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肌断食≒脱保湿をやめて改善しました(更年期アトピーのわたしの場合)

ご存知の方は経緯は飛ばしてください。


経緯)    2年ほど前からアトピーになり、2023年5月から肌断食(脱保湿)を始めました。少しすると、赤く炎症したり、掻き挫いて浸出液が出る、などの症状はなくなったけれど、今度はひどい乾燥、まるで粉ふき芋の状態が一向に改善しませんでした。少し手で触れるとパラパラと粉が。日々の落屑は大さじ2杯。という状態に心底まいっていたので、思い切って北海道の豊富温泉に湯治に行き、たったの1週間で劇的に改善しました。
その時の記事はこちら

現在、9月半ばに温泉から帰ってきてから1ヶ月半経ちました。再び悪化することもあると聞いて怖かったのですが、腕以外は、かなり良くなりました!
しかし結局は保湿、始めてしまいました・・・

それまでたまに吹き付けてもその後肌がガビガビになってしまい使っていなかったグリセリン入りのドクダミウォーターを、豊富温泉後に使ってみるとなんとなく肌が落ち着く気が。あとは現地で購入してきた温泉を濃縮した「肌うれし」をお風呂に入れることで、体全体もどんどん良くなっていきました。


宿泊した洞爺湖前のチャシバクinnで。朝食は優しい甘さの米粉焼ドーナツ


しかし急に秋の気候になった10月初め頃、一気に肌が乾燥し、しぼんで、またしても顔がしわしわに。腕も粉吹き芋化が始まり・・・悪夢かと。

なるべく自然の方法を色々試す中、米ぬか洗顔がヒットしました。でもこれも温泉前に使用した時にはなんの変化もなかったのです。やっと、口コミ通りのしっとりする洗い上がりを実感できました。

最終的に現在は、顔は米ぬか洗顔 → 純米酒すっぴん(清酒) → グリセリン入りドクダミウォーター → シアバター。 腕はシアバター以外は同じです。顔はひどいシワがかなり改善してサラサラしっとり(いつぶりの感覚でしょう・・・感激)。あとは腕の改善を目指してまた試行錯誤していきます。

ちなみに体もお湯のみで洗い、髪は重曹シャンプーとクエン酸リンスで非常に良好です。初めからアトピーにはなっていない下半身には昔から保湿は全くしなくても良い状態です。角質が整っていると、体に保湿は必要ないとは思います。そしてお化粧は眉とたまに口紅のみ。とっても楽です。

  脱保湿について忘備録。

 ・ひどい炎症、乾燥状態の時はなんの保湿も効かないから自然と
  脱保湿になる(ヒルドイド、ワセリン、植物オイル全てNG)。
 ・なんらかの手段で(わたしの場合は豊富温泉)一回角質が整った後は
  最低限の保湿をする
 ・汗をかいて美肌菌を自然培養
 ・栄養と運動と睡眠は必須条件=自律神経を整える
 ・温泉は豊富温泉と同じ成分のところはないけれど、表記するのに
  一定の基準がある「美人の湯」、もしくは古くからの皮膚病の湯
  治場であれば角質を早く整える効果がある。
 ・米アレルギーが改善し、米が食べられるようになってから肌も良
  くなってきた気がする。
   

自前皮脂がいつかは出る、という肌断食≒脱保湿は、多分に個人差があるように思います。皮脂量が多く、新陳代謝も早い若い方が、過度の市販化粧品での洗顔や保湿でどんどん皮膚が荒れている場合、それらをやめて良くなっていくのは納得です。でもやはりある程度年齢を重ねた肌には少し過激かと。特に更年期はエストロゲンの減少でとびきり皮脂量は減っている時期。肌断食には向いていない時期なのかもしれません。

正解のない世界、誰にでも当てはまることは、ないのだとあらためて。



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