有利寄りに戦えるルギアの可能性が高く、デッキパワーが上がったリザードンミラーマッチも有り得るだろうと予想して構築を考えていくこととなりました。

寿司いくらさんにドラパルトで来られるとキツかったですが、2戦目以降ルギア、ポンデライコの苦手対面に当たりうることを考えると握りづらいんじゃないかな?と思い割り切り。

デッキ構築のプロセス

さて、ここまでの予想とBO3のゲーム形式であるという点から、

  • ルギアに勝つことができる

  • ゲーム展開をスピーディにできる

  • 初動の下ブレはある程度許容して3試合トータルで勝つ

ということを意識してデッキを組んでいきました。

実際に使ったデッキの前にボツ案の紹介なのですが、最初はモモワロウとくさりもちを採用した通称モモリザを検討していました。

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くさりもちの40打点上昇で先攻2ターン目にかぜよみをしに来たルギアVをワンパンするのが狙いでしたが、練習で回してみたところそもそも2ターン目にピジョット、リザードン、モモワロウまで並んでもくさりもちまで届かないケースが頻発し、ルギア対策としては不十分だということでモモワロウ採用は見送ることに。(月曜日くらいまではモモワロウで行こうとしてましたし、なんならモモワロウSARまで買ってしまいましたがお蔵入り)

ヨノワール入りピジョリザ(カースドリザ)を選んだ理由

そこで注目したのがヨノワールを採用したピジョット型のリザードンです。
実際に使ったデッキがこちら。

今となっては割とスタンダード寄りな構築

これまでのリザードンデッキはアタッカーがリザードンex、非エクアタッカーにかがやくリザードンの2つで攻めていく構成が主流でしたが、かがリザは序盤攻撃できず、リザードンはチラチーノのような非エク青天井アタッカーに不利な交換を押し付けられる弱点を抱えていました。

その状況を打破できるカードがナイトワンダラーで収録されたヨノワールとサマヨール。

特性カースドボムでヨノワールなら130点、サマヨールなら50点をきぜつ=サイド1献上と引き換えに相手ポケモンに与えることができます。

これが何を意味するかというと、「130点の非エクアタッカーで攻撃を入れつつもう1回リザードンで攻撃ができる。やっていることはオリジンディアルガのスタークロノスによるエクストラターンの獲得」ということです。

有効な非エクアタッカーがいなかったリザードンデッキにおいては革命で、さらには自主退場によるリザードンの火力増強が自発的に可能になりました。

これまではサイド1のポケモンを壁にし、相手にサイドを取ってもらいたい"待ち"のターンを作ることも多々ありましたが、サマヨールヨノワールの登場で能動的に動けるリザードンデッキを目指すことができました。

今大会のBO3形式のことを考えると1試合のゲーム時間を短くでき、130打点でチラチーノに付いたギフトエネルギーやレガシーエネルギーを無視しながら倒せたり、先2でサマヨール爆発の50点を絡めてルギアVを取ることができたりすることなどから、ヨノワールラインは対ルギアを意識する上で強烈な採用理由になりました。

ヨノワールの登場でサイド残り3枚から、場合によっては残り4枚からでも1ターンで取りきることが出来るようになったので、ヨノワールラインがリザードンデッキに標準搭載されるのも頷けます。

次弾でブライアまで入ってくるとなるとサイド残り5枚からの逆転もあるので更なる強化がもらえて楽しみです。

その他の型の選択肢としてはビーダル型やロスト型、ドラパルトリザードンを候補としていましたが、ビーダル型はそもそもリザードンが立ちにくいこととヨノワールでビーダルが取られること、ロスト型は仮に相手にキュレムが入っていたり、レジドラゴがりゅうむそうを使わずとも素でキュレムがトライフロスト打ってくるため思い切り不利をとること、ドラパルトリザードンではBO3トップクラスのポンデライコが普通のピジョリザに比べて分が悪くなってしまうことから見送ることとしました。

やっぱりピジョットの確定サーチは正義。

エーススペックの選択

ルギア対面に刺さらないマキシマムベルトと使いたい時に手札にないアンフェアスタンプ、青天井環境かつロストスイーパーで剥がされるヒーローマントよりBO3の時間制限の短さからアグレッシブにサイドを取り進めることを念頭に置くとプライムキャッチャーを採用するのが良いと判断しました。

事実いぬいぬいさんのミライドンとの対戦の時にはプライムキャッチャーが大活躍し、プライムキャッチャーを使ってイキリンコを倒すことで終始サイドレースを先行しながら戦うことができました。

かがやくリザードンをベンチに下げるのにも重宝するので、入れ替え札としての1枚としても使えるカードでした。

ビーダルorキチキギス

ピジョットのマッハサーチでは1枚しかカードを持って来れない都合上、ピジョット型は手札が細くなりがちです。

手札補充のシステムポケモンとしてこれまではビーダルラインが1-1採用されていることがありましたが、今回はナイトワンダラーで追加されたキチキギスexを採用しました。

ビーダルの利点は最大で5枚引くことができる上に、ハイパーボールなどで要らないカードを捨てつつ強い山札を作れることですが、一方で1進化ラインであることによりビーダルのサイド落ちでビッパが進化できないこと、逆も然りでビッパのサイド落ちが苦しいこと、ビーダルがヨノワールに取られること、ビーダルの逃げエネ2が重いことなど欠点も多々ありました。

対してキチキギスexはサイド2枚取られるポケモンでありながら、逃げエネが1であり縛られにくいこと、進化ラインではないため実質1枠カード採用枠を空けられること、自分のポケモンが気絶した返しのターンでネストボール1枚でドローソース解決できることなど、気絶後しかドローできない欠点はありますが"カード採用枠を1枚空けられる"メリットを重く見てキチキギスを選びました。

後述しますがロトムやネオラントが場に出てかつ、対面意識でフトゥー博士のシナリオや崩れたスタジアムを不採用にしていることからどちらにせよ低HPのサイド2ポケモンが並んでボスの指令による負け筋が残ることは変わらないので、サイドを2枚取られうることはそこまでデメリットに感じませんでした。

ロトム2枚orネオラント採用

ロトムVを2枚採用するかネオラントVを採用するかはリザードンデッキの構築におけるひとつのテーマかもしれません。
(ロトム1枚のみ採用やネオラント1枚のみ採用というデッキもありますが今回は割愛します)

ロトムを2枚採用してサイド落ちをケア+素引き確率を上げてそくせきじゅうでんによる3枚ドローを安定させるか、ハイパーボールが1枚あればペパーサーチ→ふしぎなアメ+森の封印石サーチによりピジョットかリザードンを確実に立てることができるネオラントを選ぶかが悩みのポイントでした。

ネオラントを採用すると終盤のボスサーチや初動のペパーサーチが強力で、終盤の手札干渉の返しにネオラントからツツジを持ってくるなど必要な動きに繋がりやすい=自分の動きの最大値を引き上げることができます。

最悪の場合はネオラントでゲームスタートしてしまうことですが、確率にして3.3%(かがやくリザードンも含めると7.1%)と低確率であること、ネオラントスタートしたとしても封印石の貼り先になることは変わらず、BO3形式のため1試合はネオラントスタートが起因で負けても挽回しやすいことを加味して上手くネオラントが使えた時の最大値を重視し今回はネオラント採用としました。

初動ロトムを出すも3ドローで解決せず結局ネオラントを出さざるを得ないシーンもあり、盤面を弱くしてしまうケースもあるので、いっそロトムでドロー解決できないことは割り切ってロトム2枚採用がよかったなと。

リザードンミラーでネオラントスタートしてしまった時に先攻2ターン目にリザードンに狩られることを思うと、BO3の3試合目延長戦のことを考えたら余計にロトムの方に分があるかもしれません。

フトゥー博士のシナリオと崩れたスタジアム

一般的なリザードンデッキにおいて、ダメージを受けたリザードンを回収したり使い終わったロトムやネオラントを盤面から消すためにフトゥー博士のシナリオや崩れたスタジアムが採用されることが多いですが、チラチーノやタケルライコにどうせピジョットやリザードンがワンパンされるだろうからフトゥー打ってる暇は無いだろう、崩れたスタジアムは入れたいもののルギアを見るならシンオウ神殿必須だろうというところからこれら2枚は採用せず、相手からのボスの指令上等でアグレッシブなリザードンデッキを目指しました。

蓋を開けてみれば案の定、フトゥー入れとけばよかったなぁとなるのですがw

夜のタンカの採用

今回はすごいつりざお2枚、夜のタンカを1枚採用しました。

夜のタンカはトラッシュから1枚基本エネルギーかポケモンを回収できるカードで、自爆したヨノワールラインや序盤に倒されたネオラントの回収、かがリザを2回連続で動かす、逃げエネ確保のためのエネルギー回収を目論んで採用しました。

実際に使用してみて体感としては釣竿2枚で安定させるか、釣竿1タンカ1で頑張ってエネ管理するかのどちらかで十分だったなと思います。

安易にエネをトラッシュしても回収しやすいので釣竿2枚のほうが好みではありますが、タンカがあると機動力は上がる印象を受けました。

釣竿2タンカ1にするならエネ5運用で1枠空けることもできたと思います。

ボール系の採用枚数とウガツホムラ

ボール系カードはハイパーボール4、ネストボール3、なかよしポフィン4としました。

この配分を語る前に、デッキ提出日当日までウガツホムラexを入れていた話をします。

ウガツホムラはルギアVを道具やサマヨール補助なく先2で倒せる可能性があること、いしずえの面オーガポンが来た時に倒すことができること、の2点を理由に採用を検討していました。

しかし、れっかばくしんを打つのにエネルギー3枚要求となること=れんごくしはいでリザードンに回すエネが残らないことや、ボス要求せず簡単に倒せるサイド2枚アタッカーであることが少々懸念で、対面にいしずえの面オーガポンがいない場合においては腐りやすいということで採用を見送りました。

この1枠を余したことでなかよしポフィンを3枚から4枚に増やし、先攻1ターン目になかよしポフィンを打ちやすいようにしました。

結果としてこの選択はちょっと失敗だったかなと思っています。

初戦のうにたんさん(リザードン)対あねのニゴさん(ポンデライコ)の試合を観戦していたとき、あねのニゴさんのポンデライコからいしずえオーガポンが出てきて背筋が凍りましたね…
「いぬいぬいさんポンデライコだろうし闘ガポンあるわ」となりました。

1戦目観戦中、Discord自鯖での悲痛な叫び

実際はいぬいぬいさんはミライドンデッキだったので事なきを得るのですが、人読みが発生する環境下においてメタカードのメタカードは採用しないとマズかったです。

うにたんさんvsあねのニゴさんは今大会2回マッチングがありいずれも激アツな試合だったのでぜひアーカイブを見てもらいたいです。

ボール系採用理由に話を戻すと、ハイパーボール4はコストをかけてでもピジョットやネオラント、ロトムなどの必要な札に触るためにフル投入、ネストボールは2枚でもいいかとは思ったのですが、初動でロトムを立てたいことと中盤にキチキギスを持ってきて3枚ドローに変換できること、終盤かがやくリザードンを出して即席1エネアタッカーが立てられることから3枚投入しました。

なかよしポフィンも3枚あれば十分に感じるのですが、先攻でサポート権なくともヒトカゲポッポを並べたいこと、あわよくばもう1枚のヒトカゲとヨマワルまで置きたいことを思うとフル投入したほうが安定するため計11枚のボール系採用となりました。

なかよしポフィン4枚だと先攻初手にある確率が44.4%、3枚だと35.4%なのでこの9%差は大きいと判断し、安定寄せを選びました。

ヒスイのヘビーボールについてはサイドに欲しいポケモンがなかった時に1テンポ遅れることと、サイド落ちケアするなら2枚入れればいいじゃないの精神(のでヨマワルは2枚)で非採用としました。

ピン刺しのカードがサイド落ちする確率は10%なので甘んじて受け入れることとしました。

なお1回戦目でキチキギスがラスト1枚のサイドに落ちたのでヘビーボール入れときゃよかったと思ったのは後の祭り。

かがやくリザードンの採用可否

これまでのリザードンデッキにおいて、サイド1の非エクアタッカーとなる有用なポケモンがかがやくリザードンを除いてほとんどいませんでした。

相手に奇数のサイドを踏ませるため、また、終盤の高火力アタッカーとしてかがやくリザードンの採用は利点である一方、スタートしてしまった時にワザ宣言に5エネ要求、逃げエネも3とかなり扱いが難しいポケモンでもありました。

今大会では、BO3という形式から1回かがリザスタートしても巻き返しうること、対戦相手が使ってくるであろうポンデライコにかがリザを抜くことによって優勢度が下がることを懸念して採用しました。

BO1だったら抜いても良い枠だと思います。サイド1アタッカーをヨノワールに担わせるという発想です。不意のいしずえの面に備えるためにウガツホムラに入れ替えるのでもいいかもしれません。

とりわけ今後ステラミラクルではブライアがデッキに入ることが予想され、かがリザが終盤の1エネ起動ができるタイミングが来ることなくゲームが終わることも考えられるのでいらなくなってくる枠だと感じています。

かがリザの採用有無については今大会でのドラマの一つでした。
アーカイブをご覧いただくか、この先の試合解説までぜひお楽しみください。

大会直前の誤算

ナイトワンダラー発売から1週間でデッキの研究が進み、カースドボムを活躍させる型のリザードンが注目されすぎてしまっていました。

ポケカVtuber四天王決定戦の前日に行われたラッシュCSではリザードンが使用率トップに。

余計にメタられるやんけ…と思いながらここからデッキ内容を変更するのはちょっと…と頭を抱えていましたw

また、同大会使用率2位にパオジアンがおり、リザードンは体感パオジアン対面は不利寄りなのでこれにも困っていました。

大会当日の朝にパオジアン対面練習できる人を募ったところ集まらず1人回しでパオジアン対面を回していましたが、自分の練度の低いパオジアン相手でもリザードンの勝率が悪く、パオジアンだけは踏みたくないなぁ…と思っていました。

大会プレイング振り返り

ここからはアーカイブ動画を交えながら上手くいった点、ミスがあって改善すべき点を解説します。

動画で見直すとプレイングの改善点がとても見つかりますね。

☀️我ながらナイスプレーだったもの
☁️意見が分かれそうなもの
☔️明確なプレイングミス

1試合目(第4試合) vs寿司いくらさん Round1

1戦目は寿司いくらさん。デッキはリザードンを使用されていました。
この世で1番難しいのがリザードンミラーです😇

☁️ポフィンから出すポケモンの選択

バトル場ポッポ、ベンチにヒトカゲ、ネオラントという盤面で相手はバトル場ヒトカゲのみの後攻1ターン目ポフィン。

今回はヒトカゲとポッポをそれぞれもう1体出しました。

ポッポ2枚目を置いた理由は、仮に次のお相手のターンで前のヒトカゲがリザードンになるとこちらのポッポが盤面から消えてしまう大きくかつ実現可能性がそこそこ高そうな裏目があったからです。

ベンチ展開が薄い中、リザードン立てて裏呼びまでするのはなかなか厳しく、裏のヒトカゲは簡単には倒されないと踏んでここはポッポ&ヨマワルにしても良かったかもしれません。

後述しますがかぜおこしで20点入れてサマヨールに乗れれば、ヒトカゲ倒してたね切れ勝ちがありえましたね。

ヒトカゲ&ヨマワルにしてポッポを逃がしてヒトカゲ前、という択もあったかもしれませんし、ネオラントではなくロトムだったらそれが1番良さそうです。

☔️ワザを打てるなら打とう

後攻1ターン目、
ポッポにエネを貼ったのは次ターンお相手が展開できないたね切れワンチャンスを掴みにいきたかったからです。

次のターンにピジョットに乗れさえすれば炎エネサーチからのふきすさぶ120点でヒトカゲを倒せたのですが、封印石はあれどペパーもハイパーボールもアメもピジョット現物もなく叶いませんでした。

この時のボクはいくらさんが前ヒトカゲ1匹のみでパスされたので自分が先攻だとでも思ったんですかね?(サポート打ってるのに)

自分の場にロトムもないので、かぜおこし20点をヒトカゲに与えなくてはいけませんでした。

☁️封印石を切るか否か

後攻2ターン目、ロトムが場にあるのであれば即席充電で3枚引いて番を返すでも十分なのですが、現状の手札では何も動けない状態だったので封印石からナンジャモをサーチしてピジョット&不思議なアメセット引きのワンチャンス狙いを敢行。

しかし、いくらさんの手札も決して良さそうな状況にはなかったので、次のターンのデッキトップを待ってからでも遅くはなかったかもしれません。

ただ、返しのターンにピジョットに乗られてしまったりロストスイーパーで封印石が剥がされるとかなり負けが近づくのでギャンブルしました。

☔️マッハサーチし損ねる

後攻3ターン目、いくらさんのナンジャモでさらに手札がリセットされ、アメもピジョットもリザードンも揃う絶好形の手札に。

初戦の1ゲーム目で緊張もあってか数々のプレイングミスを犯してますね…

マッハサーチでサマヨール持ってきて前のヒトカゲを倒せたのでは?と思いますが、ハイパーボールでデッキを見た時に恐らくサマヨールがサイド落ちしてることに気づいたのかもしれません(このあたり記憶が曖昧

☁️ピジョットで攻撃してもよかった
同じく後攻3ターン目、
相手にヨマワルが出ていないので仮にマキシマムベルトがついたリザードンが返しに動いてきても260までしか出ないことを考えると、ピジョットでヒトカゲを取ってリザードンを守る動きをした方が良かったかもしれません。
どうせ中盤にピジョットはワンパンされてしまいますし。

☀️ヨマワルが取られても即復帰

後攻4ターン目、マッハサーチからポフィンを持ってきてすぐに先のターンに取られたヨマワルを再展開しました。
カースドボムを絡めてリザードンやピジョットを取りに行きやすくなるので、倒されてからすぐに再展開できたのは良かったと思います。

☔️イマジナリーペパー

ジャッジ案件本当にすみませんでしたあああああああ!!!

後攻5ターン目、
マッハサーチでペパーを持ってきたつもりでいて、ペパーを挟まずに先んじて釣竿と負けん気ハチマキを持ってくる失態でした。

多分シティリーグクラスだとサイドペナルティです。絶対にやらかさないように。(ジャッジ資格をお持ちの方、この場合どういう裁定が取られやすいかコメントいただけるととても助かります)

そのあとの負けん気ハチマキは貼るんだったら前のリザードンに貼った方が良さそうですね。

☁️ロトムとヨノワールどちらを倒すか

後攻6ターン目、マッハサーチからボスの指令を持ってきてロトムを倒す選択をとりました。

このターンはボスを撃つことが必須で、ロトムかヨノワールを取らなければ負けが確定するシーンでした。

サイドを残り1枚にしておけばヨノワールの特性は使えず、次のターン自分がサマヨールに進化できると相手のリザードンが倒せるようになるのでそちらを選択しましたが、ヨノワールを取ってサイド残り2に留めることで相手のナンジャモで引ける枚数が多くなるためそちらも一つ選択としてはあったのかなと。

ただ、ナンジャモだと裏のピジョットが残る可能性が高いのでロトム倒しも正解択でしょうか。

☔️夜のタンカを触りに行きたかったがあえなく

後攻7ターン目、ピジョットが取られたことによってサマヨールを自引きしに行く必要がありました。

手札にネストボールがあったのでキチキギスで引きに行こうとするもののラスト1枚のサイド落ち。確認が甘かったです。
最後はカウンターキャッチャーをもう1枚を持たれていてGG。

仮にキチキギスがあったとして、3ドローの中で不思議なアメとハイパーボールがあればピジョットに乗れたので、ハイパーボールのコストのためにポフィンとネストの空撃ちはよくなかったですね。


中締め

ここまでお読みいただきありがとうございました!
現時点で約10,000字を超えております。そしてまだまだ続きます。

中締めとしてCMです。

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「アオバタウンジムバトル」企画概要

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引き続きよろしくお願いします!!

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