全力で走る友人を見届ける話
(サムネは今日食べたアイスです.とてもおいしかったです)
連休明け…お疲れさまです,蒼都です
Attention!
※まとめようとしてまとめ切らなかった文章(そのままでいいと思ってる)
※日付変わろうが寝るまでが今日
どうしても突発的に記録しておきたくなったので2日連続だろうが書こうと思って
突然ですが今日,中学高校時代の友人(というか6年間の部活の同期というべきか?)が出演しているという劇を見に行ってきた
「蒼都さん珍しいね,劇見に行くんだ」
私もそう思った,申し込んでから.
なにかのインプット…や,内容どうこう,というよりかは,1人の友人が今どんな感じでなにしてんだろ,があって今回は足を運びました
だから内容…とかの話がしたいわけでは全くなくて(もちろん内容濃くて面白かったよ!!演出とか音響も!!)
なんかその友人を見て懐かしさを覚えたのと,最近考えててもにょ…ってなってたのが少しすっきりしたような感じがして
そして…すこし背中を押してもらえたような気がして
はじめに書いておきますと,高校時代に他ならぬ
「大好きを叫ぶこと」
「それに向かって真っ直ぐに頑張ることはかっこいい」
の2つを身をもって教えてくれた友.
(そしてテストの点数をいつも争っていたライバルでもある)
もちろんこれはラブライブ!シリーズからも教えてもらった,はそうだけどね
中高生の頃はその友人はラブライバーだった…なんてのもあったけど,多分今は離れちゃってる
そこについては特に何も思ってなくて,他にも魅力的なものはいっぱいありますから
(逆にいえばその子自身も根の部分はそこから来てるんじゃないかとは思ってる)
逆に目が移ったとしても,周りに何と言われようが,自分の大好きなものを大好きと叫び,そしてそのために努力を惜しまない人間だったなぁって
そんでもって,本人がその苦しさをあんまり見せない,本当に全部楽しんでいるかのような子だった
そしてなにより楽しい,面白いを周りに伝播させる力を持ってたんじゃなかろうか
でも…というか,だから,かも?
中高生の時にそんな人間だったとて,大学生…はまだしも,その先…というのはどうするんだろう…?と思ってた
というのも数年間,住んでいる場所も離れてたので会う機会もそんなに多くなくて,年に1回くらいだから就職活動どうこう,とかも何も知らない状態で
大学の学科とかも言うなれば意外にも無難なところに行ってたので普通に就職して…の道もあったとは思うけど…
うーん…どうもそれが似合うような感じではないのがその子,というのが中高ともにした私から見た感覚,もちろんいい意味で
(書いてておかしいとは思ってる)
真っ直ぐに何かに取り組むのはもちろんだけど,その道がメジャーではなくて,傍から見てかなり挑戦的なところを選んでいくような雰囲気があったので
でもこの予感が当たるとも思わないわけですよ
4-5年もすれば人間変わるからね
だから就職するであろうタイミングの春かその前くらいにSNSで
「劇出ます!オーディション受かった!!」
を見た私は文字通りひっくり返った
いや,チャレンジングなことしそうだな,って思ってても,役者の道に足を踏み入れているなんて思ってもなくて
反面,その友人が根っこの部分はおそらく変わらずに過ごしていて,今なお無難な道を選ばずに自分の好きな道を進んでいるのを見て,安心するのと同時にとても勇気をもらえた
上記に加え,今回はオーディションで受かって手にした役,しかもデビュー作ときいて見に行くことを決めた次第
というのも,「好きなことを精一杯頑張りたい」はあっても,それをメインの仕事に据えるかは別なことであって
自分のことでいうと研究をもう少し続ける,という選択をしたもののそれは意外と茨の道なんじゃない?といわれる機会がまぁまぁあって,決めた当初は言われる度に悩みかけたりもした
中高の同期の中で私の知る限り,その友人が一番,先が難しい道に進んだと思っているけれど,走ってる本人がそうではなさそう,そんな人を見てホッとしたかったんだろうな
そして年齢とともに,いつまで自分の好きなことに正直に取り組んでいけるのかなぁとか,どれだけリソース割けるのかなぁとか考えないこともないわけでもなくて
そんな考えを持ちながら今回見に行って,少し話してきて.
話してきた,といっても劇の内容の話とあらかじめきいてみたかった質問2つだけ.
「実際にこの世界に踏み込んでみてどう?」
「これからもこの道でいくの?」
これだけでいいかなぁと思った.
で,返ってきたこたえを要約すると…
「楽しい!!!!!!」
「もちろん!!!!!」
なぜ要約したかってとこはさ,ほら,オタクしてるとわかるでしょ?
自分が楽しい,面白いってことはいつまででも話せるじゃん?
この答えを聴けて,
いや,いつまでたってもこの子にはかなわんなぁ…
と.
もちろんいろんなところで悩んでるかもしれないけどさ,ここまで自分の選んだ道を肯定できる人間そんなにいないな,って
そしてやっぱりいつまでも進み続けていてかっこいいな,って思ったんですよ
そして役者ってかなり「自分という存在証明」が必要なんじゃ,と思って…
……話を戻します
で,冒頭に書いた
「少しすっきりしたこと」
これは「どう道を選んで自分がどう進めばいいんだろう?」みたいなところ.
ここまで書いてきたけど,自分はこの友人みたく自信たっぷりに大丈夫!とも,こんなにも貫ける!!とも思ってないです
そう決めたとてどこかで迷うし悩むしずーっと進めるほどの気力体力オバケでもないし
けどいつまでも,いや,少なくとも今のうちは,全部めいっぱいやってていいよな!!!って少し思えました
というのもまぁ…
来年度どうなるのか(どうするのか,というべきか?)をすごく悩んでいる時期で
進路はほぼ決まっている(というものの一応の試験はある)けど,時間のバランスをどうとるか,みたいなところもありまして
研究も動画関係も,どっちも大好きで,でも個人的にはどっちも時間をかけないといいものが出ないと思ってるからこその悩み
これは正直これからも悩むし,来年4月とかになっても悩み続けているかもしれない
でもほんの一瞬,ほんの一瞬だけ,今年度限りで動画関係のことやめようかなぁって思ったことがあったんです(今はそんなことないのでご安心を!)
それもあって2024年度はお話をいただいた企画などは全部やりたい,演奏動画もなるたけ貢献したい,があった
6月中旬でこの悩みは自分の中で大方消え去った…ものの,残った靄みたいなものがないわけではなくて
でも今日見て,話してきて,きりばらいを助けてもらえたようで
だからどこかに残そうと筆をとった次第
こんな友人ほどにはなれないけど,時間の限りもあるけれど,決めた道を信じて進み続けられるような,そんな人になれたらいいなぁ
こんな風に好きなものを突き詰めるべく,今を全速力で駆け抜けている友は中学高校大学の同期を見渡しても少ないので,この歳にして本当に嬉しかったな
なによりこんな友人を持てて,こんなタイミングで会うことができて,よかったなぁと思っている
……
なんか負けたくないので本人には絶対にいわないけどな!!!(笑)