初めてのボトルはキンミヤ
色々と嫌なことが重なっちゃって、さすがにもうやってられないぜ!と言う気持ちになってしまい、とうとうギブアップでした。
ギブアップしてからが大事でそこからどう挽回できるのかが人間の忍耐力だと思いますが、そういえば矢沢永吉さんがこんなことを言っていました。
そんなわけで行きつけのバーへ。
映画の世界では探偵はバーにいるらしいですが、学生もバーに行きます。
それではバーで飲みながら書きましょうか!!
行きつけのバー
たしか5ヶ月前くらいだったでしょうか、大学の近くに一軒のバーがオープンしました。
初めて入った時は友達と3人で入ったのですが、僕は確かサントリーオールドの水割りと角のソーダ割りを注文したような気がします。
バーに行く時は決まって、悩んでいるかめちゃくちゃ楽しいかどちらかの感情を持ち込むのですが、楽しい時は誰かと行くし悩んでいる時は1人で行くようにしています。
幸せは誰かと分かち合おう、不幸は自らの内に留めておこうと言うのが、その種の問題に対する僕の考え方だからです。
よく、悩みは打ち明けた方がいいと言われますが打ち明けられないことや打ち明けるべきでない悩みだってありますよね。
どうしてこのバーが気に入っているのかというと、雰囲気が最高だから。これに尽きます。
お店は落ち着いた雰囲気だけど落ち着きすぎず、マスターは陽気な性格で。
こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、お酒の美味しさはモノが同じである限り変わらないと思うんですよね(不味い店はありますが)。
雰囲気にお金を払いたくなったお店はここが初めてです。
最近は黒ビールをはじめに頼んでから、ウイスキーや焼酎お湯割りを頼むのが一連の流れでしたが、今回は黒ビールから焼酎を頼みました。
マスターがわざわざ緑茶を淹れてくれたので、キンミヤを緑茶で割って飲みましたが、クセのない控えめなキンミヤに緑茶がよく合うこと。
飲んだ瞬間、リピート間違いなしを確信し、かつリーズナブルなのでキンミヤのボトルを1本入れました。
その後にも用事があったので8時過ぎには店を出たのですが、店を出てからは悩みも消えていました。
悩みに対する答えをじっくり考えたわけでもなければ、悩みを忘れようとしたわけでもなく、いつの間にかという感じで自然に消えていた、いつもそうなんです、このバーに来てじっくり飲むとスッキリした気持ちで帰ることができる、そんな場所があることは幸せなことだと頑張ってお店を切り盛りするマスターに感謝。
俺の代わりは俺しかいない
「僕にとってあのバーが唯一無二であるように、僕はこの世の中において唯一無二の存在、過信するわけでも自惚れるわけでもなくそれは事実である」そう思うことができた夜でした。
以前、僕とある会社の関係について少しnoteに書いてみましたが、そのあたりから僕と僕が関わっている組織や集団との関係を今後どうするべきかについて考えていました。
会社や道場、バイトやYouTube関係のコミュニティなどこれからも続けるべきかどうか、真剣に考え抜いたた結果が「道場以外の仕事は3月いっぱいですべて辞める」というものでした。
色々な集団に属することで得られるものもたくさんありますが、それは同時に、人間関係や仕事の悩みと向き合うことを強制されます。
毎日のように悩みが増えて日々それらを解決する自転車操業的な生活が続く日々でした。
午前12時頃だったでしょうか、ある方から一通のLINEが入っていました。
「辞めないでね。○○は絶対ここに必要なんだからね(編集済)。」
このLINEを読んだ瞬間に、僕は最終的かつ不可逆的な結論を出しました。
いま属しているすべてを辞めない。求められているのにそれを無視するなんて贅沢すぎるだろ、と。
これを書きながら僕は単純な人間だなと、なんだか笑えてしまいます。
多分読んでくれてるであろうかわたん、絶対に読んでないであろうくろぎ。
口下手だから面と向かって言えなかったけど、この二週間2人の言葉一つひとつがありがたかった。
お騒がせしました、俺は辞めないぜ。