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世界一周ビールの旅!15日間10都市弾丸ひとり旅 #3コペンハーゲン

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4日目(9月3日) ダブリン→コペンハーゲン

ダブリン空港のラウンジは保安検査の真上にあり、入り口の階段に気づかずに素通りしてターミナルの端から端まで歩いてから気づき、ようやく入れた。

が、ターミナル1のラウンジにはシャワーがない。昨晩のホステルではシャワーも浴びずにふて寝気味に寝てしまったので、ラウンジでシャワーを浴びておきたい。

ということでまた5分ほど歩き、ターミナル2のラウンジで無事シャワーを浴びることができた。少し広い個室トイレといった感じ。タオルもシャンプーも完璧に揃っており、とても助かった。

鏡の反対側がシャワーになってます

ダブリンからコペンハーゲンへのスカンジナビア航空(SAS)ビジネスクラス。

今回も3人掛けで真ん中が空席。空にいるのは2時間弱のフライトだが、食事が出た。ローストビーフにミントサラダ、ごまクラッカー。

ビールは最近工場をもたずにレシピで勝負し、すべて委託製造しているというファントムブリュワリーMikkellerがSASのために作ったというオリジナルペールエールだった。よなよなエールより少しほろ苦さが残る。

ミッケラーのSASオリジナル・ペールエール

ごまクラッカーと付け合わせの玉ねぎの酢漬けが美味しかった。ミントサラダはきつかった。

そして2時間しかないフライトでも、CAさんはカーテンからちら見できるところでもぐもぐ飯を食っていた。

お弁当箱スタイルの機内食

コペンハーゲン中央駅へ

コペンハーゲン中央駅。そこはかとない北欧感

コペンハーゲン着。これぞ北欧といった木材を多用した空港で、とても落ち着いている。床も小学校の廊下のような、木を入り組ませた素材でできている。綺麗で洗練されている印象。

コペンハーゲン中央駅までは電車で15分くらい。すぐについたが、また駅の荘厳さに驚いた。天井が高く、すっきりとしているが歴史も感じられる。素敵だ。

予約していたコペンハーゲンのバックパッカーズ・ホステルは、駅徒歩1分の好立地。しかもとても綺麗。最近日本でもちらほらみかける、オシャレなホステルの部類。

バックパッカー・ホステル

部屋もベッドごとにカーテンで仕切られており、ある程度のプライバシーは守られる。スイス人の若いカップル(二十歳くらいか)と同時にチェックイン、同部屋だった。

挨拶をするととても感じのよい2人で、サイクリングでスウェーデンまで行くそうだ。妻を日本において二週間で世界一周しようとしてる、というと、彼女からは「二週間じゃデンマークとスウェーデンしか回れないじゃん」彼氏からは「一人で楽しい?」と聞かれた。

大人っぽく、もちろん楽しいよ、とお伝えしておいた。


遠い遠いニシンブュッフェ

ニシンビュッフェ

荷物を置いて、14:30から街を散策。

中央駅から17時までは1時間ごとにお目当てのVSITING カールスバーグへの無料バスが出ているとのことで、17時までには戻りたい。

ぶらぶら歩きながら、調べていたニューハウンというコペンハーゲンの観光名所にあるニシン料理食べ放題の店を目指した。駅から2キロくらいなので30分くらいで着くはず。

が、思いっきり迷った。

なぜかわからないが街を横切る川をいつの間にか渡ってしまっており、目的地とは反対方向の奥へ奥へと進んでしまっていた。道行く人に聞きながらなんとか戻ることができ、16時に店到着。

相当オシャレな店で多くのカップルが楽しげに食事を楽しんでいる。
普段なら一人で入るのにやや躊躇するところだが、こちらはニシンのために1時間半歩いている。

即座にニシンブュッフェを注文、地元のオーガニックビールとともに30分で流し込んだ。

ビュッフェはニシンマリネやニシンフライなど10種ほどのニシン料理に、暖かいゆでたジャガイモ。(ゆでたジャガイモが一番うまかった。)


カールスバーグはまさかの…

VISITINGカールスバーグのエントランス

17時発のカールスバーグバスに乗るために、中央駅までの2キロの道のりを20分ほどで戻らなくてはならない。

今度は絶対に間違えないよう、人に道を聞きながら中央駅までやや怪しげな競歩で戻り、なんとかバスに間に合った。

と思いきや、運転手から「今日はクローズドだ」とのこと。
「明日はいつも通りだよ」というので、『本当にか、バスがクローズドなだけではないのか、明日はないんだ』と何度も聞くと、「お前はなんでわかってくれないんだ。カールスバーグがクローズドだ」と怒られた。

やはりにわかには信じられない(諦められきれない)ので、電車で行ってみることに。中央駅から二駅、そこから徒歩15分でVISITING カールスバーグの入り口に到着。

だが、やはり閉まっていた。

ネットでは元気よく20時まで、と書いてたのに。
なにがEXBEERIENCEだ。

とか思いながらしょうがないので人魚姫の像を見に行くことに。


世界三大がっかり人魚姫

距離感近めな観光名所

コペンハーゲンの切符はゾーン式になっており、改札がなく購入後1時間有効。コペンハーゲン中央駅を中心として南西にカールスバーグ駅くらい、北東に人魚姫の最寄り駅くらいまでがゾーン1。たまに切符検査に来るのでキセルは一応できない。

ということでカールスバーグに来た切符でそのまま人魚姫の最寄り駅まで。

ここでも微妙に道を間違えて、15分で着くはずが45分ほど歩いた。

世界三大がっかり(ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫・シンガポールのマーライオン)というが、カールスバーグでかなりがっかりしたし、迷子三昧でヘトヘトだったので、見れてホッとした。

聞くところによると過去に腕や頭が切断されたり、爆破までされたことがあるらしい。

土曜の18:30、30人くらいの観光客に囲まれてちやほやされているあたり、しっかり復活させるだけのことはある。

人魚姫自体の顔は、垂れ目がちでとてもがっかりしていた。

電車で中央駅まで戻る途中、疲れたのでセブンイレブンでコーラ500mlペットボトルを購入。25クローネ=375円!計算してみて驚いた。やはり高い。


夜のコペンハーゲン散策

夜のチボリ公園エントランス

中央駅から、お土産のステッカーとマグネットを買うために街へ。なかなか良いものが買えたと思って歩いていると、小綺麗な雑貨屋があったので冷やかしに入った。

素敵だった。

小さい写真集と小さい水彩画用のスケッチブック、150円だったのでDenish jazzのCDを購入。小さい写真集にはすごく惹かれた。
(自分が知らなかっただけで、日本にも普通にあるフライング・タイガーでした)

昼間は駆け足だったので、夜のクロンボー城へ。写真は撮ったが真っ暗だった。

そういえばデンマークなのにカールスバーグを飲んでいないと思い出し、帰りがけに公園の売店でカールスバーグと名物らしいホットドックを買い食い。

そこそこの数の観光客と、路上でムーディーな歌を歌っているミュージシャン、荘厳な市庁舎前の広場で立ち食いをしていると、コペンハーゲン、すごくいいなと感じた夜だった。

水を買って(これも25クローネ=375円…)宿に戻り、そのまま就寝。

綺麗な宿だしある程度のプライバシーもあり、8人部屋で5000円弱、これはとても良いホステルだと思う。もしも、万が一、自分がホステルを運営するとしてもこのカーテン方式は採用したいと思ったくらい。

1人でコペンハーゲンに来ることがあるならまたここでいいと思った。


5日目(9月4日) コペンハーゲンの朝

目覚ましなしで5時に起きた。
ベッドごとにあるランプをつけてみると、小さいゴキブリのような茶色い涙目型の虫がウロウロいた。おそらく南京虫というやつだ。

寝てる時に首筋が痒いなと思っていたのはこれだったのか。最悪な気持ちで支度をした。

昨日このホステルならまた来たいと言ったが、断固撤回したい。

5:40アムステルダム中央駅発の電車で空港へ向かう。


コペンハーゲンに住みたい度: 7

(最低1、最高10)

  • 食べ物はおそらくうまい。ニシンとホットドックしか食べていないが。

  • 北欧らしいデザインがいたるところに散りばめられており、衣食住のうち、住にかける思いが強いと感じる。物価が高い分、暴飲暴食はせずに形あるものにお金をかけているのかも。

  • 地元民の足は専ら自転車で、電車の中へももちろん乗り込む。電車の使い勝手も良いし、車内も比較的快適。

  • 物価を考えてもここまでのミュンヘン、ダブリンと比較するとダントツ。(最後の虫の件はもちろん考慮に入れていない)


『世界一周ビールの旅!15日間10都市弾丸ひとり旅 #4アムステルダム』に続きます


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