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【CL2023愛知 49位(11-3) Best64】 クレッフィ型エレキミライドン
※2/26(月)追記
レギュレーション変更に伴い、有料部分を無料へ変更致しました。
ご購読頂いた皆様、本当にありがとうございました。
はじめに
初めまして、ao(@aosn_181)と申します。
CL愛知お疲れ様でした。
この度CL愛知にて49位(11-3)と、ベスト64入りの好成績を収めることが出来たので、記念に記事を書いていこうと思います。
CL2023愛知 DAY1:7-2/105位 DAY2:4-1
— ao(あお) (@aosn_181) February 26, 2023
最終:11-3/49位
使用デッキ:ミライドン
対戦・お話してくれた方々とスタッフ・ジャッジの皆様、一緒に練習したり構築相談に乗ったりしてくれた方々、そして応援してくれた皆様本当にありがとうございました!!
ありがとうCL愛知!!!!!!
写真はラッシーと✌️ pic.twitter.com/cgA5q7UXCq
本記事では
・当日のマッチング
・環境考察
・デッキ選択
・ミライドンデッキの強み・弱み
・当日の使用デッキ
・採用カード解説
・不採用・入れ替え候補カード
(※)基本的な立ち回り
(※)各対面ごとの相性・立ち回り
(※)本デッキの対策カード
について書いています。
また、有料部分(※)では基本的な立ち回り、各対面ごとの相性・立ち回り、本デッキの対策カードについて書いています。本デッキのより詳しい部分について興味がございましたらご検討下さい。
noteを書くのは初めてなので拙い部分等あると思いますが、よろしくお願いします。
当日のマッチング
![](https://assets.st-note.com/img/1678536748573-C9iJAsfwNA.jpg?width=1200)
環境考察
初めに、現在の環境について考察を行い、シティリーグの入賞率や上位入賞者のデッキレシピを参考に、自身の考えを交えてTier表を作成しました。以下がTier表になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1677655099858-Z1y9FyrdMn.png)
Tier1 ロストギラティナ
Tier1.5 ミュウ
Tier2 一撃ルギア, ミライドン, ロストバレット
Tier3 サーナイト, アルセウスギラティナ
Tier4~ その他有象無象
CLでは最後まで勝ち進むことを考えるとDAY1が9戦、DAY2が5+4(決勝トナメ)=9戦とかなり対戦回数が多く、「再現性」と「対応力(デッキパワー)」の高いデッキが強力であると考えられます。本記事で言うTier表はこれら2つの要素のバランスを考え、総合的にどれくらい優れているかを指し示した表としています。
デッキ選択
次に、デッキ選択の理由についてです。CL愛知の抽選当落通知が来てすぐ、上記の環境考察を元にデッキの候補を幾つか決めました。最初の候補は「ロストギラティナ」と「雪道ミュウ」でした。理由としては、ロストギラティナは純粋にデッキパワーが高いから、雪道ミュウは雪道+手札干渉というどのデッキに対しても強いコンボがある点とドラピオンVを自然に対策出来る点が優秀だと感じたからです。
ロストギラティナは自身でもかなり使い込んでいたので、それなりにデッキの回し方は理解しているつもりでした。しかし、環境予想通りであればロストデッキ同士のミラーが多発し、そうなるとロストに送る際のリソース管理は勿論、ロストマインで乗せるダメカンの数や相手のいれかえカート・ツツジケアなど、プレイング面に関して他のデッキよりも考えることが膨大になってしまいます。何度か練習を重ねる上で、これは長期戦が前提とされるCLにおいてはデメリットではないかと考えました。9戦続けて一切のプレイミスをせずゲームを行うことは至難の技であり、加えて本番は時間制限があるため、素早く完璧なプレイを全試合で行わなければいけません。その度合いが他のデッキよりも顕著であり、それは自分の力量では不可能だと考え、今回は選択を見送りました。
雪道ミュウは、相手が使うとかなり強力だと感じるデッキだと思います。特性を封じられながら手札が流され思考がリセットされてしまうため、どこかで必ず運が付きまといます。しかし、それはミュウ側も同じです。実際に雪道ミュウを回してみると、ジャッジマン+雪道をプレイした際(特に後攻)に「止まって貰わないと負ける」場面が多かったです。つまり、相手の手札や盤面によって勝率が大きく変化してしまう相手依存のデッキでした。また、これは個人的な好みの問題なのですが、私は妨害して相手の動きを制限するデッキよりも、ガンガン回して自分のやりたい動きを通すデッキの方が好きです。そのため、相手を妨害する雪道ミュウは肌に合わないと感じ、デッキ選択を見送りました。フュージョン型を選択しなかったのは、仮にミュウを握るなら雪道型の方が強そうだと思ったからです。
どれもしっくりこないと思っていた所、目に留まったのがクレッフィを採用したレジエレキVMAX+ミライドンexのデッキでした。ロスト軸のデッキ相手にはスイッチボルトを打ちながらクレッフィを前に出すことで、サイドを取り進めながら相手の特性を封じることが出来、VSTAR・VMAX相手にはレジエレキVを進化させればミライドンでワンパンすることが出来ます。更に、このデッキはミライドンexの特性からポケモンを展開し、レジエレキVを進化させて攻撃するという一連の流れが存在しており、各対面ごとにやることが決まっているため、CLのような長期戦に向いているのではないかと考えました。実際に何回か回してみた所、やはり初動の展開がとても安定し扱いやすく手に馴染んだため、CLを最後まで走り切るならこれしかない、と思い本デッキを選択しました。
ミライドンデッキの強み・弱み
ここで、ミライドンデッキの強みと弱みについて少し触れておきます。
ミライドンデッキの強みは高い展開力です。特に、初動の展開の速さが現環境の中でもトップクラスに優れています。ミライドンexを軸としたデッキは ミライドンexでタンデムユニット⇒好きな雷タイプ+ミライドンex⇒2体目のミライドンexでタンデムユニット⇒好きな雷タイプ2体 というようにポケモンを出すだけで、あっという間に盤面が完成させることが出来ます。ミライドンexは手札から出す必要もなくネストボールにも対応しているため、ボール一つからほぼ全てのポケモンを展開出来るのは他のデッキには無い特有の強みだと思います。
また、主に雷デッキのエネルギー加速手段として用いられる新規カードのエレキジェネレーターも強力です。ベンチの雷ポケモン限定かつ運も絡みますが、このカード1枚でデッキからエネルギーを0~2枚付けることが出来ます。グッズのため1ターンに何回でも使えるという点も強力ですね。上手くいけば後攻1ターン目にエレキジェネレーターでエネルギーを1~2枚加速+手張り でフォトンブラスター220、という動きも可能です。
ここまでミライドンデッキの強みについて触れてきましたが、勿論このデッキにも弱みは存在します。
本デッキの弱みは中盤以降の安定性です。序盤の安定性は強みでも紹介した通りとても高いのですが、中盤以降の展開が不安定です。大半のミライドンデッキはエネルギー加速がエレキジェネレーターに頼っているため、相手がすぐにエネルギーの付いたアタッカーを倒しに来るデッキだと、2体目以降のアタッカーが用意出来ずスピードで負けてしまうことがあります。ミュウやルギアを相手にしていると頻発します。
こちらの弱みはモココ(エレキダイナモ)や学習装置、キバナなど確実にエネルギー加速が出来る手段を採用することで解消出来ます。しかし、これらを多く採用し過ぎると本デッキの強みである初動の高い展開力が下がってしまうため、枚数には気を付けたい所です。なお、本デッキでは森の封印石との相性が良いキバナを1枚採用しています。
当日の使用デッキ
![](https://assets.st-note.com/img/1677662593577-EMF8YFEYtf.png?width=1200)
Day1・Day2共に60枚同じデッキを使用しました。採用カードや採用枚数の意図については以下の採用カード解説で書いていきます。
採用カード解説
ポケモン
・ミライドンex 3
本デッキの核。ネストボール⇒ミライドンex⇒レジエレキV+ミライドンex⇒レジエレキV+レジエレキV の流れを確実に行うため、サイド落ちを考慮し必要枚数+1の3枚採用。デッキエンジンですが、置物ではなくそのままアタッカーになります。技フォトンブラスターの素点が220ダメージでほぼ全てのVポケモンをワンパン出来る点と、レジエレキVMAXを2体立てることで280ダメージになり、VSTARのポケモンをワンパン出来る点も優秀。
・レジエレキVMAX-V 4-4
打点増強要因。V1体とVMAX2体を盤面に用意することが基本プランであり、早めに進化させたい+VMAX相手に3体以上進化させたいため最大枚数の採用。Vの技がとにかく優秀。ライチュウVなどの高火力アタッカーが入っている場合はここを少なくしても良いと思います。
・ライコウV 1
貴重な2エネアタッカー。主にV主体のベンチを沢山並べるデッキに対して出したり、空の封印石と合わせてサイドを3~4枚取ったりするために使います。先行の場合は手張り2回で2ターン目に起動することが可能であり、後攻の場合でも手張り+エレキジェネレーター1ヒットで1ターン目に起動することが出来るため、即席アタッカーとして活躍します。基本的に1体しか立てないので1枚採用。
・ドラピオンV 1
ミュウの対策カード。1匹目のアタッカーが倒された後にエネルギー不足になり、サイドの獲得が間に合わなくなることが多いため採用。空の封印石と合わせることで2-4プランが可能となり、ツツジを無視して強引に試合を終わらせに行くことが出来ます。ミュウ対面以外でほぼ使わないので1枚採用。一応、特性ワイルドスタイルは一撃・連撃のポケモンに対しても働くので、一撃ルギアや連撃ウーラオス対面の際に頭の片隅に入れておくと役に立つかもしれない。
・クレッフィ 2
ロスト軸の対策カード。レジエレキVMAX×2とレジエレキVの技スイッチボルトを合わせることで、サイドを取りながら はなえらび・ロストプロバイド・かくしふだ のロスト3大エンジンを封殺することが出来ます。かがやくゲッコウガによるサイド複数枚取り(1-1-2-2)を考慮し、かがやくゲッコウガが入っているロスト軸に対しては1枚、かがやくゲッコウガが入っていないロスト軸に対しては2体出します。最近はかがやくゲッコウガが採用されているケースが多く、2体出す相手の方が少ないと感じたため2枚採用。手札が弱い時はクレッフィを前に出してお祈りすることもあります。
グッズ
・ネストボール-ハイパーボール 4-2
メインのボールライン。一番悩みました。元々は3-3 or 4-3採用でしたが、
①ハイパーボールのコストが重い
②ロスト軸対面で確実に1ターン目にクレッフィを出したい
③ロスト軸・ミュウ対面で手札干渉された返しにネストボールを使いたい
の3つの理由から4-2採用にしました。特に①の影響が大きいです。勿論、度の盤面でも柔軟にサーチ出来るハイパーボールは強力ですが、このデッキはトラッシュして嬉しいカードがほぼ存在しないため、出来るだけ手札のリソースを温存しながら戦いたいです。また、基本的にネストボールはミライドンex・クレッフィ・ドラピオン、ハイパーボールはレジエレキVMAXをサーチしたいため、使用頻度を考えるとネストボールの方が重要ではないかと感じたのも理由の一つです。しかし、ハイパーボール2枚では流石にレジエレキVMAXを2体立てるのは難しく、反対にハイパーボール3枚では手札コストが重過ぎると感じたため、うち1枚を後述するフェザーボールにすることで本課題を解決しました。正直ここはかなり個人差が出る所なので、好みに合わせて変えても良いと思います。
・フェザーボール 1
偉カードその1。あまり採用されている構築を見かけないですが、個人的にはかなり評価しています。その理由として、
①ノーコストでレジエレキVMAXをサーチすることが出来る
②ペパーからノーコストでレジエレキVMAXの進化に繋げることが出来る
の2つがあります。①②それぞれコスト面でハイパーボールとの差別化を図っており、本デッキでは前レギュレーションで言うしんかのおこうのような役割を持ちます。特に②の影響は大きく、他の手札をトラッシュしたくないけどレジエレキは進化させたいという状況の時に重宝します。基本的にVMAXを2体立てるので複数枚欲しくなりますが、もう1体は素引きorハイパーボールで解決出来ると思ったので1枚採用。そらをとぶピカチュウVMAX-Vを採用している場合はもう少しこの枠を増やしてもいいかもしれない。
・エレキジェネレーター 4
最強のエネルギー加速カード。本デッキではこれ以外のエネルギー加速手段がキバナしか無いため、最大枚数の採用。使用する前に特性タンデムユニットやボールで山札を圧縮しておくことでヒット率が上がるので、使用する前にはデッキの圧縮が可能か確認しましょう。今の環境はジャッジマンとツツジの採用率が高いため、引いたら基本早めに打っちゃった方がいいです。基本エネルギー14枚採用であれば大体1枚は当たります。
・いれかえカート 2
本デッキの入れ替え札。主にミライドンexの技フォトンブラスターとレジエレキVMAXの技ダイライデンを連打するか、ロスト軸に刻まれたダメージを回復するために使います。後者は、例えばロスト軸対面でクレッフィを前に出した返しにあなぬけのヒモを打たれた場合が当てはまります。ヒモでミライドンexをバトル場に出しておとぼけスピットを受け、次の自分の番にいれかえカート使用することで、ミライドンexのHPをおとぼけスピット・ロストマインのダメージ圏外にすることが出来ます。あなぬけのヒモでない理由は、あなぬけのヒモを使用した際にバトル場にいる倒したいポケモンに逃げられてしまうことが嫌だったからです。相手のクレッフィは気合でなんとかしましょう。
・ロストスイーパー 1
偉カードその2。ペパーと合わせることで、スタジアムを素引きせずとも相手のスタジアム(主に雪道)を剥がすことが出来ます。このカードが真価を発揮するのはミュウ対面です。雪道ミュウ対面を想定すると、こちらがサイドを2枚取った返しに、大体頂への雪道+ジャッジマンが飛んできます。その際、相手のバトル場にはミュウVMAXが立っていることがほとんどです。そのため、こちらはドラピオンV+スタジアム+空の封印石が揃えば即ゲームを終わらせることが出来ます。その動きをサポートするのがペパー+ロストスイーパーです。グッズで雪道への解決札を入れておくことで、ペパー1枚とスタジアム干渉札orドラピオンV・ネストボール・ハイパーボールのいずれかを引くことが出来ればサイド4枚取りが可能となります。それ以外にも、相手の森の封印石を剥がしたり、自分が張ったビーチコートを使用後に剥がしたりすることで相手の要求を上げることが出来ます。本番ではペパーから頂への雪道を剥がすことが出来たので大活躍でした。1回使えれば十分なので1枚採用。
ポケモンのどうぐ
・森の封印石 1
何でもサーチ出来る万能カード。本デッキにはVSTARパワーを持っているポケモンが居ないので、汎用性の高い森の封印石を採用。ペパーからサーチできるのが強力で、グッズに加えてとりあえず手札に加えておくことでエレキジェネレーターの空振りケアをしたり、足りないカードを1枚サーチしたり、温存して次の番の行動保障をしたりと、様々な場面で活躍します。空の封印石を採用している関係で1枚採用ですが、空の封印石を採用しないのであれば、サイド落ちケアの2枚採用がおすすめです。
・空の封印石 1
対ルギア・ミュウ最終兵器。主にルギアに対してはライコウV・レジエレキVが、ミュウに対してはドラピオンVが攻撃することでサイド3~4枚取りを可能にします。この2デッキはサイドを取り進めるスピードが速く、1ターンでも遅れてしまうとそのまま負けかねないので、どこかでこのカードを挟んでサイドを有利に進めるために1枚採用。空の封印石は欲しいタイミングで使用するのが難しいカードですが、ペパーを採用することによりその課題を緩和しています。あくまで緩和しているだけなので、揃ったらいいな~程度に考えておいた方が良いです。森の封印石より汎用性も劣るので、デッキの中身と環境に応じて変えていきたいカードです。
サポート
・博士の研究 4
最初の手札に欲しいサポート第一位。ベンチを展開した上でレジエレキVを複数進化させたり、エレキジェネレーターや逃げるためのをカードを引いたりと、必要なカードが多いため積極的にこのカードをプレイしたいです。特に削る理由もないので最大枚数の採用。
・ジャッジマン 2
貴重な手札干渉札。ロスト軸に対して積極的に使います。自身の盤面が完成した後に打つことを想定しているため、3~4枚の多投構築にする必要はないと考え2枚採用。相手の動きを見て適切なタイミングで打つとより効果的です。例えば、ロストギラティナ対面で相手がアクロマの実験+ギラティナVのアビスシークで手札を大量に増やしてきた場合、その返しでジャッジマンを打ちながらバトル場のギラティナVを倒すと、相手の思考をリセットさせた上でサイドの有利状況を作り出すことが出来ます。手札にジャッジマンと一緒に他のサポート(博士の研究、ペパーなど)がある場合は基本的に他のサポートを使用し、自身の作りたい盤面が完成している場合のみジャッジマンを使用します。相手を妨害するのは自身の盤面に余裕が出来てからです。
・ペパー 2
本デッキのMVP。ここまでの文章でも何回か出てきました。このカードは出来ることが多く、盤面に応じて必要なカードをサーチ出来る器用なカードです。本デッキは ポケモン・エネルギー加速・入れ替え・スタジアム の問題を全てグッズで解決可能なので、サポート以外は大体何でもサーチ出来ると思って貰って大丈夫です。加えて、ポケモンのどうぐをサーチすることも出来るので、森の封印石を持ってきて欲しいカードをもう1枚手札に加えたり、空の封印石を持ってきてサイド3~4枚取りを狙ったりします。このカードのおかげで、様々なポケモンのどうぐに可能性を見出すことが出来ると思っています。個人的にはもう少し増やしたい気持ちもありますが、博士の研究が最強過ぎるので2枚採用。
・ボスの指令-セレナ 2-1
いつもの。本デッキはひたすらベンチのポケモンを倒す構築ではなくバトル場のポケモンを倒すのが基本の動きになり、ボスの指令は1試合中に1~2回言えれば十分なのでセレナと合わせて合計3枚採用。1枚セレナにしているのは、ドローソースとしても使うことが出来るからです。沢山の必要札を揃える必要があるこのデッキでは、毎ターンサポートを打って山札を引いたり必要なカードをサーチしたりしたいです。そのため、少しでも山札を引く回数が増えるよう1枚だけボスの指令をセレナにしています。レジエレキVMAXなど必要なカードを残しながらドロー出来る点や、終盤にVポケモンを呼んで勝てる確率が上がる点から、セレナを1枚増やすのもありだと思います。
・キバナ 1
貴重なエネルギー加速枠。エレキジェネレーターと違い、使える場面は限られていますが、どのポケモンにも必ずエネルギーを1枚付けることが出来ます。更に、好きなカードをサーチすることも出来るので、エレキジェネレーターを持ってきて1ヒット+手張りで3エネのアタッカーを1ターンで育てることも出来ます。手札の噛み合いの関係で使用頻度こそ少ないですが、使えた時はきちんと活躍してくれます。基本的に他のサポートを打ちたい場面が多く、ポケモンがきぜつする回数が特別多い訳でもないので1枚採用。
スタジアム
・ビーチコート 3
疑似入れ替え札。ロスト軸に対してスイッチボルト⇒クレッフィ前 の動きを繰り返し行えるようにするため採用。本デッキのポケモンはドラピオンVを除いて全てのポケモンの逃げエネが1なため、ビーチコートを置くことでほぼ全ポケモンの逃げエネを0にし、エレキジェネレーターを絡めたプレイングがしやすくなります。ロスト軸にクレッフィ・レジエレキVと合わせて必ず張りたい点と、頂への雪道が重い点から気持ち多めの3枚採用。
エネルギー
・基本雷エネルギー 14
当たり玉。エレキジェネレーターで確実に1ヒット以上させるため多めの採用。単純にアタッカーに必要なエネルギーの総数で考えると、3エネのアタッカーを3体立てると仮定した場合5枚余ってしまいますが、
①サイド落ちをケアしたい
②博士の研究でエネが沢山トラッシュされる
③エレキジェネレーターでエネルギーがヒットしやすくなる
の3つの理由から多めに採用しています。特に③の影響は非常に大きいのです。13枚と15枚も試しましたがしっくり来なかったため、個人的にはこの枚数が気に入っています。
不採用・入れ替え候補カード
ここでは様々な理由で不採用となったカードと、入れ替え候補としてあげられるカードを載せていきます。
ポケモン
モココ(エレキダイナモ)・メリープ
エレキジェネレーターに頼らずエネルギー加速が出来るのが強力です。本デッキでは
①クレッフィを採用している関係でベンチの枠が無い
②レジエレキを立てるので精一杯
の2つの理由から不採用となりました。速度は落ちますが、中盤以降の安定感が上がります。
かがやくゲッコウガ
手札に溜まりがちなエネルギーを消費しながらドロー出来ます。ボールから繋がるドローソースという点も優秀ですね。しかし、例によってベンチの枠が無い点と、エネルギーをトラッシュするメリットが少ない点から不採用となりました。モココと組み合わせると相性良さそうです。
そらをとぶピカチュウVMAX-V
一撃ルギアに入っているイシヘンジンとバンギラスVの対策。現在の一撃ルギアにはダイバルーンを使った後のそらをとぶピカチュウVMAXをワンパンする手段がないため、2回攻撃を強要しサイドを有利に取り進めることが出来ます。私も初めはこのカードを採用していたのですが、
①そらをとぶピカチュウVMAXが育つ前に取られる
②ボスの指令・セレナでそらをとぶピカチュウVMAXを無視される
③事故率が上がる
の3つの理由から不採用となりました。特に②の影響が大きいです。現在の一撃ルギアにはボスの指令とセレナが合わせて平均4枚ほど採用されており、加えてネオラントV1~2枚とハイパーボール4枚・キャプチャーアロマ4枚が採用されているため、盤面が完成した後は容易にベンチのポケモンを攻撃し続けることが出来ます。このことから、そらをとぶピカチュウVMAXを出して盤面を制圧するよりも、ライコウVやミライドンexなどでガンガン攻撃して速度で押し切った方が強いと考え不採用となりました。事故らない・ベンチのポケモンは全然攻撃されない と考える場合は採用してみても良いと思います。
レントラーV
主にロスト軸の対策カードです。レジエレキVMAXを並べながらスナイプファングを打つことで、サイドを取り進めつつ相手の手札をトラッシュしてロスト側の動きの鈍らせることが出来ます。次の番相手が何をしたいのか分かりやすくなるのも良いですね。ここはクレッフィと選択枠だと思います。基本ミライドンデッキは何かしらロスト対策をしないと殴り負けるので、そのためにクレッフィかレントラーV(たまに両方入ってる)を採用したいです。ジャッジマンと相性が良いので、レントラーVを採用する際は合わせてジャッジマンを3枚程度採用してあげるとより強く動かすことが出来ます。
グッズ
あなぬけのヒモ
相手のクレッフィケアと、擬似的なボスの指令として使えます。入れ替えカートとの選択になりますが、本デッキでは
①バトル場のポケモンを倒したい時に逃げられるのが嫌
②クレッフィや相手の盤面に合わせて都合良く引くことが難しい
③おとぼけスピットの返しで30回復したい
の2つの理由で不採用となりました。②に関してはペパーが採用されているため諸説ありますが、①と③は明確に入れ替えカートでなければいけない理由です。入れ替え札は結構好みが出るので、自分に合った調整を模索してみましょう。
エネルギーリサイクル
エネルギー管理枠です。このカードがあると終盤にエネルギー切れを起こしづらくなり、エレキジェネレーターのヒット率が上がります。
ポケモンのどうぐ
こだわりベルト
Vポケモンへ対する打点増強カードです。ペパーとの相性が良く、このカードがあるとVSTAR・VMAXのポケモンをワンパンしやすくなります。本デッキでは
①対VSTARはレジエレキVMAX×2で足りる
②環境上位のVMAXポケモンがミュウVMAXとレジエレキVMAXしかいない
③ミュウVMAXはドラピオンVの採用、レジエレキVMAXはプレイングで何とかなる
の3つの理由から不採用となりました。HPの高いVMAXポケモンが環境上位に増えてきた場合、採用を考えたい1枚です。
おはらいグローブ
超タイプへの打点増強カードです。こだわりベルトとは異なり、相手が超タイプであればV・ex関係無しに火力を伸ばすことが出来ます。キュワワー・ミュウ・サーナイトなど比較的超タイプの多い環境ですが、本デッキでは
①レジエレキVMAXで足りる
②ミュウVMAX相手にはドラピオンVでいい
③サーナイトはそこまで使用者が多くないと予想した
の3つの理由から不採用となりました。サーナイトexをワンパンするハードルが少し高いので、サーナイトが環境に増えてきた場合は採用を考えたいです。
スタジアム
シンオウ神殿
主にルギアの対策です。ギフトエネルギーやVガードエネルギー、一撃エネルギーなど多くのエネルギーを無効化し、ルギア側にルギアVSTAR or アーケオスの攻撃を強要出来ます。本デッキではクレッフィ+レジエレキVの組み合わせを基盤としているため、ビーチコートで再現率を上げる方が重要だと考え不採用としました。まだ試していませんが、1枚入れてみたりレントラーV型で2~3枚採用してみたりすると強いかもしれません。
無料部分は以上になります。
有料部分では、本デッキの基本的な立ち回りと各対面の相性・立ち回り、本デッキへの対策カードについて解説しています。興味のある方がいらっしゃいましたら是非ご一読下さい。また、質問など何かありましたらTwitter(@aosn_181)のDMまでお願いします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
基本的な立ち回り
本記事をご購入頂きありがとうございます。
こちらでは本デッキの基本的な立ち回りについて解説します。
本デッキはミライドンexからベンチにポケモンを展開し、エレキジェネレーターでエネルギーを加速して攻撃する、というのが基本の動きとなります。
1ターン目は、ミライドンexからポケモンを展開します。初動で場に出すポケモンはミライドンex×1~2、レジエレキV×3、@1 が基本となります。@1の枠は相手によって変えます。ロスト軸対面ではクレッフィ、ミュウ対面ではライコウV、というような感じです。ここで一つ注意点なのですが、初動でクレッフィを無理にバトル場へ出してはいけません。クレッフィをバトル場に出すと、自身のポケモンの特性(主にミライドンex)も止まってしまうからです。ミライドンexの特性が止まると思うように展開が出来なくなり、次の番以降の動きが弱くなってしまいがちです。そのため、次の番にクレッフィを逃がしつつやりたいことが出来る手札・あまりにも弱過ぎて相手を数ターン止める必要がある手札の場合以外は初動でクレッフィを前に出すのはやめておきましょう。
また、後攻の場合は上記の展開に加えてミライドンex・レジエレキV・ライコウVで攻撃しにいきます。このデッキは相手よりも先に攻撃してサイドを有利に進めることが重要です。そのため、後攻1ターン目は積極的に相手のポケモンを倒しにいきましょう。
2ターン目は、3体並んでいるレジエレキVのうち2体をVMAXに進化させ、ミライドンexや残りのレジエレキV、ライコウVで攻撃しにいきます。相手のポケモンがVSTAR・VMAXの場合はミライドンex・ライコウVで、非V・exポケモンの場合はレジエレキVのスイッチボルトかライトニングウォールでワンパンを狙います。特に、レジエレキVで攻撃する動きはロスト軸対面で重要になりますので、安易に全てのレジエレキVを進化させないようにしましょう。
3ターン目以降は、引き続きミライドンexや残りのレジエレキV、ライコウVで攻撃します。毎ターン相手のポケモンを倒しサイドを取り続けることがベストです。そのためにも、手張りやエレキジェネレーターなどでエネルギーを付ける場所はよく考えましょう。攻撃したポケモンが倒れた後の展開を考え、次のターンにどのポケモンで攻撃する必要があるのかを意識してエネルギーを付けます。そうすることで、次のアタッカーのエネルギー要求値を1枚減らしたり、手札干渉されても問題ない盤面を形成したりすることが出来ます。
各対面の相性・立ち回り
こちらでは各対面の相性・立ち回りについて解説します。相性は 有利・微有利・互角・微不利・不利 の5段階の指標を用いて解説します。各相性の勝率目安は以下の通りです。
有利 :60%~
微有利:51~59%
互角 :50%程度
微不利:41~49%
不利 :~40%
また、分かりやすくするため理想盤面の画像を載せていますが、画像はあくまでも理想です。必ずしも毎試合画像のような盤面が綺麗に揃うとは限らないためご了承下さい。
VSロストギラティナ
先攻:有利 後攻:微有利
有利対面です。この対面では、ギラティナV/VSTAR以外がバトル場に来たらスイッチボルト、ギラティナV/VSTARがバトル場に来たらフォトンブラスターでサイドを取ることを目指します。そのため、サイドプランは1-1-2-2となります。空の封印石はほぼ使いません。また、先攻・後攻どちらでも立ち回りはほぼ変わりません。
・1ターン目
![](https://assets.st-note.com/img/1678456182268-RTgvVi8ng1.png?width=1200)
※どのロスト軸か分からない場合
![](https://assets.st-note.com/img/1677980993404-7XJEtRcMGh.png?width=1200)
※どのロスト軸か分かる場合
ミライドンex×2・レジエレキV×3・クレッフィ×1を場に出します。上記の展開が不可能な場合でも、最低限ミライドンex×1とレジエレキV×3 は場に出しておきたいです。上記4体に加えてクレッフィを1体も置けるとなお良いです。
理想は画像のような盤面ですが、実際の所1ターン目は相手のデッキがロストギラティナかロストバレットなのか分からないことが多く、ロストバレット対面の場合はクレッフィを2体使う可能性があるため、2体目のミライドンexは置かずにベンチを1~2個空けておくことをおすすめします。但し、マリガンや最初のポケモンでデッキが分かった場合はベンチを埋めてしまって構いません。この時、2個目の画像のようにクレッフィを前に出して番を終われると強力ですが、次の番の動きに支障が出る場合はやめておきましょう。クレッフィを前に出さない場合は、ミライドンexを前に出します。また、手張りはミライドンexにしておくことをおすすめします。2ターン目にミライドンexが攻撃する可能性があるのと、2ターン目の目標であるスイッチボルトのためのエネは次のターンの手張りで解決出来るからです。2ターン目以降はロストギラティナと判別出来た場合の立ち回りになります。
・2ターン目
![](https://assets.st-note.com/img/1677981205195-WDJK3Is3mc.png?width=1200)
スイッチボルトでサイドを取りにいきます。まず、タンデムユニットからレジエレキVとミライドンexをベンチに出し、次にサポートを使いながらレジエレキVを1~2体進化させます。前の番にクレッフィが置けていない場合はここで出します。この時、相手のバトル場のポケモンによって必要な行動が変わってきます。具体的には
①キュワワー・ヤミラミ・かがやくゲッコウガ:2体進化+スイッチボルト
②ウッウ:1体進化+スイッチボルト
③ギラティナV:フォトンブラスター
となります。①・②の場合はスイッチボルトでサイドを取りながらクレッフィを前に出す行動で良いのですが、③の場合のみ必要な行動が全く違います。相手側はスイッチボルトでサイドを取り進められることを嫌い、ギラティナVでアビスシークをしてくることがあります。この行動を取ってきたらこちら側のチャンスです。現在のギラティナはVSTAR-Vの3-3採用が多く、1体倒してしまえば相手側は3体目のギラティナを用意しづらくなるからです。ここで1ターン目に手張りしておいたミライドンexのエネルギーが活きます。1ターン目にエネルギーを付けておいたことにより、この番ミライドンexはエレキジェネレーター1ヒット+手張りで攻撃することが出来ます。2ヒットと1ヒットとでは確率に雲泥の差があるため、ロストギラティナ対面では積極的にこの動きを狙っていきます。
なお、クレッフィを前に出した返しにあなぬけのヒモを使用された際は、ミライドンexを前に出します。理由はいれかえカートで回復出来るからです。この動きをしてくる時は大体おとぼけスピットが飛んでくるのですが、その返しでミライドンexにいれかえカートを使うと残りHPが140になります。すると、ミライドンexのHPがおとぼけスピットでもロストマインでも倒されないラインに到達し、終盤の負け筋を消すことが出来ます。
・3ターン目~
3ターン目以降は2体目のミライドンexにエネルギーを付けつつ、ジャッジマンで相手の手札を流します。
3ターン目になってくると相手側の手札と出来る行動が増えてくるため、理想盤面が完成し次第ジャッジマン+スイッチボルトで全力で相手の動きを止めに行きます。スターアルケミーはこの辺りで使用するのがおすすめです。「ツツジの返しに取っておいた方が良いのでは?」と考える方もいらっしゃると思います。しかし、先にこちらから手札干渉をして対戦のテンポを取り続ければツツジは打たれない、もしくは打たれても問題ないことが多いため、先に使ってしまっても問題ありません。
ギラティナV/VSTARが出てきたらミライドンex、それ以外が出てきたらレジエレキVで攻撃することを意識して戦いましょう。
VSロストバレット
先攻:有利 後攻:有利
有利対面です。この対面では、ミライドンexにエネルギーを付けつつ、スイッチボルトでサイドを取ることを目標にします。何故ミライドンexにエネルギーを付けておくのかはこの後解説します。基本的な立ち回りはロストギラティナ対面とほぼ同じですが、相手側のかがやくゲッコウガの採用の有無で作りたい盤面が少し変わるため、ここではロストバレット(水)とロストバレット(水以外)で分けて解説します。先攻・後攻どちらでも立ち回りはほぼ変わりません。
・1ターン目(ロストバレット(水))
![](https://assets.st-note.com/img/1678456182268-RTgvVi8ng1.png?width=1200)
※どのロスト軸か分からない場合
![](https://assets.st-note.com/img/1677980993404-7XJEtRcMGh.png?width=1200)
※どのロスト軸か分かる場合
レジエレキV×3、ミライドンex×2、クレッフィ×1を出します。ロストギラティナと同様に、最低限ミライドンex×1、レジエレキV×3は場に出します。どのロスト軸か分からない場合は、上記4体とクレッフィ1体までにとどめておきましょう。2ターン目以降はロストバレット(水)と分かった状態の立ち回りになります。
・1ターン目(ロストバレット(水以外))
![](https://assets.st-note.com/img/1678456182268-RTgvVi8ng1.png?width=1200)
※どのロスト軸か分からない場合
![](https://assets.st-note.com/img/1677982071873-DwkIaP6frG.png?width=1200)
※どのロスト軸か分かる場合
レジエレキV×3、ミライドンex×1、クレッフィ×2を出します。こちらも最低限ミライドンex×1、レジエレキV×3は場に出します。どのロスト軸か分からない場合は、上記4体とクレッフィ1体までを出します。2ターン目以降はロストバレット(水以外)と分かった状態の立ち回りになります。
・2ターン目(ロストバレット(水))
![](https://assets.st-note.com/img/1677981205195-WDJK3Is3mc.png?width=1200)
レジエレキVを1~2体進化させ、スイッチボルトでサイドを取りにいきます。この時、残りのベンチに出すポケモンはレジエレキV×1、ミライドンex×1、クレッフィ×1です。クレッフィは1体だけ置きます。理由は、げっこうしゅりけんでクレッフィを取られた際に相手側のサイドプラン1-1-2-2が成立してしまうからです。げっこうしゅりけん1-1取りを通されてしまうと相手のサイドプランがとても楽になってしまうため、1体に絞ります。
・2ターン目(ロストバレット(水以外))
![](https://assets.st-note.com/img/1677982288057-UtFwNWzjb4.png?width=1200)
レジエレキVを1~2体進化させ、スイッチボルトでサイドを取りにいきます。この時、残りのベンチに出すポケモンはレジエレキV×1、クレッフィ×2です。クレッフィは2体置きます。理由は、げっこうしゅりけんでサイドをまとめ取りされる心配がないからです。一応ルチャブルの特性フライングエントリー+ロストマインで取られる可能性はありますが、クレッフィがバトル場に居る関係でボスの指令を打ちながらでないとこのプランは成立せず、ジャッジマンを途中で挟めばほぼ揃うことはないため切っています。ヤミラミのひっかくで20ダメージを刻まれたら、ひっかくを2回打たれた時にいれかえカートで回復しましょう。
・3ターン目~(共通)
ミライドンを育てながらスイッチボルトでサイドを取り進めます。理由は、ミルタンクで数ターン足止めされる可能性があるからです。ミライドンをいつでも攻撃出来る状態にしておくことで、相手がミルタンク(ミラクルボディ)をバトル場に出してきた際にミライドンで倒し、止まらずにサイドを取り続けることが出来ます。また、ミルタンクを倒す際は合わせてジャッジマンを使用出来ると効果的です。ガラルサンダーVが採用されている可能性があり、ガラルサンダーV+エネ(ミラージュゲート)+空の封印石+ボスの指令でレジエレキVMAXを取られたらゲームが終わりかねないからです。それでも揃ったらgg。相手が強いです。
VS雪道ミュウ
先攻:互角 後攻:微不利
互角~微不利対面です。この対面では、ライコウVで相手よりも先に攻撃し、ドラピオンVを絡めながら最速でサイドを取りきることを目指します。また、現在フュージョン型よりも雪道型の方が使用率が高いことから、雪道型に絞って説明します。万が一、相手がフュージョン型であった場合も基本的な立ち回りはほぼ同じです。
サイドプランは、空の封印石を使った最速ルートが可能な場合は2-4、不可能な場合は3-3or2-3-1を目指します。終盤は雪道ツツジで全てを解決される可能性があるため、なるべくツツジを打たせず2-4プランを通したい所です。しかし、ミュウにはジャッジマンも多く採用されているため、結局の所は引き次第になることが多いです。最後まで自分の右手を信じて戦いましょう。
・1ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1677980283525-Vk6ZH3K2iu.png?width=1200)
先攻の場合は全力でベンチを展開し、ライコウVに手張りすることを目指します。ここで出すポケモンは ミライドンex×2、レジエレキV×3、ライコウV×1 です。ミュウデッキのVポケモンは全体的にHP水準が低いため、ライコウVに手張りしておけば次の番ほぼ確実に相手のVポケモンを倒すことが出来ます。相手がVポケモン以外を壁にしてきた場合については先攻2ターン目で説明します。加えて、手札にサポート・ビーチコート・ロストスイーパーがある場合は、返しの頂への雪道に備えて極力温存します。また、可能であればミライドンexを前に出して番を終わりましょう。そうすれば、万が一相手がフュージョン型で後一メロディアスエコーを狙ってきた場合、パワータブレット×1を要求に含めることが出来ます。
・1ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1677980324511-pwBHoWhCck.png?width=1200)
後攻の場合は死ぬ気でライコウVを立ててサイドを取りにいきます。ミュウ側に先にサイドを取り進められると、ほぼ確実にサイドの獲得が間に合わなくなるからです。もしライコウVで攻撃出来なかった場合は、空の封印石を使った2-4プランを目指します。こちらの場合も、手札にサポート・ビーチコート・ロストスイーパーがあった場合は極力温存します。
・2ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1677980383607-GUav9uKHSM.png?width=1200)
ミライドンexにエネルギーを付けながらレジエレキVを進化させつつ、ライコウVでサイドを取りに行くことを目指します。レジエレキVは進化可能な場合、全て進化させます。理由は、レジエレキVのままだとボスで簡単に取られる可能性があり、逆に3体進化させるとミライドンがミュウVMAXをワンパン出来るようになるからです。ライコウVは余程のことが無い限り返しの攻撃できぜつしてしまうため、なるべく早く後続のミライドンexを育て始めます。ここで取るサイドは大体2枚ですが、オドリドリを壁にしてきた場合はボスの指令でベンチのVポケモンを取りに行きます。手札的にベンチを取るのが難しそうな場合は、そのままライコウVでオドリドリを取ってしまいましょう。ここでサイドを取らないとほぼ確実に相手の2-2-2プランを通されてしまうため、1枚でもいいのでサイドを取りましょう。
オドリドリを取らずにミライドンexを壁にするという選択肢もありますが、そうするとオドリドリが場に残り、ミュウVMAXをドラピオンV以外でワンパンすることが困難になってしまうため、個人的には非推奨です。
・2ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1677980604055-StJMPYYTnw.png?width=1200)
※ミライドンexで倒せる場合はミライドンexで倒す
ドラピオンVで相手のミュウVMAXを倒しにいきます。ここでは、後1にライコウVで2枚サイドを取れたという前提で説明を進めます。先2でライコウVが倒され、相手のバトル場にはミュウVMAXがいる状態を想定すると、ドラピオンVで攻撃出来ればサイドが獲得出来ます。ここで空の封印石を使うことが出来ればゲームを終わらせることが出来るのですが、ジャッジマンを打たれることも考えると確率は低めなので、出来たらラッキー程度に思っておきましょう。また、空の封印石を使えなかった場合は3ターン目に相手のポケモンを倒せるかどうかの勝負になるため、ミライドンexにエネルギーを集めながらレジエレキVを全力で進化させます。もしミライドンexでミュウVMAXを倒せそうな場合は、ドラピオンVをベンチに出しつつミライドンexでサイドを取って下さい。そうすることで、相手にボスの指令orツツジの2択を押し付けることが出来ます。スイッチャーツツジって言われたら泣きましょう。
・3ターン目(先攻)~
![](https://assets.st-note.com/img/1677980604055-StJMPYYTnw.png?width=1200)
※ミライドンexで倒せる場合はミライドンexで倒す
ドラピオンVorミライドンexで相手のミュウVMAXを倒します。後1でライコウVが倒されたと仮定すると、バトル場にいるのはほぼ間違いなくミュウVMAXです。そのため、ドラピオンVorミライドンex+レジエレキVMAX×3でミュウVMAXを倒しにいきましょう。空の封印石+ドラピオンVが揃えばこのターンでゲームが終わるので、積極的に狙いにいきます。揃わなかった場合は、ドラピオンVorミライドンexでミュウVMAXかベンチのVポケモンを取ります。また、次の番で確実にドラピオンV+空の封印石のサイド獲得が可能な場合、クレッフィorミライドンexを前に出し番を終わるのもありです。しかし、この行動はジャッジマンを打たれた場合に裏目になるため、実行する場合は相手の動き・トラッシュ・手札の枚数をよく観察した上で、ジャッジマンが打たれないと思った時のみ実行しましょう。
・3ターン目~(後攻)
残ったアタッカーで相手のポケモンを倒せれば勝ちです。大体ツツジを打たれているため、必要札が引けるよう前の番に山札を限界まで圧縮してお祈りしましょう。
VS一撃ルギア
先攻:微不利 後攻:不利
不利対面です。この対面ではライコウV+空の封印石でルギアVSTARを倒してサイド3枚取ることを狙いつつ、毎ターンサイドを取り進めることを目指します。サイドプランは2-3-1or2-2-2です。
また、この対面は個人的に最も不利だと感じています。その理由として、イシヘンジンの存在が大きいです。このポケモンを出されるだけでこちらのサイドプランをずらされながら全てのポケモンをワンパンしてくるからです。2-3-1プランならイシヘンジンを倒すメリットがありますが、そうでない時に倒してしまうと2-2-1-1のようにサイドを取り進めるスピードが非常に遅くなってしまうため、サイドレースで負けてしまいます。それを避けるためにも、この対面では積極的にボスの指令や空の封印石を使って相手のVポケモンを中心に倒していきたいです。
その他注意点として、相手がサイドを獲得していない時はレジエレキVMAXを立てないことをおすすめします。相手に3-3プランを取られてしまう上に、こちらがバンギラスVをワンパンしづらくなります。そのため、レジエレキVはバンギラスVを倒す時まで極力進化しないでおくのが理想です。
・1ターン目(先攻)
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ミライドンexにエネルギーを付けながらベンチを展開します。場に出すポケモンはミライドンex×2、レジエレキV×3、ライコウV×1です。次の番確実に動けるならレジエレキVかミライドンexを1匹クレッフィにして前に出してもいいです。相手がネオラントV依存の手札だった場合、止まってくれる可能性があります。
手張りについて、次の番で確実に攻撃するならライコウVに手張りでは?と思う方もいると思います。しかし、そうすると後2でライコウVが倒されてしまった際に2-3-1プランを狙うのが難しくなってしまいます。そのため、エレキジェネレーターが手札にある、もしくは次の番使えそうという場合はミライドンexで攻撃することを目指します。無理そうな場合はライコウVに手張りして2-2-2プランを狙います。
・1ターン目(後攻)
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後攻の場合も同様の理由でミライドンexで攻撃することを目指します。但し、こちらは先攻に比べ遥かにハードルが高いため、エネルギーが足りなさそうな場合はライコウVで攻撃してしまっても構いません。とにかく相手よりも先にサイドを取り進めましょう。ミライドンexで攻撃した場合のサイドプランは2-3-1、ライコウVで攻撃した場合は2-2-2を目指します。
2ターン目以降の立ち回りは先攻の場合とほぼ同じです。先攻の立ち回りが1ターン分早まったと考えれば分かりやすいかと思います。
・2ターン目(共通)
![](https://assets.st-note.com/img/1677980283525-Vk6ZH3K2iu.png?width=1200)
※レジエレキVはバンギラスVを倒す時のみ進化
ミライドンexで相手のルギアVを倒します。一撃ルギアが後攻を取った際はかぜよみを使用して番を返す場合が多いため、ここではルギアVがバトル場にいることを想定します。
この時、手札にボスの指令(セレナ)+空の封印石がある場合はライコウVにエネルギーを1枚付けておきます。相手のルギアVがバトル場にいるということは、ほぼ確実にベンチにもルギアVを出しています。そのため、次の番はボスの指令でベンチのルギアVSTARを呼びながらライコウVでベンチのルギアVSTARを倒し、サイド3枚取りを狙いにいきます。
次の番の3枚取りが難しそうな場合は、バンギラスVが前に出てきても良いようにミライドンexにエネルギ―を付けておきましょう。
また、もしこの時点で相手の場にルギアVが一体しかいない場合は、全力でそのルギアVを倒しにいきます。森の封印石を使ってもいいです。アッセンブルスターを打たれる前にルギアVを全て倒せたらほぼ勝ちです。
・3ターン目~(共通)
![](https://assets.st-note.com/img/1678450769727-Z0ZkFVn9h1.png?width=1200)
ライコウV+空の封印石で相手のルギアVSTARを倒します。ここでサイドを3枚取ることが出来れば後はなんでも一体倒せれば勝ちなので、積極的に狙っていきます。
サイドを3枚取ることが難しい場合はミライドンexで攻撃してサイドを1~2枚取り進めます。2枚取れるとかなり強いですが、大抵の場合イシヘンジンを倒すことになるため、次の番に空の封印石+ライコウVを決めるためにも博士の研究などで全力でデッキを回しましょう。4ターン目にも空の封印石+ライコウVが決められなさそうな場合はスイッチボルト⇒クレッフィ前でお祈りします。
また、盤面によってはスイッチボルト(120[=60×2])+ダイナミックテール(190)=310でルギアVSTARをツーパンすることが出来ます。そのため、相手が一撃ポケモンを沢山並べてきた際はドラピオンV+空の封印石のルートも視野に入れておくと役に立つかもしれません。
VSミライドン(ミラー)
先攻:微有利 後攻:微不利
先攻側が有利です。この対面では、レジエレキVMAXをアタッカーにすることで相手の要求を上げ、一方的にサイドを取り進めることを目指します。サイドプランは2-2-2or2-3-1です。空の封印石はほぼ使いません。スピード勝負のため、毎ターンサイドを獲得し続けることが重要となります。先攻と後攻で立ち回りが若干異なるため、分けて解説します。
・1ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678451486419-f5gNKyEG7a.png)
ベンチを4体まで展開し、ミライドンexを前に出しながらレジエレキVまたはライコウVに手張りします。ここで場に出すポケモンはミライドンex×1・レジエレキV×3・ライコウV×1です。ベンチを4体以下にすることで、相手が後1ライトニングロンドを目指した際に20+(20×9)=200ダメージとなり、ミライドンexがワンパンされなくなります。こうすることで、相手側がミライドンexを倒すためには後1フォトンブラスターを決めなければいけなくなります。ただし、手札に余裕がある場合はクレッフィを前に出して相手の展開を阻害してもいいです。
手張りは2ターン目にレジエレキVMAXで攻撃出来そうならレジエレキV、そうでない場合はライコウVに手張りします。
・1ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678451516069-tT525mjpHl.png)
ライコウVまたはミライドンexで攻撃し、サイドを取り進めることを目指します。場に出すポケモンはミライドンex×2、レジエレキ×3、ライコウV×1です。相手がベンチを5体置いた場合はライコウV、4体以下の場合はミライドンexで攻撃します。大体5体置いてくれないので、リソースはカツカツになりますが全力でフォトンブラスターを狙いに行きましょう。万が一サイドを取れなさそうな場合は、クレッフィを前に出して相手の2-2-2プランを阻害します。この場合のこちらのサイドプランは2-3-1です。
・2ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678451469325-gm5K7x5nyb.png?width=1200)
レジエレキVMAXまたはライコウVでサイドを取り進めることを目指します。1ターン目で絞ったベンチを一気に広げる所から始めます。3体目のレジエレキVはここで置きます。
この番の理想はレジエレキVMAXで攻撃することですが、先攻を取っている時点でだいぶ有利なため、エネルギーが足りない場合はライコウVで攻撃しても構いません。ジャッジマンで手札を流される可能性があるためレジエレキVは出来る限り全て進化させ、余ったエネルギーはミライドンexに付けます。これは後に相手のレジエレキVMAXを倒すためです。
・2ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678451469325-gm5K7x5nyb.png?width=1200)
レジエレキVMAXまたはミライドンexで攻撃します。理想はレジエレキVMAXで攻撃することです。
こちらのライコウVを倒した相手のポケモンがミライドンex・ライコウVだった場合は、レジエレキVMAXで前のポケモンを倒しにいきます。レジエレキVMAXを前に出すことによって、相手にレジエレキVMAX×3(×2+ベルト)orボスの指令を要求することが出来ます。
相手のバトル場がレジエレキVMAXだった場合はボスの指令を使ってベンチのレジエレキVを倒しに行くか、可能であればミライドンexで前のレジエレキVMAXを倒しに行きます。かなり要求が高いですが、ここを乗り越えないとミラーの後攻で勝利するのは厳しいです。
・3ターン目~(先攻)
レジエレキVMAXorミライドンexorライコウVで攻撃しサイドを取り進めます。3ターン目以降もやることはほとんど変わらず、毎ターンサイドを取り進めることを目標にアタッカーを育てます。
また、本デッキはこだわりベルトを採用しておらず、場のレジエレキVの数が2体以下になると相手のレジエレキVMAXをワンパンすることが不可能になるため、なるべくレジエレキV/VMAXは場に3体以上残しておくことを意識しています。
・3ターン目~(後攻)
レジエレキVMAXorミライドンexorライコウVで攻撃しサイドを取り進めます。ここまで順調にサイドを取り進めることが出来ていれば、この番相手のポケモンを倒して勝ちです。全力でデッキを回しましょう。
最終盤面ではお互いベンチが埋まっていることがほとんどなので、もしまだライコウVが残っていれば最後のアタッカーを立てるのが少し楽になります。
VSサーナイト
先攻:互角 後攻:微不利
互角の対面です。お互い進化軸のため、先に進化出来る先攻側の方ががやや有利です。
この対面では、レジエレキVのライトニングウォールを使い、相手の要求を上げながら毎ターンサイドを取り続けることを目指します。サイドプランは1-1-2-2or1-1-1-1-2です。先攻・後攻どちらでも立ち回りはほぼ同じです。1ターン目のみ先攻・後攻で動きが異なるため分けて解説します。
・1ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460475681-gdO9ADlVe0.png?width=1200)
先攻の場合は、全力でベンチを展開し、レジエレキVまたはライコウVにエネルギーを手張りします。出すポケモンはミライドンex×2、レジエレキV×4です。
手張りはレジエレキVにするのが理想ですが、2ターン目で確実に攻撃してサイドを取りたいため、2ターン目にレジエレキVがライトニングウォールを使えなさそうな場合は、レジエレキVを1体ライコウVに変えてライコウVに手張りします。
・1ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460525267-tyr5kuPFvz.png?width=1200)
後攻の場合は、ライコウVでサイドを取りにいきます。この対面では毎ターンサイドを取ることが最も重要なため、全力で相手のポケモンを倒しに行きます。なお、ライトニングウォールが宣言出来そうな場合はこちらの方が強いので、ライコウVを1体レジエレキVにしてライトニングウォールを打ちましょう。
・2ターン目(共通)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460622121-AbJ4BxmRLh.png?width=1200)
※サーナイトexを倒す時のみ3体目のレジエレキVを進化
ミライドンexを育てながら、レジエレキVのライトニングウォールでサイドを取り進めます。クレセリアなどライトニングウォールでワンパン出来ないポケモンを壁にされた場合は、必要な分だけレジエレキVを進化させて攻撃します。
加えて、レジエレキVが前で粘ってくれている間にベンチのミライドンexにエネルギーを付けておきます。理由は、相手がサーナイトexを出してきた際にすぐボスの指令で倒せるようにするためです。
・3ターン目~(共通)
引き続きレジエレキVのライトニングウォールでサイドを取り進めます。相手がサーナイトexを出してきた場合はボスの指令を使用し、ミライドンexで倒しにいきます。サーナイトデッキはサーナイトexのエネルギー加速を軸にしているため、まだ山札が圧縮され切っていないこの場面で倒せれば1~2ターン止まってくれる可能性が高いです。また、何らかの理由でザシアンVが場に出てきた場合も積極的に倒しにいきたいです。
サーナイトexを倒せない場合は、こちらの盤面が準備出来次第ジャッジマンを打って相手の要求を上げましょう。ザシアンV+空の封印石+ボスの指令でレジエレキVMAXを取られたらひとたまりもないです。
サイド2枚獲得を何回出来るかと相手が何ターン止まってくれるかがこの勝負の鍵です。
VSアルセウスギラティナ
先攻:微有利 後攻:互角
互角対面です。レジエレキVMAXを2体以上立てながらミライドンexで攻撃することを意識して戦います。先攻でも後攻でも立ち回りはほぼ変わりません。空の封印石は余裕があれば使用したい所ですが、雪道+ジャッジマンの復旧札として森の封印石が有効なため使う機会はあまりないです。頂への雪道がとにかく重いので、スタジアムとロストスイーパーはなるべく温存して戦いましょう。1ターン目のみ先攻と後攻で動きが異なるため分けて解説します。
・1ターン目(先攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460783680-gSRCdPz9ur.png?width=1200)
先攻の場合はミライドンexにエネルギーを付けながらベンチを展開します。場に出すポケモンはミライドンex×2、レジエレキ×4です。頂への雪道でミライドンexの特性を止められてしまう可能性があるため、展開出来る時に展開しておきます。
・1ターン目(後攻)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460783680-gSRCdPz9ur.png?width=1200)
後攻の場合はフォトンブラスターで前のVポケモンを倒しにいきます。フォトンブラスターが打てない時と相手のバトル場がVポケモンでない時は倒しに行かず、ミライドンexを前に出して番を返します。ミライドンexであればこだわりベルトが効かず、アルセウスVSTARのトリニティノヴァを200-20=180ダメージで耐えることが出来るからです。
また、先攻・後攻の場合共に封印石を引いた場合は2ターン目以降のジャッジマンケアとして貼っておきます。
・2ターン目~(共通)
![](https://assets.st-note.com/img/1678460901219-Gb7M6dggOJ.png?width=1200)
レジエレキVを2体以上進化させながらミライドンexで攻撃してサイドを取り進めます。ここから先はミライドンexで攻撃し続けることになります。相手よりも先に攻撃し、その後常に相手のポケモンを毎ターン倒し続けることが出来れば押し勝てるため、全力でデッキを回しましょう。もしワンパン出来ない場合はスイッチボルト⇒レジエレキVMAXで削りを入れたり、ライトニングウォール×2でツーパンすることもあります。頂への雪道を乗り越えられれば勝てます。
本デッキの対策カード
こちらではミライドンデッキへの対策として考えられるカードを幾つかご紹介します。参考程度にどうぞ。
ガラルサンダーV
元ムゲンダイナキラー。CL当日に当たった全ロストバレット使いが入れてました。後述する空の封印石と合わせて採用されていることが多いため、意気揚々とレジエレキVMAXを構えているとガラルサンダーV+空の封印石+ボスの指令で急にサイドを4枚取られてしまうことがあります。クララでエネごと使い回されるのも厄介な点。
空の封印石
最近採用が増えてきているカード。ミライドン以外だとバレット系のデッキとサーナイトに多く採用が見られます。レジエレキVMAXのHPが310と低めなため、そこを突かれると非常に苦しいです。
セイボリー
急に来ると困るカード。裏工作パルキア同時に環境から姿を消した…と思いきや、まだまだその強さは健在でした。どのポケモンもトラッシュに送りたくないため、対処するのが結構面倒です。
崩れたスタジアム
セイボリーと同理由。レジエレキVMAXを軸にしたミライドンデッキはレジエレキVMAXを広げる関係でどうしてもベンチを制限するカードが重くなりがちです。こちらはスタジアムの張り替えで対応出来るので、セイボリーほどきつくはないです。
頂への雪道
現環境最強スタジアム。ミライドンexとレジエレキVMAXの特性が止まるため、VSTAR・VMAX相手の時に雪道を張られるとめちゃくちゃきついです。手札干渉を合わせられたら大体遭難します。
おわりに
有料部分は以上になります。本記事が少しでも皆様の参考になっていましたら幸いです。
数週間後にはCL宮城の開催が控えていますが、時期が時期ということもあり私自身は参加出来るか分かりません。もし参加出来る場合は全力で臨み、今度は決勝トーナメント進出と優勝を目指して頑張っていこうと思います。CL宮城に出場される方々、応援してます。
改めまして、最後まで読んで下さりありがとうございました。