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アニメ日記『HIGHSPEED Étoile』

先日まで放映していたアニメ『HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)』をAmazon Prime Videoで一気観した。

あらすじ

環境問題への配慮、安心と安全をめざした世界は、少なくとも表面上はその目的を達成していた。
そんななか、突如発表された次世代レース『NEX Race』。
最高時速500kmオーバー。
最新技術による安全性を担保に、世界を舞台としたレースシーンは一変した。
熱狂と興奮。挑戦者の瞳が、見る者の心を震わせる。
そしてここに、ひとりの少女がデビュー戦を迎える。
輪堂凛。
世界がその名を知る時、レースは新たな時代を迎える――。

公式サイトより

感想

『頭文字D』の近未来の世界観という設定の『MFゴースト』というアニメもそうだったのだが、最近のレースもののアニメは、なんだか環境配慮をしないといけない雰囲気(コンプラ)になっている気がするのは私の気のせいだろうか。
それはそれとして、『NEX Race』という次世代レースやドライバーと協力するAIが登場したり、『リボルバースト』という加速装置など、個人的に刺さる部分が多く、最後はちょっと感動すらしてしまった良い作品だった。

しかしながら、最初は1,2話くらいで、3Dアニメへの若干の抵抗感があったのは否めない。このまま見続けるか迷ったのだが、最終的には辞めずに最終回まで観て良かった。

水樹奈々さんの歌うOPも見る前のワクワクを掻き立ててくれた。

マシン1台1台のデザインが近未来的でかっこいいのだが、どこか『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』を彷彿とさせるものがあった。

レースシーンを観ながら、昔夜な夜な実家のテレビでF-1やmotoGPを熱狂して観ていたことを思い出した。
毎回のレースの予選や決勝、年間のドライバーズチャンピオンを賭けた熱い戦いを親が寝静まってからドキドキしながら観ていたものだ。

また、これはちょっと職業病的な目線になってしまうが、アニメの中で出てくるコースやマシンに貼ってある企業スポンサーロゴが実在する企業だったことだ。

これは『プロダクトプレイスメント』と呼ばれるマーケティング手法だが、元々リアルなF-1などはマシンやドライバーのヘルメットに企業がスポンサーとしてつくため、違和感は全然なく、逆にうまくハマっていたと思う。
特に可愛いキャラには合うスポンサー(TANITAやKOSEなど)がついており、企業側としても広告効果は高そうだった(広告金額は知らないが)。

良い作品だったが、周りで観ている人があまりおらず(少なくとも自分の周りでは)、まだ観ていない方にはぜひおすすめしたい。

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