女優の卵、なっちゃんが見せてくれた光に導かれて

「まもなく、開演いたします」
アナウンスが流れた下北沢にある小さな劇場で、私はじんわりと手のひらに汗をかきながら、幕が上がるのを待っていた。なっちゃんが踏む初舞台……、彼女の夢がまた1つ叶っていく瞬間が、あと数秒でやってくると思うと、私まで緊張し、胃がきゅんと痛む。

次の瞬間、会場が真っ暗になり、静けさが広がる。そして、ステージにスポットライトが当たり、キャストたちが登場した。悪役を演じるなっちゃんは、ツルツルの生地をした黒いスーツをきて、青いアイシャドウと濃いリップで決め込み、凛と立っていた。

続きはこちらから
http://tenro-in.com/mediagp/70301


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?