子宮頸がん検診で要精密検査と言われました - 子宮頸がん検診で要精密検査となった私の記録 1
この記事なに?
子宮頸がん検診で軽微な異常が見つかって、これから何度も検査を受けつつ経過観察をしなきゃいけないので、不安を紛らわせるために言語化しつつ、せっかくだから記録しておこうかな、という内容の第一回です。今の所深刻な内容ではありません。気楽に読んでいただければ。逆に深刻な内容を期待されている方、気楽な内容が許せない方は読まないことをおすすめいたします。
子宮頸がん検診一応受けてるけど、毎回問題ないし、あれって受ける意味あるの?問題あるとどうなるの?という方に読んでいただければ。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨が再開されました今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
実は私は定期接種になる数年前にHPVワクチン啓発絡みの案件に関わっていたこともあり、接種は推奨派です(他人にわざわざ勧めたりはしないですが)。そんな背景もあり、積極的勧奨が再開されたことをとても嬉しく思います。しかし、自分は接種していません。ずっと接種したいとは思っていましたが、金銭的に負担が大きいことと、年齢的に手遅れかな…という気持ちがあり、接種に踏み切れていませんでした。今となっては全額自己負担でも手遅れでも接種しておけば…と多少後悔しています。とはいえ全額自己負担となるとなかなか厳しいものがある…せめて医療費控除の対象になればいいのに…
子宮頸がん検診について
子宮頸がん検診の具体的な内容(どんなことやるの?)については下記がわかりやすいかと思います。
私が現在住んでいる自治体では、二年に一度の隔年で子宮頸がん検診を無料で受けることができます。その制度を利用して毎回必ず検診を受けており、一番最近自治体で受けた2021年3月の検診では、結果に異常はありませんでした。
しかし、今年に入ってから不正出血が頻繁にあり、婦人科を受診したところ、エコーと子宮頸がんの検査を勧められました。正直、去年検診受けてまだ2年経ってないんだけど…と思いつつ、まあ心配だし念の為受けておくかと軽い気持ちで受けました。これが今年(2022年)の2月下旬、前回の自治体の検診から約一年が経過していました。
ちなみに私はPMS軽減目的でもう長いことピルを常用しており(ピルを飲まないと生理中に頭痛で動けなくなる)、そのため周期をはずれた出血には過剰に反応してしまう部分があります。
2月に検査を受けたことをすっかり忘れていつも通り過ごしていたところ、婦人科から電話がかかってきました。この婦人科はピルをもらうために通っているところで、いつも2-4ヶ月分のピルをもらってなくなりそうになったら受診し、そのときに前回受けた検査があれば結果を聞く(だいたいは問題なし)というのがいつもの流れでした。
そんな病院から電話がかかってきたことで不安になったのですが、案の定、話の内容は前回の検査の結果に少々問題があったので、一度来てくださいというものでした。
電話を受けた日は休日で、昼間からお花見をしてお酒を飲みほろ酔いのいい気分でブラブラしていたところだったのですが、一気に酔いが醒めてすぐに病院へ向かいました。
要精密検査=がんではない
今回結果を待っていたのは細胞診というもので、子宮頸部から採取した細胞を調べるものです。この結果に異常があり要精密検査となったのですが、その異常にも種類があります。種類については下記の「ベセスダシステム2001細胞診結果とその取扱い」の表が詳しいです。
今回の検査の結果は「ASC-US」というもので「異常がある」中では「最も軽い異常」のようです。この異常は他の細菌やウイルス、膣内の環境によっても起こりうる異常のようで、この異常がある=がんになるとは言えないもののようです。
この結果を受けてどうするか、いくつかのアプローチがあるようですが、私は医師に勧められたこともあり「HPV検査」を追加で受けることにしました。
子宮頸がんの原因はハイリスク型HPVであることがわかっているので、今度は子宮頸部にそのHPVが存在するかどうかを調べます。
やることは細胞診のときと同じで、子宮頚部から採取した検体の中にHPVがいるかどうかを調べます。この結果が出るまでにだいたい2週間と言われました。
時系列
2022/02/26 細胞診検体採取
2022/04/02 細胞診結果確認、HPV検査検体採取
次回はHPV検査の結果から。