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フィンランド🇫🇮小学校・プレスクール訪問〜空間編〜

こんにちは。aoです。

8月末〜 フィンランドの教育視察プログラムに参加しました。

8日間のプログラムでフィンランドのプレスクール・小学校・中学校・高校・大学・ユースセンターを訪問させていただきました。

最初に、イーサルミにある小学校・プレスクールに訪問させていただきました。

今回は、小学校・プレスクールの中で面白いと思った設備を紹介します💡 


①教室内

揺れる椅子

教室内には、360°揺れる椅子がありました。授業中にじっと座っているよりも、揺れによる多少の刺激があった方が集中できる子もいるそうです。実際に座ってみると、腹筋や足の筋肉が使われるのがわかりました。

②教室外

パーソナルスペースが確保される場

教室内では、視覚・聴覚的に刺激が多いと感じることもあります。廊下にあるこのスペースは、壁に覆われて周囲と隔離された空間で集中できる子もいるようです。

授業はメインの先生・アシスタントの先生の二人体制で行われているのですが、教室の外でアシスタントの先生と個別に学んでいる児童もいました。

リラックスできるクッション

リラックスできそうなクッション
教室の外


③プレスクール

たくさんの遊び場

プレスクールの教室外には、遊び場がたくさんありました。子どもたちとおもちゃで遊んだのですが、片付ける時は、時間をかけてでも「元の場所に戻す」指導が徹底されていたのが印象的でした。

④食堂

ビュッフェ形式の給食

給食はビュッフェ形式でした。子どもたちがおかずを自分の食べる分だけ取っていきます。学年ごとに時間が決まっていて、入れ替わりで食べにきていました。

日本の給食当番のような配膳システムではなく、食べる量も個人に委ねられているのが面白いと感じました。

食堂のようす
ビュッフェ形式の給食
給食のメニュー


⑤職員室

リラックスできるソファ

職員室のソファ

職員室のソファは先生が休憩する場所になっていて、ソファーでコーヒーを飲みながら会話していました。

休み時間は子どもたちが外に出て遊ぶと決められていて、外で子どもたちを見守るための職員さんもいるそうです。その間、授業を担当する先生たちは落ち着いて休憩することができます。

ミーティングルームにもアートが飾られていました


学校の施設だけでも、日本の学校と大きく異なるものをたくさん発見することができました。
「リラックス」や「個」を大切にするフィンランド教育の一面を垣間見られました。リラックスできる空間、集中できる空間のアイデアは、今後取り入れていきたいです。


ここまでお読みいただきありがとうございます^^


ao 

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