日本国有鉄道103系910番台(史実とは異なる) #架空の鉄道車両 #妄想の鉄道車両
日本国有鉄道103系910番台(史実とは異なる)(Twitterと内容少し変更)
山手線に投入された103系電車の加減速時の空転を防ぐために超多段式バーニア制御方式の試作車として
モハ103・102の911~913の計6両が製作された。
制御器は従来の103系のCS20から制御段数を力行55段・ブレーキ51段と大幅に増やした超多段式バーニア制御のCS30に変更し、
台車は営団地下鉄東西線乗り入れ用301系電車に採用されたダイレクトマウント式空気バネ台車DT34を基本としたDT34Aを採用した。
主電動機は従来の103系のMT55を補償巻線付きに変更し界磁接触器や磁気回路容量・絶縁材等の設計変更を図ったMT55Bを採用した。
昭和42年の新製当時は山手線に配置されたが精緻な超多段式バーニア制御器の保守の煩雑さから同じバーニア制御のED60電機が非常に好評だった鳳電車区に転属し
その際、日本車輌・帝国車輌・汽車会社・川崎重工業・近畿車輛・東急車輛でクハ103-910を4両とモハ103・102-914を製作し6両2本を組成し阪和線の快速用として配置。
後に阪和社型や旧型国電の置き換え用として主制御器、主電動機、台車などを反映し側面窓のユニット化を図った上で103系1100番台として量産化され昭和45年~昭和52年まで製造され阪和線鳳~日根野電車区に配置された他
営団地下鉄千代田線直通用103系1000番台や営団地下鉄東西線直通用1200番台に
も前面を301系と同じ貫通型とし制御器をCS40とし車体を不燃化構造とした上で反映され
営団地下鉄東西線直通用301系電車の昭和44年製増備車もCS40制御器+MT55B主電動機搭載とし後に1次車の主電動機と主制御器もMT55B/CS40に換装された。
103系920番台・1300番台
昭和53年・55年の阪和線用増備車として103系1100番台を基本とし台車をDT34を一部設計変更したDT34B台車を採用し前面窓を高運転台構造とし制御器を117系電車や185系電車で採用されていたCS43系列をバーニア制御化した上で通勤車向けに設計変更したCS43Bに変更し主電動機もMT55Bを改良したMT55Cを採用し
日根野電車区に6両編成×3本が配置された。
後に当番台の走行機器は筑肥線電化並びに福岡市営地下鉄1号線直通用に投入された1500番台にも採用された。