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ホントの自分なんてドーナツの穴みたいなものだと思っていた話。


こんちは、アオバです。


ドーナツ好きです。小さい頃からよく食べてました。

ドーナツの真ん中の穴はなんであるんだろう?

素朴にそんなことを考えていた子どもでした。


大人になってからは、ドーナツと自分の頭の中は一緒だなぁ思ってました。


ホントの自分ってなんだろう?

ホントの自分ってどこにあるんだろう?


そんなことを考えて、モヤモヤして、

時には自分の中を掘り下げてみたりして。

上っ面のキレイを装った自分の中には、真っ黒で汚い部分がいっぱいあって、

でも、その中の中、中心部分をよーく覗いてみたらあらびっくり。びっくりするぐらい何にも無い。からっぽという(苦笑)

そんなわけで、真ん中に穴が空いているというドーナツと一緒だなぁ。自分って。

と、そんなことをずっと思ってました。

そんなことを考える度に、しょうもないなぁ自分って思ってました。

若かりし頃に思っていたというより、つい最近までしっかりそう思ってました。




話は変わるんですが、

amazarashiというアーティスがいるんです。

大好きなアーティスト。

そのamazarashiが “未来になれなかったあの夜に” という歌の中でこんなことを歌ってたんです。

恨みや妬みや妬み嫉みの グラフキューブで心根を塗った
それでも尚塗りつぶせなかった 余白の部分が己と知った

amazarashiが自分とおんなじようなこと考えて、歌詞にして歌ってる。

しかもそんな考えを否定せずに歌ってる。

びっくりしました。

そして、なんかホッとした。

嬉しかった。


いいんだ。余白で。空っぽで。

いいんだ。そのままで。

amazarashiすごい。

音楽ってすごい。

音楽からまた、勇気をもらいました。


余白は、余白のままでいい。

からっぽならからっぽのままでいい。

そのままで、幸せになっていい。

そのままで、人を愛していい。

今はそんなふうに思えるようになりました。

(実際は、まだ思えるように頑張ってるところですが。。。)

※ちなみにグラフキューブという言葉。知らなかったんですが、デッサン等に使う鉛筆の芯の部分だけでできたチョークみたいな物だそうです。へー

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aob(アオバ)
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