パワーリフティング神奈川王者のピーキング法

こんにちは！今回はパワーリフティングの試合前のピーキングについて書きます！

目次
1.ピーキングとは
2.具体的なピーキングメニュー
3.ピーキングで大切なこと


1.ピーキングとは
そもそもピーキングとは何なのかということですが、"試合の日にピークを持ってくる調整"と自分は定義しています！

当たり前のことですがパワーリフティングは"試合で何kg挙げたか"という勝負なので、どんなに練習で高重量を挙げていても、試合で成功できなかったら意味がありません。
「練習で挙げられた重量が試合で挙がらない」という悔しい思いをしないためにも、ピーキングはしっかり行うべきです。

自分が行っているピーキングは7年間の競技生活の中で独自に編み出したもので、コーチなどから指示されて行っているものではありません。
しかしながら自分は3種目とも練習ベストより試合ベストが上回っており、ピーキングの上手さで勝負するタイプの選手だと思っています。
自分のBIG3のベストは640kg(232.5kg/145kg/262.5kg)ですが、普段の自分の練習を見ている人はせいぜい550kgそこいらだと思っているはずです(汗

自分の中でピーキングの具体的な目的は以下の3つです。

・フォームを固める
・筋力のピークを持ってくる
・○○○kgだったら挙がるという確信を得る

重要度の高い順に書きましたが、デッドリフトでは3が特に重要になってくると思います。

2.具体的なピーキングメニュー
次に、各種目ごとに具体的なセットの組み方について書きます。
ピーキングの期間は4〜5週間取って行いますが、今回は先日行われた国体前に行った4週間のピーキングを例に書きます。
頻度に関しては3種目ともに週2回で行います。
重量に関しては自分が実際に行った重量なので、それぞれの試合目標に合わせて調整してください。