私の覇王としての生き様
覇王ってなんだよ、ラオウなんですか?って言われますが、マジでギャグじゃなくて覇王になりたいと思っています、記事を書いている2025/1/12時点で満31歳女性です。
始まりは以前交流あったフォロワーから2021年に「覇道を極めし青の性女」というキャッチコピーを頂いた事が発端です。それから、何となく「覇王になりたいなー」と思っていたのですが、最近私の思う「覇道」が定まってきたのでここに記します。
私はSMクラブというSMプレイを売りにする、主に女王様というSの女性プレイヤーがSMプレイをしてくれる風俗店に1年半在籍していました。元々趣味でSMしていたのが高じて勤めていたのですが、在籍している女王様の中には「女尊男卑」の世界を売りにする女王様が多くいらっしゃいました。でも、私は「え、じゃあ私が仮にS男性だったら君たちは従ってくれないのかい?」と感じてしまいました。元よりパンセクシュアルで、性自認自体は女性ではありますが、発達障害や家庭の方針で壊滅的に家事ができなかったりする為女性らしい生き様を元々自分が好んでなかったこと、性別による対応や括りが人より緩かったりする事もあり、自分が女性だから優遇される事に抵抗感がありました。私は「女」王様だから、貴方を傷付けても許されるの?そうじゃないでしょう。「私」が好きだから付いてきなさい!と思っていた訳です。その為、Sとしての呼称でSMクラブに在籍してる間は女王様を名乗っておりましたけど、女王様という呼称自体は好きではありませんでした。
その為、私がSとして、Dominant(支配者、SMのジャンルの中で精神的な支配をする側の人のこと)として、生きる生き様として覇王が似合ってるなあとは思っていました。
時間が経ち、1年半前に今度はSの男性の11歳下の現在20歳のパートナーが出来ました。このパートナーの事については↓の有料記事に色々過去書いてあります。
この年下パートナーと接してきて思った事は、世界に絶望して生きづらさを感じている若者に、同じく絶望した世界で生き抜いてきた年上として出来ることはなんだろうという事です。パートナーの影響か、私が歳を取ったからか、20歳前後の友人も増えてきました。彼らの一部は同じく絶望の世界を今、この瞬間、呼吸を止めるか止めないかの瀬戸際にいる。そして、私も過去そうでありました。その彼らに私が出来ること。それは私が藻掻き苦しんできた過去があり、現在も続きながらも、抗い続けて、そして今生きててよかったと思っている事を伝える、その背中を見せ、これからも今まで出来なかった更に先の5年10年を見据えて生きる生き様を示し、悩み苦しむ今の若者に救いの導きをしてやることだと思います。
昔、同じ精神科のデイケアに通っていた友達に「青ちゃんが頑張ってるの見ると、私も頑張ろうと思える」と言われました。その子は私より年上でしたが、同じく社会で呼吸が出来なくて苦しむ女の子でした。
私は私が藻掻き苦しんだとしても生き抜いて、楽しんで生活をしている様を見て、皆の勇気と希望になりたい。それが今の私の覇道です。
覇王って、自分の信念の覇道を生き、その生き様に惚れた奴が付いてくると思ってます。私は女王様や王様より私には覇王が向いている。
私の覇道、付いてきたいなら付いてきて。私の10年後、更にパワーアップした私に、私を見て成長した10年後の貴方を見せて!
プレイヤーとしてではなく、生き様として、覇王を目指しております。生流青でした。