見出し画像

ドラマ「ふったらどしゃぶり」3話を見て

ついに「セックスしたい」と和章(松本大輝)に迫った整(伊藤あさひ)は、例のごとく拒絶されてしまい、ひとり取り残されたような気持ちでいた。そのことを、間違いメールの相手に吐露するも、その相手である一顕(武藤潤)もまた、彼女・水谷かおり(秋田汐梨)との出会った頃の楽しい時間を思い出し、やるせない気持ちになる。そんな中、休日出勤した一顕は会社で偶然整に会い、同期会の店まで一緒に傘を返しに行くことに。返却し終え、店を出たところで、雨が降り出してしまい、美術館で雨宿りをする2人。そして美術館で見たとあるものをきっかけに、ついに、“その時”が訪れて――…。

公式サイトより

一顕とかおりはほんと一見すると仲良しで可愛らしいカップルです。
おそらくかおりの中での一顕はもう恋愛の対象ではないのかも…と思いながら毎週見ています。
整からの返信は朝梅おにぎりをほおばりながら読む内容ではなかったですね。
相手が男と聞いて動揺はしていますがなんと返すのでしょうか。
整も今まで誰にも言えなかった事を吐き出せる場所が出来てよかったと思いました。

さすがに整は和章の横では寝なかったようでソファで起床。
しかし和章は残酷ですね…。言わせないようにすることで今の関係のままでいたいんでしょうけど、整は好きな気持ちを否定されているように思ってしまうんじゃないでしょか。
車に気を付けるように伝える整が少し悲しかったです。

一顕の返信は「まじすか」の4文字!
逆に力抜けてていい気がします。整も噴き出してましたし。
整も「まじすわ」と返信して一顕も噴き出す。
ここでまだ1段階気持ちの距離が近づいたように感じました。
整からの返信の感想が「詰んでんなぁ。」だったあたり、一顕は物事をフラットに見れる人なんでしょうか。いい奴。

ここからの2人の同じ行動を同時に見せる感じ大好きでした。
OPの時のも好きなので嬉しかったです。
なんか可愛いですよね。
メールがお互いの生活の一部になっている感もあって素敵です。
お互いの気持ちを真剣に丁寧に話し合うって、現実でもなかなかできないことだと思います。

休日出勤で偶然会う2人。
休日に取引先の事で出社したり、1人でお店に傘を返しに行こうとしたり、一顕はいろんなところに気遣いができる人みたいですね。
整もそんな彼を分かってか何かと手伝いを申し出ていてほほえましくもあります。
申し出に対しての反応が微妙で面白かったですが。
しかし一顕がずっと後輩感のある話し方をしていて可愛いですね。
整は全部の台詞に。がついているような話し方をしていて性格が出てるなぁと思いながら見ています。

鞄の話のところの
「俺に似合わないっていうか、半井さんに似合ってるって感じ。
しっくりはまってる」
というところで和章が整の事を分かっているというか整が和章で形成されている感じにも思えて2人の年月と深さを感じます。
大雑把な整がそう見えないほどになったのにもそれを感じました。

偶然入った美術館ですがBGMもなく雨音と靴音や衣擦れの音のみで2人とも食い入るように作品を眺めているのが印象的でした。
迷い込むように、導かれるように『法悦』という作品のもとへ行く2人。
同じ作品を見て何かを感じてその気持ちを1番に伝えたい相手がお互いというのはすごいことだし、同じ価値観を共有できる相手だと認識しているということなんだと思いました。
「生きている限りきっと性の葛藤からは逃れられない、そんな気がしてすごくズンと来ました」
「やらしいっていうか切ないっていうのか、何か身につまされました。」
二人の伝え方の対比も面白かったです。
意外に一顕の方が情緒のある文章を作ってますね。

お互いの事を確信する瞬間ドキドキでした。
気が抜けたような、また1歩距離が近づいたような2人が可愛らしかったです。

改めて2人が一顕と整として現実で出会ってここからまたどうなっていくのか俄然楽しみになってきました。
こうなる前から2人は先入観などなしで根っこから分かり合って繋がってきている感じがする事に少しエロさを感じるのはなぜなんだろう。
この感覚が伝わる気がしないですが…

来週も2組のカップルに動きがありそうですし2人もご飯にいくのかな?
楽しみに待ちたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!