小さく始めて大きく育てる
誰がの言葉だっただろうか、『小さく始めて、大きく育てる』。
仕事論だったり、投資術だったり、はたまたスタートアップ企業の社長が言っていたり。
ともかくよく聞く言葉。
最近はDX関連でも頻出する。
この言葉の裏には「とにかくまずやってみろ」という意味が隠されている。
なにか新しいことを始めようとした時、誰しもが完璧にできた未来を想像して、そこに向かってスタートを切ろうとするため、最初の一歩が重くなりがちだ。
この心理を理解した上で、とにかく早く小さく開始できる部分を探す目を養っていきたいと思っている。
近しい言葉で『ファーストペンギン』というものもある。
これは集団で行動するペンギンの群れの中から最初に海に飛び込むペンギンになれ、ということだ。
人間は動物としての生存本能で「大丈夫だ」と確信できたものや誰かが既にやっていて安全が確保されているもの以外を選ぶことは難しい。
だからこそリスクもあるが、その分野での第一人者を獲得するチャンスでもある。
年齢や立場に縛られることなく、好きなこと、やってみたいことにどんどん挑戦していきたい。