東京旅行日記
お疲れ様です、あおです。
今回の講演会の遠征に伴い東京散策に行きました!ほぼ初めての東京といっても過言ではない!
ということで旅行紀行を残します。
§ピンクハウス
講演会の質問コーナーのなかで「マルジェラのコンセプトは自分とマッチしないし、持ったり履いたりさせて貰っても全然自分のもの感がないのに、つい気になってサイトを見たりお店に足を運んだりしています。私とマルジェラはどういう関係性なのかわからず戸惑っています。」という質問に対して「耳をすませばのしずくちゃん現象」だという回答をされていたあきやさん。
「多分ね、5年後か10年後に買うと思う!!」とイタズラっ子みたいな顔をしたあきやさんをみながら
自分にとっての「やなやつ!やなやつ!」は「ピンクハウス」だなと思った。
最近よくTLで見る「ピンクハウス」。
試着レポもよくみる。「ピンクハウスは意外と懐が広いブランド」という感想もよくみる。
でも正直「そうかあ〜?」と思ってしまう。
自分のなりたいは「かわいい」だけどどうしても似合わないのが「フリル」なんです。でも好きだからどうしても覗いてしまう…でも自分には「似合わない」…のエンドレスループ。
ちなみにピンクハウスのコンセプトは『人を愛し、生活を愛し、人生を愛するすべての女性たちに贈るもっとも自分らしくあるための服』です。
コンセプトはストレートにぶっささってます。
ということで東急プラザ銀座のピンクハウスに突撃してきました。
もうね、勢いですよ!勢い大事!!
もう2度と着ないかもしれないし、もしかしたら意外と似合うかもだし!!
そういうことでピンクハウスで試着して、鏡を見て、改めて思った。
「似合わねぇ~~~~~~・・・・・・」
そう、やっぱり似合わなかった。
自分がどうしても「あまあまのフリル」が駄目な理由がフリルたっぷりの服を着た自分の姿が「地雷ワード」の「デブ」「ブス」「怖い」「気持ち悪い」「不気味」にカテゴライズされるからなんだろうな、と思った。あまあまフリルの服を着て逆にいかつさが強調されている感じ。
あきやさんが「客観的に自分の姿を鏡や動画撮影などしてどう見えるかをチェックするのも方法の一つ」と言われていたけど本当にそうだと思う。
デニムのスカートが唯一似合ったけど「わざわざピンクハウスに来て選ぶのがこれなん?」というのも正直あり、やっぱりどうしても自分には「あまあまなフリルの可愛い」はnot for meなんだなと思った。
もしかしたらウィッグをつけてメイクも詐欺メイク並みにやりこんだら似合うかもしれないけど『別人に変装した状態で似合わせに行っても虚しくなるだけだしな…』と思ってしまう。「別人に変装するレベルの変化」は抵抗感があるらしい。
正直両隣に鎮座するNigel Cabourn WOMAN THE ARMY GYMとかMARcourt DESIGN EYEのほうが明らかに似合っていた。真逆のテイストのブランドに挟まれているピンクハウスの図、結構面白かった。
MARcourt DESIGN EYEのところにあった白のレースのブラウスと白のマキシスカートの全身ホワイトコーデがとてもよかった。
自分の「似合う」はシンプル、ベーシック、ナチュラルなんだな、と改めて実感した。
なので正直自分がピンクハウスを実際に着ることはないんじゃないかな…。フリルは好きなので軽率にHPは今後も見に行くだろうけど。
§フエギア
これもガールズの方々の中でよく話題に上がる「フエギア」。
GINZA SIXにも突撃しました。
自分が入った時は既に店員の方が全員接客に入っていたので心置きなくフラスコを端から嗅いできました。
実はガールズの記事を見たりHPを見たり他の方のレビューを見たりして大体のあたりをつけていたんですけど悉く外れて、逆に予想外の方向からずっと殴られていました。
行く前の事前調査で一番目をつけていたのが『コモレビ』
「日本人が持つ光のコンセプト。透き通る木漏れ日を突然遮るのはアンバー(琥珀)の風。湿気を帯びた空気に桜の香りが広がる。」
構成はチェリーブロッサム、アンバーグリス、ムスク
絶対好きじゃん!!!!!
自分のコンセプトが「春、軽やか、爽やか、着心地がよく、ナチュラル、花や植物と陽の光を愛する」なのでもうピッタリじゃん!!!とウキウキで速攻で嗅いでみました。
あれ…なんか…匂いが遠い……?やさしすぎる……?
予想外で愕然としました。
なんか…なんか違う…とぐるぐる目状態になるとは思わなかった。
それから片っ端から試す羽目に。
嗅いだ瞬間に「好き!!!!」ってなったのはこれでした。
『アマリア グルマン』
構成はジャスミン、バニラ、カラメル
濃厚なジャスミンや蘭の香りとバニラ、カラメルの甘い香りが両立していて嗅いだ瞬間に脳みそが「幸せ」になった。検索してみると「濃厚なので冬につける香り」と評しているところが多くてそうなんだ!?ってなった。どうも自分は嗅覚が鈍いらしい。
予想外の方向から刺さったのが『エット ヘム』
構成はサンダルウッド、ダーウッド、ブラックペパー
『その香りに込められているのは、普遍的なくつろぎ。凍えそうな野外で焚火をしたときに経験するあの心地よさである。』
穏やかなハーバルグリーンノート。
甘さはない、どこまでも爽やか。
そのあとちょっと煙たさも感じる、けどあくまでも軽い。心が落ち着く。無印スタイルの癒し系お姉さんの香り。
北欧のホテルのイメージらしいですね。癒しの香り。ずっと嗅いでいたい香だった。
あとこれも別方面だけど刺さった。
上品でエレガントなお姉さんを感じた。
『カンディド ロペス』
構成はヴェラウッド、ローズ、タバコ
カンディド・ロペスという写真家をモチーフに作成されたフレグランスだそう。
シンプルに上品で優しくて甘い!ちょっとスモーキーさもあって甘々しすぎてないのもいい。
イメージとしては中之島あたりで優雅にお茶してるお姉さん。
「エレガントで優美」という言葉がぴったり!と思ってHPを見たら
『兵士が行進する足元の地面には、戦いで長い道のりを行軍した記憶が刻まれている。』
紹介文がいかつすぎて笑った。
個人的にセクシーさを感じたのはこれ。
『ハカランダ』
構成はハカランダ、ローズウッド、ベンゾイン
ギターのサウンドホールとか高級万年筆の匂い。ハカランダなのでそりゃそうなんだけど。落ち着く甘い木の香り。その中に知性も感じる大人な香り。「はあ…素敵…」とうっとりしてしまった。
ハカランダはメキシコでは春を告げる花としても知られている。
ジュリアンが子どもの頃よく遊んで入っていたハカランダの木の箱のイメージで作られたという。
あと自分が纏うのは違うけど、夜の没頭したい時間に最適だな、と思った香りがこれ。
『ラ ルナ』
構成はコパル、コパイバ、アミリス。
『熱帯雨林ラカンドナで行われる夜の儀式では、生のコパル樹脂が月の女神に捧げられる。神聖な光が咲かせる夜の花からは、人を夢中にさせるフェロモンが放出される。』
ハーブのようなアロマのような、火をつける前のお香のような香り。
神聖とも官能的とも思える不思議な香り。
頭がスッキリしてリラックスできるので集中したい時にルームフレグランスとして最適だと思った。
ちなみに東急プラザ銀座にいった時The PERFUME OIL FACTORYにも寄ってみたんですけど、(The PERFUME OIL PACTORYだと2番、8番、12番、16番が特に好き)「フルーティーな香りがお好きなら新しく出る商品もおそらくお好きだと思いますので試されますか?」と言われて差し出されたのがこちら。
『オレンジフラワーの明るいトップノートが、日差しを浴びた朝の清涼感を表現し、その煌きにアイリスが繊細さを添えて。心の奥深くに響くユリとスイセンのフローラルノートが、広がる夏の空を明るく照らします。』
嗅いだ瞬間「好き!!!!!!」となった。
自分の好みの香りのタイプはやっぱり結構わかりやすいと思った。
あと自分は香水は「好き」全振りで選ぶタイプ。
§その他感想
そのほかで東京散策して思ったこと徒然。
★スタバ多すぎ問題
関東圏の人が関西圏に来た時によく「スタバが少ない」と言っているのを見るけど、正直普段そんなに自分がスタバに行くこともないので「そんなに?みんなスタバそんなに好きなんかな」くらいに思っていた。
違った。東京マジでスタバが多い。
角を曲がるごとにスタバが現れるからもう笑っちゃったよね。
どんだけ多いかというと難波のたこ焼き屋レベルに多い。本当に!!!
自問自答の休憩所にスタバが例に上がっている理由もわかった気がした。東京はスタバ=休憩地点なんだ。
★地理あれこれ
「新宿ダンジョンは梅田ダンジョンより厳しい」という声を聞いていたので心して挑んだのですが個人的には割と大丈夫だった。むしろデカデカと行く方向を矢印で示してくれていたので親切設計だなと思った。
梅田がダンジョンと言われる理由が「どこに出るのかわからない」というのもあるけど「昨日まであった道がなくなっていることが多い・または知らいない間に新しい道が生えてる」からだと思っているんですけど、どうなんですかね。
新宿から原宿までも歩いて散策しました。あそこらへんは坂道が急という話を聞いていたけど個人的には許容範囲でした。どっちかというと新宿の東京都庁の通りが結構えぐい坂道だったのが意外でした。県庁や府庁のある辺りって大体土地が平面になってて歩きやすい場所が多いように思うので、結構情け容赦なく坂道だったのが面食らった。
原宿(表参道方面)にも行ってきた。ハイブランドや若者をメインターゲットとした店が立ち並び人が溢れている空間と明治神宮という自然豊かで厳かな空間が同居しているのがカオスで面白くて「好きだな…」とシンプルに思った。対局な両者を同じ空間に閉じ込めていて、それが違和感なく成り立っているのが懐の広さというか、人口の多さがゆえに許されている曖昧さというか、そういうのを感じて面白かった。
こちら側だとそういう「ギラギラした商業施設」と「仏閣神宮」はしっかり場所が区分されているところの方が多いので。
★はじめてのかんぴょう巻き
東京に着てどうしても食べてみたかったものがありました。
それかんぴょう巻きです。
生まれてこの方「かんぴょう単体の巻き寿司」なんて見たことがなかったので、(太巻きに入っているのしか知らない)「絶対に食べよう!!」と決めていたのでした。
食べた感想は「かんぴょうだ!!」でした(それはそう)。
あまあまなかんぴょうが丸々ひとつ入ってる寿司。おいしかった。
★海外旅行者の多さを思い知る
ホテルをとったんですけど本当に外国人観光客だらけでびっくりした。
そしてホテルで外国人オンリーだと
こういう場面に遭遇するのでした。
エレベーター内での譲り合いがスマートすぎて「ドラマ???」と思ってしまった。日本にいながら海外文化を体験することになった。
東京散策楽しかった!!
またいつか、機会があれば行きたいね。