「ほめ活」から考えた、感謝を求めすぎない生き方
「ほめ活」って聞いたことありまますか?
簡単に言うと「褒める活動」ですが、私の会社でも「みんなでみんなを褒めよう!」という活動が始まっています。
お互いにほめ合うことは、いろんなメリットがありますが「ほめて良いところを伸ばす」って、なんだか子育てと似てますね。
先日は職場で「ほめ活ワーク」があったのですが、感謝って何?感謝されるために行動するの?と、考えるきっかけになったので、シェアをさせてください。
感謝の反対語は?
ワークでは初めに「感謝の反対語は何だと思いますか?」と聞かれました。
・感謝しないこと
・嫌なこと
・無礼
と、いろんな意見がある中で、答えとして出されたのは「当然の権利」。
・やって当たり前
・与えられて当たり前
となると、関係性が崩れてぎくしゃくしてしまうし、お互いに支え合う環境ではなくなっちゃいますね。
会社でいうと、ボーナスをもらえること、リモートワークができること、福利厚生があることも当たり前じゃないし、ありがたいことです。
そして、感謝は感じるだけじゃなく、言葉にすることでよりよい行動や思考を生むとの話もありました。
さらには、感謝をされるより、感謝をする側の方がリラックスしたり、幸せを感じたり、ストレスが抑制されたりするんだそうです。
感謝で思い出したのは、先日の父の日のこと。
父の日には毎年贈り物をしてるのですが、これが結構幸せな時間です。
なにが喜ばれるかな?
元気でいてくれて、ありがたいな。
と、選んだプレゼントは、うなぎのかば焼き。
「ちょうど食べたいと思っていて、びっくりしました!」
と、すごく喜んでくれました。
口下手な父からの不器用なメッセージでしたが、喜んでくれたのが伝わって、私もホクホクした気持ちになりました。
感謝は自然にあふれ出るもの
今回のほめ活ワークでは、感謝を言葉で伝えよう!ということを学びましたが、なんだか違和感もありました。
それは、感謝は強要するものじゃない、と思うから。
でも、仕事や家事、子育てをする中で「やってることが認められない、褒めてもらえない」という思いは、すごく自分を苦しめます。
誰でもたまには「よくやってるね」「ありがとう」と言ってもらいたいもの。
だけど、疲れたり心にゆとりがなくなると、
「こんなにがんばってるのに!」とか
「全然できない自分がいやだ」
と、ドロッとイヤーな気持ちが出てきます。
理想としては、 自分や家族、周りの人のために、家事や仕事を楽しくこなすこと。
気持ちが穏やかで、自然と掃除をしたり、料理をしたり、子どもの話を聞いているときは「褒めてほしい」とは思いません。
むしろ、そんな調子のいいときにわざわざ「ありがとう」と言われるのは違和感で「当たり前にやってるだけだよ?」と思ってしまうかも。
「お天道様が見てる」という言葉がありますが、自分がどう行動しているかは、自分自身が見ているし、必ず誰かがみてくれているものですね。
というわけで、なんだかまとまりませんが、、
ほめ活ワークを通して色々と考えた結果として
・自然に感謝を伝えられるようになろう
・わざわざ感謝を求めず純粋に周りのために行動しよう
と思ったのでした。
感謝に敏感になるために、感謝ノートも続けていきます。