紫陽花
あおむんです。
本日、九州北部も梅雨入りとなったそうですが、例年より19日も遅かったようですね。
というか、中国地方より北は関東地方も含めてまだ梅雨入りしていなかったんですね。結構遅れているようです。
で、梅雨といえば紫陽花ですよ。
紫陽花の花の色が土壌の酸性度(pH値)によって決まるメカニズムは有名な話かと思います。土壌が酸性だと青色に、アルカリ性だと赤色になります。身の回りの紫陽花が何色かで土壌の性質がわかるって面白いですよね。
長崎と紫陽花
私の地元長崎市は、市の花が紫陽花になっており、市内には紫陽花の名所がいくつもあります。特にオランダ坂周辺や、グラバー園は『紫陽花の道』とも言われており、この時期はとても風情があって観光にぴったりです。
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトという19世紀初頭に長崎の出島で活躍したドイツの医師は、植物学者でもあったため、日本に滞在していた際に多くの植物を収集し、海外に紹介しましたが、その中には紫陽花も含まれていたそうです。
特に『シーボルトアジサイ』という品種は、シーボルトがヨーロッパに持ち帰ったことからその名がついていて、今でもヨーロッパで親しまれているようです。
長崎にいるとシーボルトの名をあちこちで見る機会がありますが、なかなか県外では聞かないし、知らない方も多いですよね。
これからまだまだ紫陽花の綺麗な時期になっていきますが、道端で紫陽花を見た時には、ぜひシーボルトについても思い出していただけると嬉しいです。(勝手に地元の観光大使気取りで)
ではまた!
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