これまでの歯との歩み
前提
前回書くのを忘れていたのですが、私はズバリ出っ歯です。
上の前歯と下の前歯で、1センチくらい差があります。
他の歯は比較的綺麗に並んでいますが、下の前歯もややガタガタしてるかな。出っ歯以外はそんなに気にしてないです。
歯との歩み
前提を踏まえたうえで、ざっくりこれまでの人生における歯との思い出を振り返ってみます。
▶︎小学生
そんなに出っ歯ではなかった気がする。歯のことは一切気にしていない。乳歯がぐらつくとおじいちゃんがグイッと手で取ってくれるのだが、マジでそれが恐怖だった。今でも鮮明に思い出せる低学年の頃の数少ない思い出。
▶︎中学生
前歯2本がでかいなあと自分でも思っていた。兄に出っ歯とからかわれたこともあったが、「そんなにひどくないよ。ビーバーみたいで可愛いじゃない」という母の一言に安心し、出っ歯のことはそこまで気にせず育つ🦫
中3の時に人生で初めて人からポカン口であることを言われる。
担任「あおはいつもポッカーンと口開けてのほほんと授業聞いてるけど、テストの点はいいんだよな」
まじでシンプルに褒められていると思っていた。ポカン口の罪深さに気づくチャンスを逃す。
▶︎高校生
横から自分の顔を見ると鼻と口の高さがほぼ同じであること、横顔が残念なこと、ビーバーは出っ歯であること、自分も出っ歯であることに気づく。
この頃から自分の口元に対する若干のコンプレックスを抱き始めるも、部活に打ち込むことで考える頻度は少なかった。
▶︎大学生
高校までは部活に打ち込んだ!大学生になったらサークルとかゼミとかバイトに邁進するぞ!人生初の恋人も欲しい!と志高く入学。
高校までは、みんなあたり前のように歯を剥き出しにっこり笑顔ではいチーズ✌️だったのに、もう歯を見せて笑うこともなければピースもしない世界にいた。
そして気づく。自分は歯を閉じて笑うことができないということ。歯を見せずに笑おうとすると、閉じきれず若干前歯が覗くor顎が梅干し化してしまうのだ。
化粧についても問題がある。まあまあの頻度で、気づくと前歯にリップが付着してしまうのだ。出っ歯なので前歯にリップがつくと普通に目立つ。これが起きると、改めて自分が出っ歯なことを突きつけられる。仲良い友達は大体その場で指摘してくれるが、トイレで1人気づいた時の虚しさたるや。
友人が口を閉じて綺麗な笑みを魅せる中、私は歯を出すにっこり笑いでやり過ごした。
とはいえ、高校まではすっぴんで部活のジャージか制服ばかりだったので、メイクや洋服との出会いに夢中で、歯列矯正を自分がやることは考えていなかった。
たまに親知らずが痛むので、近所の歯医者Aに行くと、『3本横向きに生えていて、まだ小さいから抜くのが難しい。もう少し歯が育つまで待ったほうがいい』と言われた。
▶︎社会人(初めて歯医者で矯正のことを相談するまで)
社会人になって行った歯医者Bで『いつか悪さしそうな親知らずだから全部抜いたほうが良い』と言われ、4本抜歯。壮絶な痛みを味わう。(この時のことは、いつか単品で記事にしたい)
親知らず抜歯の影響?で歯について考えることが増えたせいか、口元コンプレックスがどんどん大きくなる。外見だけではなく、出っ歯による弊害(口呼吸になってしまう、寝起き時に口や喉が渇いている、頑張ってく口を閉じても前歯が痛くなる)にも嫌気が差し、矯正について調べ始める。歯医者Bで相談すると、『前歯と下の歯の開きが大きいため、当院では難しいかも。外科手術が必要になるかもしれないので、大学病院に行ってください。紹介状書きます。』と言われる。それほどまでに私の前歯は重症なんか…と若干のショックを受ける。紹介状をもらった矢先にコロナ禍に。病院に行かないまま、3年半の月日が経つ…。
▶︎社会人(初めて大学病院で初診を受けるまで)
抜歯や外科手術が怖すぎる&病院に行くのがめんどくさいがために、コロナ禍が落ち着いても受診から逃げていたが、夫から『この先のライフプランを考えた時に、矯正やる・やらないは早く決めたほうがいい。決めるためにも早く病院に行きなさい。』喝を入れられる。ごもっともだ、と反省。
空白の3年半の間に引っ越していたので、近所の歯医者Cであらためて紹介状を書いてもらう。紹介状を書いてもらった後も1ヶ月ほど渋ってしまったが、ちょこちょこ夫から『いつ行くの?』と睨みを利かせてもらい、晴れて初診を果たす。
以上、自分の歯との歩みでした。