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キャッシュレス

あおむんです。

いまや当たり前になっているQRコードによるキャッシュレス決済。
今月ほぼ現金を触らずに生活していることに改めて気づきました。

キャッシュレス決済という意味では、SuicaやiDの決済は割と早い段階から使っていましたが、この両者はちょっとしたネックがあり、お店側に読み取り端末が必要なんです。
あの”ピッ”ってするやつですね。

それが、QRコードを使った仕組みになったことでカメラがついたデバイスさえあれば簡単に導入できたり、なんならお店はQRコードを1つだけ準備しておけばお客側が金額を入力して支払えたりするので、一気に広がりましたね。

ちょっと振り返ってみたいと思いますが、QRコード決済が一気に広がったのって、やはりPayPayの貢献が大きいですよね。

2024年3月に公表されたQRコード決済に関するアンケートではメインで使用しているQRコード決済がPayPayと答えた方が46.3%と1位でした。
続いて楽天ペイ(19.4%)、d払い(16.2%)、au PAY(11.3%)という順でした。

ちなみに、それぞれのサービス開始時期を調べてみたんですが、こんな感じでした。

  • PayPay・・・2018年10月

  • 楽天ペイ・・・2016年10月

  • d払い・・・2018年4月

  • au PAY・・・2019年4月

こうしてみると、現在業界1位のPayPayは最後発なんですよね。
いかに知名度や資本力が大事なのかを思い知らされます。

そして、このQRコード決済、この4サービスの中では楽天ペイが一番古いですが、業界最古参というわけではありません。
歴史的には2002年から自販機にCmodeというQRコード決済機能を搭載したものが最初のようです。

その後日本国内はタッチ式の電子マネーが台頭していき、一旦消滅していましたが、中国ではWeChatやアリペイを中心に普及したものが、再度逆輸入したイメージです。

そして、アメリカでは小さい規模のお店までクレジットカード決済が普及しているので、QRコード決済はまだまだ広がっていないのだとか。
中国はいわゆるリープフロッグ現象ってやつですね。

紀元前15世紀(約3000年前)から貝殻を貨幣として使われてきた歴史があるそうですが、銅・銀・金・紙幣と進化してきて、クレジットカードやQRコード決済など、もはや目に見えない形で”お金”という概念が存在しています。

ここから更に未来になるとどうなるのか。
次のブレイクスルーが楽しみです。

ではまた!

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