親心と自立の一歩!中2長男が1ヵ月間のアメリカホームステイへ
とうとう夏休み。
わが家では、中2の長男が1ヵ月間のアメリカホームステイに旅立ちました。
まだ13歳、もう13歳。
彼が夏休みにアメリカに行くことを決めたのは、去年の12月でした。
サッカーが彼の第一優先なので、「レギュラーから外れるかもしれない」「仲間に取り残されるかもしれない」と、大切な夏休みを休むことに悩みましたが、周りの声に励まされて決断しました。
決めてからは、仲間と一緒に準備をしてきましたが、実は英語がはても苦手なんです・・。
テストの点数はいつも悪く、一般動詞とbe動詞の違いが分からなかったり、文法や単語がごちゃごちゃ。
こんな状態で大丈夫かと不安になりますが、彼は「何とかなるさ!」「早くアメリカに行きたい!」と、いつもと変わらず軽い様子でした。
(当日、一人で出発する瞬間だけは緊張していたけれど)
私としても、あまり緊張感はなかったし、無事に出発できたことにホッとした気持ち方が大きかったです。
とにかく彼が楽しんできてくれたらいいし、帰りの無事を祈るばかり!
ただ、
遠く離れた母親からは、「寂しくなるね」「危険なことに巻き込まれないように」と言われ、少し複雑な気持ちになりました。
気持ちよく送り出したかったのに、なぜマイナスなことを言うの?と・・。
寂しいと言えば寂しいし、いつ何が起こるかわからないと不安もあります。
不安を煽られた感じで、心が揺れ動きましたが、考えてみればこれは私の問題だと気づきました。
小さい頃から、「気をつけてね」「〇〇しちゃだめだよ」と、先回りして心配されて育ったし、母親に何と言われるかな、と気にすることが多かったからです。
それは今でも残っていたんだと思います。
どんな風に過ごしているかな・・
困ったことはないかな・・
と、想像することはいくらでもできるし、親としては、いつもこんな風に心配してきたんだと思います。
でも、どんなことがあっても彼は大丈夫!と、前向きになれたのは、ホストマザーからの最後のメールでした。
こんなに自信を持って「彼は大丈夫!」と言ってくれる家庭の一員になれるなら、心配することは何もありません。
スマホも持って行かないし、ステイ中は連絡を取らない約束なので、1か月間は様子を知ることができないけれど、あとは気持ちを送るだけ。
子育ては親が過剰に関わるべきではないと分かっていながら、家にいると甘えられて、手を焼くこともあります。(そしてお互いイライラ)
今回は長男が自立する大きなチャンス!
不思議なことに、離れていてもつながっていると感じるし、応援している気持ちは届くような気がします。
心配したり妄想しても仕方がないし、やっぱりそれぞれが目の前にあるものやことに集中するしかない!ですね。
彼は今家にいないけど、洗濯物やカバンがそのままになっているし、夏休み中もやることはいっぱいあります。
「今頃は、飛行機の中かな・・」と思いを馳せながら、帰ってきたときに心地よい空間で迎えられるよう、今日は長男の布団カバーや枕カバーをまるごと洗濯しました。
長男だけじゃなく、この夏は小2の娘も一人で3泊4日のサマーキャンプに初めてチャレンジする予定。
今年は、子離れ修行の多い夏休みになりそうです!
みなさまにとっても、良い夏休みになりますように。