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【母親の呪縛】いい母親じゃないとだめですか?

前回、女性の生き方とライフキャリアについて
私なりに感じていることを書きました。

読んでくださったみなさま、
ありがとうございました。

今回は、女性がぶつかる壁のひとつ、
母親になってからの期間をフォーカスして
書いてみたいと思います。

子どもを出産して、自分で意識をせずに
「いい母親になろうとしていた」と思ったことがありました。

母なら当然という思い込みがどんどん強くなって、
すべて子どものために捧げようとしていたんですよね。

そしていつしか、
私って家族の犠牲者になっている?
という被害妄想に陥りました。

一生懸命子育てしているんだけど、
なんだかもやもやするんだよね、
なんだかちょっと苦しいんだよね、

そんなふうに感じている方、
よかったら最後までお付き合いください。


いい母親って?

いい母親って
そももそもどういう人なんでしょう。

電車や新幹線で子どもが泣いてしまうと
周りに迷惑をかけないように必死でした。

赤ちゃんなら、抱っこし続ければなんとか。
でも、話せるようになるとそうはいかなかったり。

嫌なことは嫌~と大声で叫ぶし。
そうすると、ダメだよと注意しないといけない。

正しいことを教えるのが母親。
でも、正しいことって?と感じていました。

いい母親に見られたいだけ?

子どもが友達と喧嘩して、
先方の親が苦情を言ってきたことがありました。

はじめてのことで私の方がびっくり。
私は謝って、子どもにも謝らせようとしたけれど、
子どもは絶対に謝りませんでした。

あとから子どもの話を聞いたら、
「間違っていたのは私だ」とハッとしました。

誰にいい母親と思われたいの?

そのとき、感じたこと。

「子どものことを信じられなかった」
疑ってしまった自分が嫌になりました。

子どもに好きでいてもらえたらいいのでは?
そもそも、いい母親でいないといけないの?
そんな感情がでてきました。

私って毒親?

子どもが成長して、毒親という言葉がでてきました。
今日、酷いことを言ってしまった。
私って毒親?と頭をよぎるようになりました。

子どもにそう思われているのか、聞いたこともありました。
こうあるべき、こうなってはいけない、
知らないうちに世間にはそういう空気が流れますよね。

母親だって自分のために

今ならわかるのに、当時は視野が本当に狭かった。
目の前のことに必死でした。

母だって自分のために生きていい
自己実現欲をもってもいい、
向上したいとか野心をもってもいい。

好きな服を着て、好きなものをたべて、
家事だって手を抜いたっていいんです。

一昔前は、丁寧な暮らしという言葉がもてはやされ、
そうあるべきという流れもあったような。

今は、逆に、時短、タイパという言葉が。
丁寧な暮らしなんていったら、
揶揄される雰囲気にも感じます。

どちらがいいというわけではないけれど、
こうあるべき、人生で1番いい選択はこれだ!
勝手に決めて、苦しくなっていた。

子どものことをないがしろにしていいという意味ではなく
(そのあたりの感覚をお伝えするのが難しいですね)、
子どものことを大切にしながら、自分も大切にしていこう!

今は、そんなふうに思っています。
本音と建前があることも子どもと話したりします。

社会というのはいろんな人がいて、
もし辛くなったら話してね。
私は味方だからと伝えています。

こうあるべきと子どもを閉じ込めるつもりはありません。
できれば自由に、自分で選んで納得して生きていってほしい
そんなふうに思っています。

9月29日 牡羊座の満月 中秋の名月

牡羊座は12星座のスタート。
自分の生き方を再設定するするのにいいタイミングだそう。

今月は、納期の追われながらも
自分のやりたいこともギリギリまで突き詰めていく。
そんな1カ月でした。

仕事のやりがいはあるけれど、
このままではつぶれてしまうかも…。

これから私はどうしていきたいのか、
今一度考えていきたいと思っています。

『スタンフォード式 人生デザイン講座』という本、
いくつも感銘を受けたので、
そのことについてもまた書いてみたいと思います。

今回は、『【母親の呪縛】いい母親じゃないとだめですか?』
について書いてみました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
どなたかの気づきになったならうれしいです。

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