フィンランド式ウェルビーイング講座を受講してみて 〜前編〜
こんにちは。 aoです。
2024年2-3月、Elämä(エラマ)プロジェクト主催の
「フィンランド式ウェルビーイングコース〜働き方&休み方を描く〜」(全4回・オンライン)を受講しました。
Elämä(エラマ)プロジェクトHP 詳細はこちら ↓
全4回の講座で学んだこと、気づきや変化を前編・後編に分けて紹介したいと思います。
講座を受ける前の生活:休むことに罪悪感?
平日は、ほぼ毎日、8時〜19時近くまで仕事するのがルーティーンでした。
仕事は楽しくやりがいも感じていましたが、帰るとクタクタに消耗していて、好きな料理をすることもままなりませんでした。
休日は、月6回(+祝日)と貴重だからこそ、予定を詰め込みがちでした。
いかに時間を効率的に使えるか、どれだけ多くのことができるかをよく考えていました。
ちょっとゆっくりしていると「休んでいていいのかな?」「もっとやるべきことがあるのではないか?」と頭の中に常に雑音が鳴り響いているような状態でした。
このような生活を送っている中で、「休むってどうやるんだっけ?」という状態にまで陥っていました。
⚫︎ 働き方・休み方を見直したい
⚫︎ 「余白」「ゆとり」を持ってキャリアを長い目で考えたい
⚫︎ フィンランドの働き方について理解を深めたい
という想いで、ウェルビーイング講座の受講を決めました。
講座で学んだこと
第1回
⚪︎ フィンランドのウェルビーイングを土台とした働き方と休み方
フィンランドでは、以下のような働き方が一般的であり、法律や権利として守られているそうです。
・ 残業は基本しない
・ 2週間以上の休暇
・ コーヒー休憩法 (15分のこまめな休憩)
・ 週40時間以内の労働
・ 男女ともに育休取得率が高い
初めて聞いた時は「短時間労働で、休みもいっぱいあって大丈夫!?」と驚きましたが、フィンランドの国民一人あたりのGDPは日本を上回っていて、生産性が高いことも学びました。
⚪︎ 「マイタイム」を描く
「マイタイム」とはフィンランドの生活文化専門家のモニカ・ルーッコネン氏が著書で書かれている「自分のための時間」です。
仕事でも家事でも家族のためでもない時間を意識的に確保することの大切さを提唱されています。
ワークでは、マイタイムにしたいことを10分、1時間、1日の単位で書き出してみました。私は以下のようなやりたいことを書き出しました。
⚫︎ 10分・・・コーヒーを淹れる、瞑想、読書、ストレッチ
⚫︎ 1時間 ・・・お菓子作り、ピラティス、読書、散歩、昼寝
⚫︎ 1日・・・ 読書三昧、食器や雑貨を見に行く、パン作り
書き出してみると、意外と「すぐにできそう」と感じることばかりでした。
日常生活では、意識しないと情報を受け身で見ているだけの時間、やるべきこと・やった方がいいことだけで時間を埋めてしまうことがあります。
マイタイムのワークでは「自分のためのスケジュールをあらかじめ確保する」ことの大切さを学びました。
第2回
⚪︎ わたしのウェルビーイング
WHOの定義によると、ウェルビーイング(well-being)とは、
1. 身体的 (physical)
2. 精神的 (mental)
3. 社会的 (social) に満たされた状態を指します。
この3つの要素を整えるアクションを考えるワークを行いました。
そして、今の生活の中で「変えたいこと」の優先順位が高いものからTOP3を決めていきました。
私の「変えたいこと」は以下のように書き出しました。
変えたいことTOP3
1位 感情との向き合い方
・ネガティブな感情に対して「思ってはいけない」、「言ってはいけない」をなくす
・ノートに書き出して丁寧に感情と向き合う
2位 睡眠の質向上
・寝る直前の刺激(光・音)を避ける
・ストレッチやアロマを取り入れる
3位 集中力の無さ、目移り
・シングルタスク
・一つのことに集中する
前半(第1回・第2回)を受講してみて
フィンランドの働き方を知って、自分の生活とは全く異なることが「普通」「当たり前」であることに驚きました。
ワークでは、「〇〇しましょう」ということは一切なく、自分がやりたいこと、今の生活の中で取り入れられそうなことを自分と向き合って書き出していきました。
「10分でやりたいこと」、「今週やりたいこと」など挑戦のハードルが低かったことと自分が決めたことだったらこそ、生活に落とし込むことができました。
後編では、第3回・第4回で学んだことを共有させていただきます。
後編はこちら ↓
お読みいただきありがとうございました^^
ao