「つくる」を楽しめれば人生何倍もお得
子どもたちによく言っている。
何かを「つくる」ための材料なら、いくらでも買うよ
と。
子どもはつくることが大すき。
折り紙でも空き箱の工作でもキラキラした顔で「つくる」を楽しんでる。
折り紙も画用紙も、ビーズも布も木材も、
ちょっといい色鉛筆もコピックも、
何かをつくりたいという目的があるのなら
なるべく制限なく買ってあげようと決めている。
私も子どもの頃からつくることが大好きだった。
あまりおもちゃを買ってもらえなかった幼少期
リカちゃんの服、家や小物、
なんでも画用紙や布でつくっていた。
(人形だけは持っていた)
少し大きくなると
自分がつかう小物や服をつくるようになった。
自転車を走らせ、田舎の国道沿いにある
小さな手芸屋や、文具店、ホームセンターで
材料になりそうなものをゆっくり吟味して回るのが日課だった。
「つくる」を楽しめれば、人生何倍もお得
というのが私の持論。
何をつくろう どうやってつくろう 誰にみせよう
これらの思考が日常になれば
普段からアンテナを巡らせるようになる
つくっているときはとにかく自分が楽しい
ドーパミンが放出される
やる気と集中力が鍛えられる
完成したものをみんなにみてもらう
ほめられ、よろこばれ
自己肯定感が上がる
世の中のものは、すべてどこかの誰かがつくっている
こんなものどうやってつくった?
なんのためにつくった?
だれのためにつくった?
自分も手を動かすことで
それらの解像度があがっていく
世の中がよりよく見えるようになり
先人へのリスペクトを感じるようになる。
幼少期のものづくりはいわば人生の投資だと思っている。
おとなからみれば、子どもの工作なんて
汚されるし捨てられないし
やっかいだけど
なが〜い目で考えたときの価値を信じて
私は今日もダイソーに折り紙を買いに行く。