へちまのすすめ②
一晩寝て、思い出した。
そういえば、2年くらい前までは、
わたしの朝の習慣といえば、真夏も真冬も、
乾布摩擦だった!
わたしがずっと学んでいるマクロビオティックの先生、
奥津典子さんの勧めもあり、
朝起きて、
水でばしゃばしゃと顔を洗い、
そのままの流れで、ざっくりした織りの木綿タオルで、
ごしごしからだをこすっていた。
(本来はしゅろのたわしの勧めだったが...)
すると、からだがぽかぽかしてきて、
気分も体調も、朝から軽やかだった。
1年以上、つづけていたと思うのだけれども、
いつからやらなくなったのだろう…
つづけることはこつこつ。
やめてしまうのはあっという間だ。
昨日のお風呂のへちまは、
からだの表面(皮フ)をこすって、
末梢まで血液を循環させて、
代謝を良くする、という乾布摩擦の良い作用につながっているのかも。
しかも、汗も汚れもすっきり落とせて一石二鳥!
梅雨の時期は、特に湿度が高く蒸し暑いから、
皮膚呼吸がしっかりできるように、
汗や汚れを落とすことが大切だと言われている。
しかも、”乾布摩擦”を調べてみたら、
代替療法、民間の健康法と出ていた!
すごーい!
保育園のときに毎朝やってた体操、みたいな感覚だったけれども、
昔からつづくものは、やはり先人の知恵だったのだ。
地味なことほど、自然の営みとともに暮らすひとに則した健康法なのかも。
代謝を上げて、血液だけでなくて、
エネルギー全体の流れを良くして、
しっかり呼吸して、
今日もわたしらしく心地よく過ごそうっと。
それにしても、
へちま農家さんはまだどのくらいいらっしゃるのだろうか…
本当にありがたい……